【ウプサラ留学day163-167】バルセロナ一人旅。魅力的な街。

前回はジュネーブから飛行機でバルセロナに向かったところで終わりました。今回はその続きからです。

バルセロナ空港に着いたのが18時過ぎだったので、まずは空港バスを使ってカタルーニャ広場に向かいます。チケットは帰りの分も合わせて買って1300円ほど。

バスに乗るときに運転手さんから「どこから来たの?」って聞かれたので「日本です」って言ったら「ARIGATO」ってめっちゃニコニコしながら言ってくれました。バルセロナは治安も良くないので警戒していたのですが思わず笑ってしまいました(笑)

ただ運転中、横の車に煽られたのか、めっちゃ叫びながら中指立ててその車と応戦してました(笑)まぁ無事目的地に着いたのでいいんですが。

バルセロナ空港は市の中心部に近く、たったの30分で到着。

このバスは10分おき位に発着しているのでとても便利です。

これが「カタルーニャ広場」。有名な広場ですが、特にここに何があるというわけでもありませんでした。

バルセロナの夜は怖いので急ぎ足で宿に向かいます。

これが今回3泊するホステル「St Christopher's Inns」です。4泊朝食付きで7200円という破格のホステル。このホステルの良さは値段もそうなのですが、何といってもその立地。観光の中心地であるカタルーニャ広場から歩いて2分の距離です。

となりにパブが併設されているので騒がしいというレビューがありましたが、僕はどこでも寝られる系なので問題ありません。

部屋はこんな感じで12人の共同部屋です。このホステルはベッドにカーテンがあるので12人いてもプライベートな空間を作れるのは良いですね。

ホステルに荷物を置いたら夕食を食べに出かけます。飛行機が着陸してから停車するまでの間に調べたホステルの近くのハンバーガーチェーン「TGB」に行くことにしました。このハンバーガー屋さんはスペイン発祥で、イケてるハンバーガー屋さんとして若者の間で人気だそうです。

入るとすぐカウンターがあって、その奥に客席が広がっています。一人客も多く、利用しやすい雰囲気です。

頼んだのはTGBバーガーセットなるもの。これで920円なので、スペインの物価にしては少し高い気がします。

このハンバーガーは黄色いバンズで、少し甘いのが特徴的でした。普通に美味しいけどリピートはしないかなという感じ。

食後はホステルの近くにある大きなスーパーにきました。何か見た事あるスーパーだと思ったら、ベルギーにも沢山あったスーパーですね。

店内はとても広く、2階建てになっていました。そして夜遅いのにお客さんも凄い多い!観光地だからか、とてもインターナショナルな空間になっていました。

スーパーで買ったのはお水(50円)。これしか買ってないのにスーパーの店員さんはとても笑顔で対応してくれました。ありがたい。

ホステルに泊まるときには水を買っておかないと夜に起きてしまったときとかにきつくなるので必需品です。

翌朝。朝食会場は隣接のパブでした。

安いので仕方がありませんが、最低限の物しかないという感じ。でもパイナップルがあるのは嬉しいですね。因みにコーヒーは不味過ぎて飲めませんでした(笑)

8時半に観光スタート。天気予報の通りいい天気です。今日の最高気温は14℃という天国のような暖かさ!

さぁ観光開始、と行きたいところですが朝のコーヒーが不味かったのでまずはカフェで一服してからスタートしたいと思います。

このカフェ「Tim Hortons」はカナダのドーナツ屋さんで、日本には進出していないみたいですが、かなり有名なチェーンです。

よくJustin Birberがここのコーヒーカップを持っている写真をインスタグラムに挙げているので僕もこのチェーンは行ってみたいと思っていました。

しかもこのカフェは今回泊まっているホステルの2つ隣りにあるのです。

店内はこんな感じで、1階が注文スぺ―スで2階がイートインスペースになっています。

ドーナツだけでなく、サンドイッチなども充実していました。

チョコクロワッサンとエスプレッソのセットで230円。めちゃくちゃ安くてビビりました。スウェーデンならクロワッサンだけでも300円はしそうですからね。なんなら日本よりも安いんじゃないですかね。

で、エスプレッソを頼んだのはアクシデンタリーで、本当は普通のブラックコーヒーがと買ったのです。ただ店員さんに「ミルクは?」と聞かれたので「ブラックで」といったらこうなりました(笑)

ただエスプレッソを飲んでみてびっくりしました、美味しい!(笑)

今までエスプレッソは流石に苦すぎて飲む人の気持ちが分からなかったのですが、これはとてもまろやかで渋みが少なく、飲みやすかったです。

でも長居したい僕からすると量が少ないのは難点です。

朝なのでお客さんも少なく、とても快適でした。これはまた来ること間違いなしです。

カフェを出た後に散歩がてら向かったのは「カタルーニャ音楽堂」です。100年以上前に建てられたコンサートホールで、世界遺産に登録されています。

入口だけ覗いてみましたが、凄いですね。装飾が豪華。

音楽堂から更に歩いて「バルセロナ凱旋門」に到着。逆光ですが、とても迫力があります。

ここに来るまでの道のりで気付いたのが、バルセロナは他のヨーロッパの国と街並みが違うという事。これまでフランスやオランダ、ベルギーやドイツなどを旅行してきましたがどの国もいわゆる「ヨーロッパの街並み」でした。ただスペインに関しては他の国と一線を画していて、散歩しているだけでとても見ごたえのまる街だと思います。

凱旋門から続く道のりはこんな感じで、まるで南国にいるかのような気分にさせてくれます。

さらにその先には「シウタデリャ公園」という公園があり、こんなきれいな場所がありました。

更に進むと海!冬なのでビーチにいる人は少なかったですが、とってもきれい。そして歩いてきたので暑い!

ビーチ沿いは綺麗な道が整備されていて、午前の散歩には最適です。

ビーチにはいかにも写真を撮ってくださいっていうオブジェがありました。これは何を意味しているんだろう。

ビーチを散歩していたら小腹が空いたので、有名なチュロス屋さん「Xurreria Laietana」に来ました。チュロスはスペイン発祥なのでここにきて食べない訳にはいきません。

お店はとても小さく、11時半という中途半端な時間ながら混んでいました。

少し待ったら集団のお客さんがはけて無事店内に座ることが出来ました。

ここの1番人気メニュー、チョコレートとチュロスのセット(410円)です。このチョコレートはココアとかではなく、本当にチョコレートを溶かした感じのやつで、鼻血が出そうなほど濃厚です。そしてチュロスは揚げたて!

こういう風に砂糖をまぶしてあるチュロスをチョコレートにディップして食べるのがスペイン流。めちゃくちゃ美味しかったです。

チュロスを食べ終えて少し歩いたときに見つけた標識。可愛いけど、これは何を意味しているのでしょうか。

最初っからすっ飛ばして歩いていたので一旦ホステルで休憩。観光の中心地に泊まるところがあると便利ですね。

日中は窓全開で換気されていました。

ゆっくりしようとしたら同じ部屋に泊まっているおじさんが話しかけてきて、「どこから来たんだい?」という事で「日本です」といったらなんかずっと話が続いて、連絡先を好感しておきました(笑)

おじさんはコペンハーゲンに住んでいるらしく、旅をするのが好きだそうで世界中を飛び回っているそうです。来週はタイに行くとか。とりあえず日本を宣伝しておきました(笑)

「煙草を吸うから下でコーヒーでも飲まない?」と聞かれたのですが、一休みしたかったのでお断りしてお話は終了。ホステルはこういう出会いがあるのが魅力ですよね。

一休みした後はまた散歩に繰り出します。今回の旅は勝手に「公共交通機関使わない」縛りでやってます(笑)まぁ空港バスは除いて。

バルセロナと言われて一番最初に思いつくのはFCバルセロナでしょってことで、あの有名な「カンプノウスタジアム」に行ってみたいと思います。スタジアムなので少し街から離れたところにあり、ホステルからは徒歩1時間です(笑)

ホステルで休んだので止まることなく1時間歩き続け、無事到着です!

テレビでしか見たことがないスタジアムは目の前にあるなんて夢のようです。

一人でスタジアムツアーに参加しても面白くないので、バルセロナショップだけ寄ることに。想像通りとーっても高いので何も買いませんでしたが、この地に来れただけで幸せです。

ここからまた1時間歩いて中心部へ(笑)

昼ご飯はチュロスしか食べてなかったのでスーパーに寄りました。

マキアート(90円)とよくわからない惣菜パン(160円)を購入。どっとも美味しくなかったのですが、総菜パンに関してはまず過ぎて気持ち悪くなりそうだったので半分ほど捨ててしまいました。。。

バルセロナでやりたいと思っていたのが散髪(笑)

スウェーデンだと安くても3000円以上する上に腕も普通なので、物価が比較的安いスペインで切ることにしました。

あらかじめ調べてあった韓国系の人がやってるこの「YADA」というお店はカット&シャンプーをたったの1100円でやってくれます。

お店は若い夫婦で経営してるみたいで、ソファーで娘さんが寝っ転がっていました。そして奥さんはスマホでずっと韓国語の動画を鑑賞していました。

もし日本なら絶対に利用しない雰囲気ですが、まぁ安いししっかり切ってくれれば問題ありません。

カットは20分ほどで終わり、ちゃんと見せた写真と通りに切ってくれました。現金のみかと思いきやクレジットカードで支払いも出来て、値段を考えればとても満足できる美容室でした。

髪を切った後は少し早いですが、ケンタッキーを夕食を食べることにしました。

ここのケンタッキーはマクドナルドのようにセルフで注文する形式でした。この方が便利でいいですよね。

注文したのは、ドリンク・チキンバーガー・骨なしチキン・ポテト・アイスのセット。これだけ沢山あってたったの600円です!

日本にいるときは勉強するときにちょこちょこ食べていたので、久しぶりにケンタッキーを食べれて満足です。

夕食を食べたので少し歩きたいと思ってランブラス通りという賑やかな通りに気ました。この通りは海に向かっていて、すりなどが多いの要注意です。

この通り沿いにあるのが観光客に人気の「ブケリア市場」です。

こんな感じで色とりどりのフルーツがたくさん売られていました。

まだ18時でホステルに戻るには早すぎたので、ホステルでパソコンを持ってきてから朝にも来た「Tim Hortons」で作業をすることにしました。

2時間ほど作業をしてホステルに戻り、眠くなるまで動画を見たりしていました。大規模なホステルにも関わらずWi-Fiが早いので助かります。

そしてバルセロナ3日目の朝。もはや朝食は写真を撮るまでもないのでカット。

今日もとてもいい天気で、最高気温は18℃です。

もちろん今日も徒歩で移動して、まず最初に訪れたのが「カサ・バトリョ」というガウディが手掛けた住宅です(現在は博物館)。

正直、バルセロナに来るまでガウディという建築家を知らなかったのですが、彼の建築物はどれもとれも凝っていて、何時間見ても飽きないような装飾が緻密になされています。

さっきの建物の近くには「カサ・ミラ」というこれまたガウディが手掛けた建築物。こういう曲線の建物って作るのが難しそう。そしてこれを建てるの強度計算とかどうやってやったんだろう。この当時はコンピュータシミュレーションとかなかっただろうし。

今日のメインの目的地は「グエル公園」というガウディが手掛けた公園です。公園は海とは反対側の山の方にあるのでかなり坂を上ります。公園の近くにはこんな屋外エスカレーターが設置されていて、とても助かりました(笑)

江の島ならこのエスカレーターも有料ですよね(笑)

そして到着!この写真だけ見たら南国にでも来たのかと勘違いしてしまいそうですね。

そしてこの公園は高台にあるので眺めが最高です!というかガウディのオブジェとかはどうでもよくて、この眺めのために来たと言っても過言ではありません。本当に天気が良く、沢山歩いたので少し汗をかくくらいぽかぽかです。

たくさん歩いて休憩したいと思ったのですが、山の上なので何もないと思いきやパン屋さんを発見!早速入ってみることに。

小さなお店ですが、とてもきれいに陳列されています。

アメリカーノとクロワッサンを注文。値段を見ずに注文したのですが、あまりの安さに驚愕。合計で230円でした!チェーン店ならまだしも、こういう小さなベーカリーがこんな安い値段で提供できるなんて。

クロワッサンは変わった形をしていて、表面にアイシング(?)がされていて、ふわふわ系の生地でした。アメリカーノも十分に美味しく、なによりもこのお店の雰囲気が良かったです。

カフェで一服したあとは坂を下って「サン・パウ病院」へ。別に病気になったわけではなく、ここも有名な観光地なのです。

この建物はガウディのライバルと言われる天才建築家モンタネールが手掛けたそうで、「芸術には人を癒す力がある」という信念のもと設計されたそうです。

たしかに病院と言われなければ教会とかかと思っちゃうくらい立派な建物ですね。

さてこれはもはや名前を述べなくても分かるくらい有名なあれですね。「サグラダファミリア」です。

好天も相まって圧巻です。

サグラダファミリアはどの角度から見ても見え方が違って、表と裏では全く違った雰囲気があります。

サグラダファミリアは着工から100年以上たった今もまだ建設中ですが、2026年に遂に完成するそうです!つまり今度来るときは完成した姿を見ることができるってことですね。

少し離れて見ても美しいですね。ただクレーンは加工して消したい。。。。なんだかウプサラ大聖堂に見えてきてしまうのはウプサラ病でしょうか。

お昼の時間になったので、あらかじめ調べてあったカフェ「Departure Coffee Co.」へ。写真を見ても分かるように人通りのない路地裏にあるのでマップを見ても見つけるのに苦労しました。

店内はおしゃれな感じ。スペインでは昼食の時間が少し遅いせいか、僕が入ったときは他にお客さんがいませんでした。

注文したのはカフェラテとアボカドトースト。合わせて880円。スペインにしては少し高いかなって感じですが、このカフェラテはかなり美味しかったです。アボカドトーストはパンがサクサクに焼かれていて、ふんだんに載せられたアボカドとオリーブオイル、シードが絶妙にマッチして満足のいく昼食でした。

今日は暑いしちょっと疲れたのでカフェのはしごです。またTim Hortonsに来てしまいました。最初に来た時に写真にも写ってるクーポンをもらって、これが激安なのです。一時期のミスドを思い出します。

今回はチョコドーナツと大きめのコーヒーで255円です。ミスドのモーニングよりも安いですね。

ここではしばらくパソコン作業をして休憩。

カフェのはしごからさらにはしご。今度はチュロスの老舗「La Pallaresa Xocolateria Xurreria」です。昨日行ったお店とこのお店が2大人気チュロス店といった感じですが、今回のお店の方が規模は大きいです。

写真の裏側にも席が広がっています。前回行ったお店はカウンターで注文するスタイルでしたが、こっちはレストランのようにオーダーを取りに来ます。

ここでも人気のチョコとチュロスのセットにしました。これで565円ほどなので、少し高めですね。

味は美味しいのですが、昨日行ったところの方が揚げたて感があって美味しかったですね。

たくさん甘いものを食べたので、海まで散歩。日が落ちかけてきていて雰囲気は最高です。

スウェーデンには良さがここにはありますね。

あまりお腹も空いてないので夜ご飯はスーパーで買ったサンドイッチにしました。たまたま半額になっていて、炭酸水と合わせて150円という安さ。もう笑ってしまいますね。

ただ、このカレーサンドイッチなるものはパンがふにゃふにゃしていて、ハムみたいなものも不味かったので最後まで食べ切れず(笑)

昨晩はぐっすりと寝て、3日目の朝になりました。4日目は空港に行くだけで終わってしまうので、今日が観光できる最後の日です。

今日もいい天気なので早速徒歩で観光をするわけですが、歩くとこういういい雰囲気の場所に出会えるのがいいですよね。

まず初めに向かったのは「カタルーニャ美術館」。この美術館の規模は凄いらしいですが、有名なものはあまりないようなので中には入らず。というか一人旅は基本的には入らないですが。

この眺めで十分です。なんかこうやってみると建物の規模感とかが日本と似ている気がします。

今日のメインはお昼ご飯なのですが、行きたいお店が13時からなのでそれまで時間を潰す必要があります。ということで海沿いにあるショッピングモールにやってきたのですが、トイレがなんと無料!それだけでスペインが好きになってしまいます(笑)

時間つぶしにアメリカーノを買ってテラス席で優雅なひと時。何度買っても忘れてしまうのですが、スタバのアメリカーノはまずい(笑)

それにしても1月に二桁の気温のもと海沿いでコーヒーを飲めるなんて幸せ!

スタバでコーヒーを飲み終え、目当てのレストランに向かったのですが、あまりにも遠くてチュロス休憩。一昨日行った美味しかった方のチュロス屋さんでチョコレートなしのチュロスだけ購入。チュロスだけなら160円という手軽さ。この値段で揚げたてのチュロスが食べられるのは嬉しいですね。スペインに住んでいたら毎日買っちゃいそう。

チュロス屋さんの近くにたまたまあったのがこの「サンタ・エウラリア大聖堂」。大聖堂と聞いたらウプサラ大聖堂で対抗してしまう自分がいるのですが、どっちの方が綺麗ですかね。

中に入ろうとしたら今の時間は入れないみたいで、結局これまた外見だけしか見ることが出来ませんでした。

ホステル近くのカタルーニャ広場。夜は何にもない広場ですが、日中はこうやって大量の鳥が群がっています。

子どもたちとか無邪気に鳥を追いかけまわしてるけど、こんなに大量の鳥がいるのは気持ち悪い(笑)

そして開店時間にお目当てのレストラン「Castell de Xàtiva Restaurant」に到着。レビューでは接客が悪いとかって書いてありましたが、一人でパエリアを注文できるところがほとんどないので、仕方なくこのお店をチョイスしました。

スペイン人の昼食は遅いようで、一人でレストランを貸し切ってます。まぁ平日というのもありますが。

注文したのは2000円のランチコース。

昼からワインです(笑)

そしてブロッコリーのスープが美味しい。

パエリアかと思って注文したものはフィデウアというパスタパエリア。

デザートの砂糖漬けオレンジはシナモンでむせる。

といった感じでしたがスペインを感じられるコース料理で価格相応ではありましたが満足です。

そして確かに店員さんはクールな感じでしたね。

もうバルセロナでやりたいことはほとんどやり尽くしてしまったので、天気もいいし海にでも行くかと思って歩いていたら良い感じのカフェを発見。食後のコーヒーを飲みたいと思っていたので立ち寄ってみることに。

店内はとてもおしゃれな感じで、テイクアウト専門店。

240円のカフェラテを注文。ちょっと環境を意識して、蓋を付けずに持ち歩きました。

そしてこのカフェラテがめちゃくちゃ美味しい!今まで飲んできたカフェラテのなかで一番美味しいと思います。

調べずに入ったお店でこんなカフェラテに出会えるなんて!

凱旋門に再会。日の当たり方で色が変わって、何度見ても美しいです。

そして海。

海辺の道を歩いてたら、セグウェイに乗りながらセグウェイのレンタルを宣伝してる人が女性の集団に衝突して派手に吹っ飛んでました(笑)なんか揉めそうな雰囲気になったけど何も起きずに事態は収束。

もう完全にやる事がなくなってしまってので、ホステルの方まで戻りTim Hortonsでデスクワークをすることにしました。旅行中とはいえリーディング課題がたくさんあるのです。

そして夕食は「365」という至る所にあるベーカリーチェーン。

ドリンクとサンドイッチのセットで330円というものがあったので、それを注文してみました。

コーラはもちろん美味しいのですが、サンドイッチは美味しくない。フランスパンの固さが以上で、生ハムともマッチしていない。なぜこれが商品として成り立つのか疑問に思ってしまうレベルです(笑)

なんか今回の旅は食事を外し過ぎてる気がするのですが、これはスペインの食のレベルが低いという事でしょうか。それとも単に運が悪いのか。

まぁでも安くお腹を満たすことが出来たので良いとしましょう。

3日目の夜は早めに寝て、遂に最終日となりました。「遂に」というのは僕がこのブログを書きながら「やっと最終日にたどり着いたよ長い長い」ってことです(笑)

ホステルでもぐっすり眠れる僕ですが、やっぱり安心な場所ではないので何となく疲れはたまるので、やっとマイホームに帰れるのは嬉しいです。

11時50分の便でストックホルムに帰るので8時過ぎにチェックアウトをして、市内に来た時と同じように空港バスで空港に向かいます。

この時間帯はバスが列をなして待っています。多分5分おきとかに出てるのかな。

特に渋滞することもなくあっという間に空港に到着。バルセロナに着いたときとは違う、メインのターミナルから出発です。

時刻表を見て、「あれ、ストックホルムの便ないじゃん」とか思って焦ったのですが、調べてみると「ESTOCOLMO」というのがストックホルムみたいで、スペイン語ではずいぶんと違う呼び方になるみたいです。

搭乗まで時間があるのでバーガーキングでオレオ入りのシェイクを飲みながらブログ編集。どうやらこの時間は日本便があるのか、日本人をたくさん見かけました。

ツアーで来ていると思われる日本人のおじいさんとおばあさん達はバーガーキングのタッチパネルで注文するやつに手こずっていましたが、店員さんがビックリするくらい優しく対応してくれていました。コミュニケーションに必要なのは英語ではなく気持ちですね(笑)

バルセロナからストックホルムまでは3時間くらいかかるので、飛行機に乗る前に昼食を食べようと思ったのですが、どこで食べるか悩み過ぎて時間が無くなってしまい、せっかく買ったハンバーガーを食べ切れませんでした(悲しすぎる(笑))

この空港はガラス張りでとても開放感があって気持ちが晴れ晴れします。

今回使うのはVueling航空というスペインのLCCです。バルセロナからストックホルムまでの3時間強のフライトで5500円でした。ヨーロッパの航空会社は競争が激しいお陰か安くて助かります。

LCCなのにブリッジによる搭乗でした。Vueling航空はグレーと黄色がイメージカラーとなっていて、機体の塗装もなかなかかわいいです。

晴天の中、アーランダ空港に向けて定刻通りの離陸。

そして定刻よりも少し早くアーランダ空港に到着しました。3時間のフライトは長かったのですが、水とグミを持ち込んだので少し快適に過ごせました(笑)

バスに乗ってウプサラ中央駅に着いたときは16時半で、空もだいぶ暗くなっていました。ホステルを出たのが8時過ぎだったのでヨーロッパ間といえど一日つぶれてしまいますね。

そして寮に戻ってきたら僕の扉に何かが掛かっていました。何かと思ったらトイレットペーパーで、隣に住んでいたフランス人のヨハンって人にトイレットペーパーをあげたことがあるのですが、そのお返しをしてくれたみたいです(笑)

このジュネーブバルセロナの旅行期間中に、コリドーメイトの半分が自国に帰っていってしまいました。今度から新学期が始まるので、それまでにまた新しいメンバーが来ると思うと楽しみです。

とりあえず秋学期は部屋に籠ってしまう時期もあったことを反省し、今学期は積極的にコリドーメイトと話していこうと思います。

バルセロナの総括をすると、「最高」でした。まぁ天気が良くて暖かいっていうのが大きな要因ではあるのですが、他のヨーロッパの国とは違う雰囲気があり、イメージしていたよりもずっと人間的にも暖かい国でした。またいつか旅行しに行きたいと思います。

次の旅行の予定はこの時点(1月18日)では3月だったのですが、このブログを編集する1週間前に同じ大学の人たちと2月末にイスタンブールに行くことが決まりました!

というわけで、次の記事はイスタンブールに行くまでの日常編になると思いますが、その次はイスタンブール旅行記になります。まさか行けると思ってなかった国への計画が決まってワクワクです。

とりあえずは授業を頑張りたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また次回。

【ウプサラ留学day160~163】ジュネーブ旅。物価が高い。

1月11日土曜日、新年一発目の旅行はスイスのジュネーブに3泊、スペインのバルセロナに4泊の丸1週間旅行です。

両方を一気に記事にするととーっても長くなりそうなので、今回はジュネーブでの旅の様子をお届けします。ちなみに今回はヨーロッパ遠征でも登場した、ストックホルムに交換留学している友人との旅行です。←ジュネーブだけ。

ジュネーブへのフライトはアーランダ空港10:15発なので、5時半に起床し、7時前のバスに乗って空港に向かいます。流石に真冬の朝は寒い。気温はマイナスです。

空港には家から1時間強で行けるのがウプサラのうれしいところ。フライト時刻の2時間前くらいに空港に到着です。

今回乗るのは最大手のLCCであるeasyJetです。ということで預入荷物を追加せずに手荷物だけで合計7泊を洗濯なしで乗り切るため、圧縮袋を使ってリュックにぎゅうぎゅうに荷物を詰めてきました。

EasyJetの良いところは荷物の大きさ制限はあるものの、重量制限がないところ。すなわちリュックにぎゅうぎゅうにすればかなりの荷物を持っていくことができます。ただ注意したいのが、手荷物が「厳密に1個」と定められているということ。レガシーの航空会社や一部のLCCでは「手荷物1個とパソコンケースなどの身の回り品1個」となっているため、合計2個の手荷物を持ち込むことができますが、EasyJetはそうはいきません。

ただバルセロナ観光は盗難の恐れがあるため、ハンドバッグを持っていきたかったので、登場するときだけ無理やりリュックの上に結び付けて「実質1個」にしたら見事に突破できました。

こんな感じ(笑)

んで、LCCなのにボーディングブリッジがあるじゃんって思ったら

前から乗る人はブリッジからで後ろから乗る人は地上からという初めてのパターン(笑)僕の席は後ろの方なので後ろから搭乗。こないだも言った気がしますが、地上から乗るのが好き派です。←どうでもいい。

飛行機は定刻通りに出発。ジュネーブまでは3時間のフライトです。3時間って意外と長いですよね。

この写真は着陸に向けて降下中のときのものです。よく見ると奥の方には綺麗な山脈が見えます。アルプス山脈でしょうか。

着陸する直前は家が見えたのですが、お庭+プール付きの一軒家が多く、ジュネーブには富裕層が多いのかなと思ったり。

定刻よりも少し早くジュネーブに到着。もう13時過ぎなので僕たちは腹ペコ。早速空港内のスーパーに行ってみると、、、いや、高っ!!

水500 mlが4.9CHF(スイスフラン)=560円!!早速スイスの物価の高さを見せつけられました。

今回3泊するのはこの「ibis badget」というチェーンのホテル。スイスは物価が高いため、なかなか安いホテルがありませんでしたが、このホテルはその中でも比較的安く、朝食込み3泊2人で31,000円ほど。なので一人当たり16,000円くらいですね。それでも高い。

このホテルは市の中心部ではなく、空港まで徒歩10分という位置にあるため、市内に行くにはバスに20~30分乗る必要がありますが、中心部のホテルは高いので仕方がありません。ただ事前に調べていた情報で、ジュネーブのホテルは滞在期間中の公共交通機関の乗り放題カードを無償で配布しているため、中心部から遠くても移動費がかからないのが嬉しいところです。

空港ホテルだからかチェックインが12時から可能だったので、13時過ぎに早速チェックイン。多くのホテルは15時チェックインなので、今回のフライトの時間的に空港に着いてすぐにチェックインできたのは良かったです。なんだかんだで3時間のフライトは疲れたので。

部屋はこんな感じ。必要最低限の機能があり、狭いですが清潔感があって良い感じです。ただ冷蔵庫がなかったのでそれはマイナスポイントですね。

スーパーで買ったサンドイッチと炭酸水。空港から少し歩いたところにある「Migros」というスーパーでは500 mlの炭酸水が100円くらいで売られていました。サンドイッチは800円くらいしたのですが、味はまぁまぁ。

まだ14時過ぎで太陽が出ているので、早速市内の方に観光に行きます。ホテルの前はこんな感じの大きな公園があって、夜などは特に静かなのでいいですね。

ホテルのすぐ近くにバス停があって、始発地点から3個目のバス停なのでバスの中は空いていました。

20分ほどバスに乗って市内に到着。早速観光スポットと呼ばれる場所を周っていきます。この写真はアングレ公園というところにある花時計。季節によって花が変わるみたいなのですが、これが観光スポットとしてカウントされている時点で「ジュネーブ観光場所少ない説」が急上昇(笑)

天気が良かったのでジュネーブの1番の観光スポット「Jet d'Eau」を見に気ました。この大噴水がそれです。高さは140 mで、毎秒数トン噴出されているだけあって、見ごたえがあります。因みに着陸寸前の飛行機からも見ることができました。

近くに行くとこんな感じ。大きさが伝わりますかね。かなり近くまで行けるようになっているのですが、当然ずぶ濡れになってしまうので濡れないところまで行って引き返しました。子供たちは元気にずぶ濡れになって帰っていきましたが(笑)

まだまだ観光地はあるのですが、行きすぎると明日以降にやることが無くなってしまうので、ここでカフェタイム。グーグルで調べたドーナツが美味しそうなカフェはドーナツが売り切れていたので、歩いていて気になったこちらのカフェ「pouly」に寄ることに。このカフェ、というかパティスリーはスイスに何店舗もあるチェーン店みたいで、外見の割にはお手頃な値段でした。

良い感じの雰囲気で、店内の年齢層も高めです。というかジュネーブ自体年齢層が高めか。

カフェの時間帯という事でケーキと飲み物のセットメニューがあったのでそれを注文。店員さんにお勧めしてもらったガレットデロワとアメリカーノです。これで750円なのでスイスにしてはかなり安いと思います。

ガレットデロワはフランスの伝統菓子で、三賢人によってキリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日(1月6日)に食べるものです。この日は11日ということでいいタイミングに食べられて良かったです。ホールのガレットデロワの中には小さな人形が一つだけ入っていて、それを引き当てた人は祝福され、1年幸せに過ごせるそうです。ちなみに僕のカットには入っていませんでした(笑)

アメリカーノの味はまぁまぁといった感じでしたが、ガレットデロワはアーモンドもほのかな香りがして、生地もサクサクで美味しかったです。

カフェを出たのが16時40分。スウェーデンではもう真っ暗な時間ですが、スイスはまだ明るいですね。

今日は飛行機で疲れたのでまだ明るいですが、ホテルに帰ることにしました。ただその前にスイスワインを買いたかったのでスーパーに寄ったのですが、お酒が一切売っていなかったので、スウェーデンみたいに専門店でしか売っていないのかなと思い、このワイン屋さんに来ました。(MIGROSというチェーンのスーパーだけお酒の販売はしてなく、それ以外のスーパーではちゃんとお酒も売っていました←あとから気付きました)

お店は小さいですが、おしゃれな感じです。

このお兄さんが色々説明してくれて、結局ジュネーブで作られた赤ワインを購入することが出来ました。

スーパーで夕食を買って、ワインも調達できたのでホテルに帰ります。ジュネーブはトラムとバスが沢山走っているのですが、このバスは、トラムのように送電線から電力が供給されて走っているのです。なんとも見慣れない感じで少し不格好な気がします(笑)

ホテルに帰ってだらだらしたりお風呂に入ったりしたらもう20時前。買ってきたワインとサラミ、オリーブ、チーズタルト(食事系)を実食。

ワインはこちら、スイスにしては安めの2200円くらいのものですが、そこまで美味しくはない(笑)スイスのワインは生産量のほとんどを国内で消費してしまうため、日本とかにはあまり流通していないみたいなので、味はどうであれ飲むことが出来て良かったです。

二人旅だとこういう夜の時間に話ができるのでいいですね。

翌日は朝8時に起床。この日もだいぶ寒いですが、いい天気です。ホテルからは山脈と飛行機が見えていい景色です。それにしても寒すぎて芝生に霜が降りていますね。

今回は朝食付きなので、ホテルの1階にあるエリアで朝食をとります。ジュネーブはとにかく高いのでここで沢山食べて、それ以降あまり食べない作戦です。

ibisというホテルはフランスのチェーンだからか外装がしゃれています。いや、しゃれているというよりは特徴的。

今日の最初の目的地は「Palais des Nations」という国際連合の事務局なのですが、ホテルから歩いて30分くらいなので歩いて行くことにしました。

ジュネーブはバイクが多く走っていて、アパートの駐輪場にはずらりとバイクが並んでいました。この内半分以上は日本製のバイクなのは嬉しいですね。

朝の清々しい散歩を経て到着です。

今日は日曜日だからか見学ツアーはやっていませんでしたが、この写真が撮れたので満足です。

国連事務局の目の前には「壊れた椅子」というモニュメントがあります。これは地雷に対する反対の意味を込めたものだそうです。この日は小さい子供たちが修学旅行かなんかで沢山訪れていて、皆でこの前で集合写真を撮っていました。

国連の横の公園を歩いていたら馴染み深い形の鐘が。

近づいて見てみたら東京品川寺と書かれていました。どういう経緯でここにこの鐘がやってきたのでしょうか。知っている人教えて下さい(笑)

公園をさらに進むと「Musée Ariana」という無料の美術館があったので寄ってみることに。

館内の作りは立派で、世界の陶器などが展示されていました。

さっきの美術館の向かいには「国際赤十字博物館」があります。ジュネーブには国際機関のヘッドオフィスが沢山あるため、それに併設された博物館等もたくさんあります。

中央駅までバスで移動して、次の目的地は大きめの公園です。公園で少しゆっくりするために、駅にあったUpper Crustでコーヒーと軽食を買おうと思います。

小さな店内。店員さんはあまり英語をしゃべることが出来ず、意思疎通が難しかったのですが、何とかパンオショコラとアメリカーノのセット(430円)を購入することが出来ました。

パンオショコラはこんな感じでサクサクでありつつもスカスカしてない感じで美味しかったです。(伝わるかな)

ここが目的地の「グランジュ公園」というレマン湖沿いにある公園です。さっきの駅からここまではバスで来たのですが、その間にほとんどのコーヒーを飲み干してしまいました(笑)

公園からはこの眺め。天気が素晴らしくてとても幸せな気分になりました。ここから見える山脈はホテルから見える山脈と同じで、目を凝らせば飛行機が着陸するために列をなしているのが見えました。(写真には写っていませんが)

今日も今日とて大噴水が映えています。

レマン湖にかかっているモンブラン橋からは富士山よりも高いモンブランと思われるものを見ることが出来ました!

橋の写真を撮り忘れたのですが、結構交通量の多い大きな橋なのに歩いているとかなり揺れるのでスリルがある橋です。

レマン湖から少し離れ、少し高台にある「サン・ピエール大聖堂」に来ました。

中はこんな感じでまぁヨーロッパの教会って感じです。

大聖堂から少し歩くとそれなりに見晴らしのいい場所に着きます。それにしても天気が良くて、何でも綺麗に見えます。因みに大聖堂はウプサラの勝ちです(笑)

14時過ぎでそろそろカフェの時間です。もともとチェックしていたカフェに行こうとしたのですが、高すぎたのでこちらの「pouly」にしました。あれ、聞いたことある名前だぞって感じでですが、そう、昨日行ったカフェの別店舗です。一緒に旅行しているストックホルム留学生のお気に入りに登録されたので、再訪することになりました(笑)

昨日と同じくケーキセット(750円)です。今回はアップルパイとアメリカーノ。アップルパイは見た目ほど記事がサクッとしてなく、普通の味でした(笑)

カフェで少しゆっくりしてトイレ休憩したあとはフランスとの国境近くまでトラムで移動します。

目的はこちら、「欧州原子核研究機構」です。日曜日なので見学系の施設も閉まっていましたが、ずいぶんと街の外れにあることが分かりました。

研究施設の入り口はこんな感じで少し不気味な雰囲気がある気がします。

この後歩いてフランスに少し行ってきました(笑)国境は何の審査もなく、自由に行き来することが出来ます。ただ国境を写真とるのは少し抵抗があったので写真はなしです。

この後中央駅までトラムで戻り、夕食を調達してホテルに帰宅です。今日の夕食はサラダ(470円)とハンバーガーみたいな形をしたツナのサンドイッチ(550円)です。

サラダはこんな感じでオリーブやチーズも入っていてかなり美味しかったです!というか最近自分がオリーブが好きなことに気付いた。

ハンバーガーサンド(勝手に命名)はとにかく大きくて、中はこんな感じ。味は美味しいけどマヨネーズの単調な味だったから最後の方は完全にフードファイトになりました(笑)ただパンは何とも言えない質感で、水分を多く含んでいて美味しかったです。

3日目の朝9時前。朝食のメニューは昨日と変わらず、種類も多くないので同じような朝食ですがまぁ安いので致し方なし。

朝食会場には大きな窓があって、ここから離陸する飛行機が良く見えます。ギアをしまうところまで見えるので面白いですね。

今日は電車に乗ってローザンヌに向かいます。なぜかって、ジュネーブでやることが尽きたから(笑)

ローザンヌと言えばバレエの国際コンクールで有名だったり、国際オリンピック委員会IOC)の本部があったりします。

電車で30分弱の距離ですが、チケットは片道3000円掛かります。高い!3000円あればライアンエアーストックホルムからどっかの国に行けちゃいますよ(笑)

電車はそれなりに速く、どんどん車窓が変わっていって面白い。進行方向左側にはワインのブドウ畑や山脈、右側にはレマン湖が見え、本当にあっという間にローザンヌに着いてしまいました。

ジュネーブはいい天気だったのに、ローザンヌは曇天。

Ouchy駅というところにはこんなトラックがあり、オリンピックの街であるということを実感させてくれます。

東京オリンピックまでのカウントダウンもありました!僕が来た時は丁度日本のオリンピック関係者?なのかJAPANって描かれたジャージを着ている人たちがいました。

この湖はジュネーブからずっと広がっているレマン湖です。地図で見れば分かりますが、レマン湖は巨大です。因みに琵琶湖が670 km²でレマン湖が584 km²です。いや、琵琶湖より小さいんかい!

ローザンヌで訪れる所といっても限られていて、まずはこのオリンピックミュージアム

美術館に続く階段には過去にオリンピックの開催地が刻まれていましたが、まだ2020年の東京オリンピックはなかったので、来年また来れば見ることが出来るかもしれませんね。

美術館の入り口はこんな感じで高跳びの棒がおいてあります。これは世界記録とかの高さにしてあるのでしょうか。

入口の前に銅像があったので、誰だか分かりませんが撮ってみました。奥に見える白っぽくなってる辺りはレマン湖です。

オリンピックミュージアムは日曜日で閉館してると書いてあったのですが、この日は団体客が来ていて臨時開館されていましたが、多分一般客は周ることが出来ない感じだったので入り口だけ見て退散。

その後は中心街の方に歩いて移動してきました。ローザンヌは小さいので、30分くらい歩けば主要なところには到着してしまいます。

写真は路地に設置してあったスケートで下っていくやつ。丁度このときは「2020年ローザンヌユースオリンピック」が開催されていて、町中にユースオリンピックのシンボルマークが付いていました。何という偶然。

こんな感じで仮設のユースオリンピックイベント会場が沢山ありました。

これは「ローザンヌ大聖堂」。かなり高台にあり、歩いてくるのが大変でした。ヨーロッパの観光地って本当にどこにでも大聖堂がありますよね。

残念ながら中には入ることが出来ず。。

ただ高台に登ったお陰でそれなりに良い景色が見えました(笑)行ったことないですが、何となくプラハっぽい感じがします。屋根の色といい、建物が密集してる感じといい。

大聖堂から更に少し登るとあるのがこの市庁舎。とても特徴的な建物で、ウプサラ城と少し似ている気がします。

13時過ぎでお昼ご飯もまだ食べていなかったので、駅に向かいつつ良い感じの(価格帯の)カフェを探していたのですが、どこも高すぎて結局ローザンヌ駅に着いてしまいました。

駅にはリーズナブルなお店がいくつかあり、結局この「caffe spettacolo」というお店にしました。

店内はおしゃれな感じで、スイスに30店舗ほどあるチェーン店みたいです。

アメリカーノ(500円)とドーナツ(360円)を購入。高い。

ドーナツはレモンの香りがして美味しかったのですが、まぁ360円払うほどではないかな。アメリカーノはふつう。

まぁでも一息ついて軽食をとることが目的だったのでそれは達成できました。

15時前の電車に乗ってジュネーブに戻ります。なかなか年季の入った感じでかっこいい電車ですね。

客車は2階建てになっていたのでもちろん2階の席に座りました。

こんな感じでがらがらです。来るときもがらがらだったので、きっと赤字でしょうね(笑)

15時半ごろにジュネーブに戻ってきました。本当に数時間しかローザンヌには滞在しませんでしたが、オリンピックイヤーに訪れることが出来たのは思い出に残りそうです。

まだ夕食の時間ではないのですが、昼食は軽くしか食べていないので、チェックしておいたスイス料理がお手頃な価格で食べられる「Cafe de la Limite」というお店に来ました。

しかし、お店は開いているものの食事の提供は19時からということで、席を予約して一旦退散。

19時までお腹がもたないので、スーパーによく売っていて食べたいと思っていたこの不思議な形のパンを買ってみました。320円しましたが、かなり大きいので妥当な価格です。

ホテルに帰って食べてみたら、6房の内1房にこんなプラスチックの賢者(?)が入っていました(笑)危うく食べてしまうところでした。

調べてみたらこのパンも、ガレットデロワと同じ感じような意味合いを持った伝統的な季節の食べ物みたいです。

味はヤマザキのスイートブールみたいな感じでとても美味しかったです。

気を取り直して、予約した時間の10分前にさっきのお店に戻ってきました。19時から食事の提供が始まるという事で、最初は人が少なかったのですが、よく見てみたらほとんどが予約席!さっき予約しておいて良かったです。

「予約したKeitaです」って言ったら、ニコニコしながら「あぁ!KEITAね!」って感じで店員さんたちが席を案内してくれました。どうやら彼女たちには僕の名前のスペルと発音が面白かったみたいです(笑)

スイスと言えばチーズフォンデュ!という事でチーズフォンデュ2人前を頼もうとしたら、「チーズフォンデュは1人前にして、他のやつももう一つ頼んでシェアして食べたら?」と提案してくれたので、チーズフォンデュ1人前(2300円)と馬肉のステーキプレート(2000円)、サラダ(450円)を注文しました。飲み物は頼まなかったのですが、それでも嫌な顔せずに対応してくれたのは良かったですね。ヨーロッパのレストランは飲み物を頼まないと露骨に嫌な顔をすることもよくありますからね。

どんどんどん!とテーブルはプレートでいっぱいになりました。

チーズフォンデュにはパンとハムがついてきて、ワイン入りのチーズフォンデュに串を使って付けながら食べます。美味しい!

馬肉は臭みが少なく、グレービーソースが美味しい!

二人でチーズが焦げないように黙々と食べ続け、約30分で完食。チーズフォンデュのパンは食べ切れないほど付いてくるのでお腹一杯です。これで一人当たり2400円くらいであればずいぶんとリーズナブルです。スイスにしては。

ホテルに帰ったあとはスーパーで買ってきた白ワインとオリーブで談笑会。このワインはMORGESというジュネーブローザンヌの間にある町のワインで、まさにさっき電車で通過してきたところです。スーパーで安売りされていて、780円という安さです。

味はまぁ値段相応って感じですが、この地のワインを飲めてよかったです。

さてさてジュネーブ旅も最終日。この日は17時のフライトでバルセロナに行くのですが、それまで時間があるのでまだ行けてないスポットを周ります。

まずはバスに乗って中心部へ。この大噴水が見られるのも今日が最後です。

まずは「ブランズウィック霊廟」。これが何なのかは知りませんが、実際に行って自分の目で見ることに意味があるということでとりあえず来てみました。

奥にはジブリのワンシーンを切り取ったかのようなカフェがあって賑わっていました。

ひたすらレマン湖沿いを歩きます。噴水はだいぶ風に煽られていますが、歩いていて強い風を感じることはなく、天気も良いのでとても気持ちの良い散歩です。

これは友人が教えてくれた「Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights」です。名前が長い(笑)

日本語にすると「国際連合人権高等弁務官事務所」です。聞いたことある名前ですね。

しばらく歩くと「モン・ルポ公園」というレマン湖沿いにある大きな公園に到着。この像が何を表しいるのか分かりませんが可愛かったので撮ってみました。

友人のフライトは僕よりも早いので、市内の方まで再びバスで戻ります。

時間は12時過ぎ。中央駅の近くにある「Manor」というデパートの最上階にあるレストランに来ました。

デパートのレストランだから高いと思いきやそんなことはなく、むしろ安いです。

色々な国の食事があって、プレートの大きさで値段が決まるものや、ばら売りされているものなど、様々なものがありました。

僕が購入したのは小さいプレートの載せ放題。これだけ持って700円以下です。食べたことないものばかりでしたがどれもとても美味しかったです。

食事を終えた後はバスで空港まで移動。ジュネーブ空港はフランスとの国境上にあるため、空港からそのままフランスに入国することもできます。

ここで友人と別れ、僕はフライトまで3時間ほど時間を潰します。カフェに入ってブログでも編集しようと思ったのですが、あまりにも高いのでおとなしくベンチに座ってブログを編集することにしました。

今回はジュネーブからバルセロナまでの1時間強のフライトです。前回と同じくeasyJetなので荷物を一つにまとめて搭乗です。

LCCなので飛行機のスポットはターミナルから少し離れたところにあります。このエスカレーターで空港の地下まで行き、誘導路の中にポツンとある円形状のターミナルに向かいます。成田空港で言うサテライトターミナルみたいな感じでしょうか。

これがそのターミナル。地下をしばらく歩いてからエスカレーターで上がるとここにたどり着きます。

飛行機はそのターミナルの横に沖止め。今回乗る飛行機には熊が塗装されていてかわいいですね。

今回搭乗のときにびっくりしたのが荷物制限の厳しさ!アーランダではLCCでもあまり厳しくはチェックしないのですが、今回は全員の荷物の大きさをチェックして、大きすぎるものは容赦なく追加料金の請求をしていました。僕は難なくパスできたのでよかったです。ジュネーブ空港をLCCで利用する人は要注意ですね。

飛行機に乗り込むと、僕の席のところにスペイン人のおじさんが座っていて、そこは僕の席って言ったのですが英語が分からないみたいで、粘り強く言ったらどいてくれました。僕の席は窓側で、おじさんの席は僕のとなりだったので、運よく窓側に座れたらいいなみたいな感じで座っていたのでしょうか。ちょっとスペイン旅行が不安になってきます(笑)

離陸のときは丁度日の入りの時間で夕日がきれいです。

飛行機は定刻通り出発し、フライト中はずっと外の景色を楽しんでいました。

今回の旅行で学んだことは、スイスの物価は馬鹿にならないくらい高いということ(笑)

将来お金を稼げるようになってから今度はチューリッヒに行きたいと思います。

バルセロナはだいぶ物価が下がると思うので、カフェに沢山行きたいと思います。

それでは今回はこの辺で。次回はバルセロナ旅行の記事になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day150~159】新年、明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。昨日は大みそかで夜遅くまで起きていたので今日は遅起きです。

新年1発目の食事は大量に作ったポテトサラダの残りとフランスパン、そして母が持ってきてくれたインスタントのお味噌汁。なんとも言えない組み合わせですが、悪くないです。

日本にいたらおせち料理を食べていたと思うので、それに比べたらヘルシー(?)なんじゃないですかね。

最近困っていることは、中国人のコリドーメイト(男)がキッチンを使った後に片付けをしっかりしてくれないこと(笑)彼は卵を使った料理をすることが多いのですが、こうやって卵の殻がいつもシンクに残っています。

こないだはイギリス人のコリドーメイト(女)がグループチャットでこういう写真を送って「この卵の殻捨ててね、使った人は。」って送って柔らかく注意していたのですが、明らかに中国人の卵の殻であることは分かっているので今日は僕が直接チャットをしました(笑)

それで、「忘れてたわ、あとで掃除しとく」って返事が来たのに何時間たっても掃除されていなかったので結局僕が片付けちゃいました。

こういうことをしたら日本人的にはプレッシャーをかけたことになると思うのですが、中国人にはどう伝わるんだろう。「あ、誰かが片付けてくれた」くらいにしか思わないのだろうか。

まぁそんなことはさておき、今年もお世話になるいつものスーパーにやってきました。元日からしっかり営業してるなんて偉い!

スーパーを出たのが15時半で、もうこの暗さ。初日の出ならぬ初日の入りです。空が真っ赤に染まっていて、写真で見るよりもずっと美しかったです。

今日の夕食はフランスパン、両面焼きの目玉焼き、ワカモレ風なやつ、ソーセージです。このソーセージはスーパーで安くなっていたので買ったのですが、川がパリッとしていてジューシーで美味しかったです。トマトとアボカドで色合いも良い感じ。

コリドーメイトは皆実家に帰ってしまっているので、特にやる事もなく、元日らしくない1日でした。秋学期はとった授業に恵まれず、特に面白いのがなかったのですが、春学期が2週間後から始まるので、今年は良い授業に恵まれることを祈ります。

1月2日。今日から3日間はドイツに留学している友人がウプサラに遊びに来ます。まぁ友人が来ると言っても僕の部屋に泊まるだけで特に何もする予定はないのですが。

食材の調達をしに今日もICAに行ったのですが、スパイスが安くなっていたのでオレガノとガーリックパウダーを買いました。トマトソースパスタを作ることが多いので、オレガノは特に活躍しそうです。フランス人が作ったパスタを食べさせてもらったときにその奥深い味に感動したので、スパイスを使って僕もそれに近いものを作れたらなと。

これは夕食に食べた豚肉のステーキ。早速オレガノを使ってみたのですが、特に味に変化はなし(笑)

1月3日の昼食。最近は出来るだけ共有スペースで食事を摂ることにしています。最近のウプサラは天気が良く、ダイニングから見える青空が綺麗です。

食後は遊びに来ている友人とカフェでフィーカをするために外出。天気が良かったので自転車で出かけました。

ここは少し前から気になっていた「リンネカフェ」です。分類学のリンネのリンネです。リンネの植物園の前にあるカフェなのでそういう名前なんでしょうきっと。

店内に入ってみると大盛況。外から見たよりもカフェの中は広く、たくさんの座席があったのですがほぼ満席。それでも何とか空席を見つけて座ることが出来ました。

アメリカーノとレモンケーキ。友人におごってもらいました。レモンケーキは思ったよりも繊細な味ではありませんでしたが、雰囲気の良いカフェで気に入りました。

カフェでしばらくゆっくりして、家まで友人と40分ほど歩いて帰宅。

友人は明日の朝にストックホルムの友人の家に行くので今日の夕食はスウェーデンっぽいものにしてみました。まぁどれもフライパンで焼くだけなのですが。

1月4日。今日もいい天気です。

朝に寮の周りを散歩して友人とは解散。次会うのは日本に帰国してからでしょうか。

この日は特に何もすることがなく、ブログを書いたり春学期のリーディングをしたりしていました。そういうことをしているとあっという間に時間は過ぎてしまいます。

今日の夜ご飯はカレーライスにしようと思って、スーパーで買ったジャスミン米を炊いてみることにしました。

1 kgで300円くらいなので日本の安いお米と同じくらいの値段ですよね。

本当は深い鍋でご飯を炊きたかったのですが、

それはカレーに使うためにフライパンでお米を炊くしかありませんでした。

カレーには人参とかジャガイモ、鶏肉をたくさん入れて具沢山のカレーが出来上がりました。

完全に食べすぎましたが美味しいカレーが出来ました。ただお米は少し固め(笑)フライパンで少量のお米を炊くとフライパンと接する面が多すぎて固くなってしまうのでしょうか。

今度はまた違う分量で試してみることにします。

1月5日は写真を撮ってないのですが、この日は外に出たい気分だったので、ブランチを済ませてお昼前から自転車で中心部に行くことにしました。

中心部についてから自転車を停めて道を歩いていたら2人組の赤い服を着た男性から話しかけられて何かと思ったら「住民番号はもってますか?」と。

かなり警戒して話していたら彼らは赤十字のボランティアらしく、どんな活動をしているかを紹介してくれました。彼らはイランかイラク(覚えていない)の出身だそうで、ウプサラに今年の気候について話したり、日本の事について話したりしました。お互いに話の終わらせ方が分からない状態になってしまって外で立ちながら30分近く話してやっと話を終えることができました(笑)

とはいえ警戒はずっとしていたので話し終わった後にリュックの中を見たりして何も取られてないことを確認。最近は自分の住んでいる所の近くで詐欺の事件も起きているので一層警戒心が強まります。

とはいえまぁ久しぶりに英語を使って誰かと長く話すことができたので良かったです。

その後はデパートでウインドウショッピングをしたりして帰宅。

話は飛んで1月8日。今日も天気が良く、最高気温はなんと11℃!これは外に出るしかないと思っていつもの「ESPRESSO CAFE」に勉強とブログをしに来ました。いや、それじゃあ外じゃないだろっていうのはおいといて(笑)

1時半から2時間半ほど滞在したらもう外は暗くなっていました。

集中して小腹が空いたのでカフェの近くにあるICAに寄り道。

前日パンの残りみたいなのが3つで120円で売っていたのでそれを購入。もう夕方なのに前日売れ残りパンが売ってるなんて人気のないお店なのでしょうか。自転車を停めてあるところに歩きながら一つだけ食べて、あとは明日食べることにします。

中心地から自転車で帰っていたら夕日がきれいに見えそうだったので、思わず自転車を停めて少し高台にあるウプサラ城に来てしまいました。そしてらこの景色。息を吞む美しさです。

あまりにも綺麗すぎて一人でにやにやしながらしばらく景色を眺めていました。

高台から見るウプサラの街はとても都会に見えます。暖色系の灯りが冬の寒さを和らげてくれている気がしますね。

最近は一日に4分ずつ日照時間が長くなってきていて、段々と太陽の位置も変わってきています。1月11日からはスイスのジュネーブとスペインのバルセロナに合わせて1週間の旅行に行ってくるのですが、その間に30分も日照時間が長くなっていると考えると凄いスピードで季節は変わっていきますね。

1月10日のお昼過ぎ。びっくりするくらい最近のウプサラは天気がいいです。

翌日から旅行なので冷蔵庫に入っている食材を食べ切らなければなりません。

ということで夕食はいまだにカレー(辛口)にレタスと卵を載せました。かなりお腹一杯。

この日も夕焼けが綺麗でした。

今回の記事はこの辺で。本当に中身のない記事ですが、まぁ箸休め記事という事で。

次回の記事はジュネーブバルセロナ旅行記です。もしかしたら別々の記事にするかもしれませんが。

この記事を書いているのが1月30日なのですが、既に新学期が始まっていてずいぶんと忙しい日々を送っていて中々編集する時間がないのです。日本の大学ではそろそろ春休みといったところで、最近では「スウェーデン学情報」の記事にも少しずつアクセスがあって嬉しいですね。

次の更新はいつになるか分かりませんが、1週間以内には更新できるように頑張ります。

それでは。

【ウプサラ留学day143~149】ウプサラを更に知り、好きになる、2019年末。

昨日の夜に2週間のヨーロッパ旅行から帰ってきて、今日はクリスマスです。

天気は曇りでなんとも言えませんが、気温は0℃以上なので、この時期にしては暖かいです。

母が大晦日までウプサラに滞在するのですが、今日はクリスマスなので午前中はウプサラ大聖堂に行くことに。ウプサラに住んでいる人にとっては身近過ぎるウプサラ大聖堂ですが、僕自身は夏以来の訪問です。

インスタのストーリーを撮っていたらブログ用の写真を撮り忘れてしまったのですが、ちょうど聖歌隊の人たちがミサのリハーサルをしていて、綺麗な歌声を聞くことが出来ました。

母はそのまま教会に残り、僕は旅行で溜まっていた洋服の洗濯をしました。

午後に母といつものICAで集合。食材を買って一旦家に帰ってから暇だったので、大きなICAにも行きました。初めて大きなICAまで歩いて行ったのですが、ひたすら真っ直ぐの道のりなので実際の距離よりも長く感じました。

大きなICAでの収穫はこのパン。店舗で焼いているやつなのですが、この大きさで120円でした。

大きなICAに行った後は隣接する他のスーパーに行ったりして、買い物に疲れたので、帰りはバスを使うことに。がしかし、UL(運行会社)のアプリが上手く機能せず、チケットを購入できなかったので仕方なく歩いて帰ることに。時間的には夕食の時間だったので腹ペコです。

30分ほど歩いて帰宅した後は早速夕食の準備。といっても食べるのは僕だけなので、ずいぶん前に買ってあったスープのパウチを食べることにしました。

さっき買ったパンをスライスして、つけパンに。

スウェーデンに来てからパウチの食品は美味しかったことがないのですが、このブロッコリースープはかなり美味しかったです。電子レンジで温めすぎて火傷しながら食べましたが、買い物の疲れが癒されました。(いや、どんだけ買い物で疲れてるんだよ)

夕食を食べてしばらくゆったりしてから母はホテルに帰宅。僕はブログの編集をして、いつもよりはだいぶ早く眠りにつきました。

翌日はウプサラ観光。ウプサラに着いたばっかりのときは色々な所に自転車で行ってたけど、改めて観光するのは久しぶりです。

まず午前に行ったのは「ガムラウプサラ」。ここは3世紀から4世紀にかけてスウェーデンの首都として大事な役割を果たしていた場所。ウプサラ中央駅から北にバスで数十分のところに位置しています。

ガムラウプサラは僕自身来てみたいとは思っていたものの中々タイミングが合わず、今回が初めての訪問。

ここはハイキングコースのようになっていて、小さな古墳が3つあるだけの場所。ただスウェーデン人にとっては重要な土地らしく、この日もランニングしたり散歩したりしている人が何人かいました。

本当に周りは何もありません(笑)

ガムラウプサラにある唯一といってもいい建物はこの小さな教会。こんな小さな教会にもパイプオルガンがありました。寒かったのでバスが来るまでここで待機することに。

次に向かったのはIKEAスウェーデンに来たらIKEAに来ない訳にはいきません(笑)

目的はショッピングではなくランチ。スウェーデンで安く外食できる所といったらIKEAしかありません(笑)

僕が注文したのはシュニッツェル(700円)。このシュニッツェルを食べるのも8月以来です。あの頃は3日に1回くらいのペースでIKEAに来ていたのが懐かしいです。

IKEAに来たのはランチのためと言っておきながら、ブランケットとファイルを買ってしまいました(笑)

このブランケットは大きくてふわふわなので、勉強中やお昼寝に使えそうです。

IKEAを出た後は街の外れにあるショッピングモールへ。今日は天気が悪いからか、外は寒いからか、ショッピングモールの人は多くの人で賑わっていました。多分ウプサラの人口の半分はショッピングモールにいたと思います。(嘘です)

ショッピングモールでは特になにも買わず、もう辺りも暗くなってきました。

これは16時過ぎのショッピングストリートの様子。

スーパーでプリンセスケーキの2個入りが安くなっていたので、母と半分個にして1個だけ寮に持って帰ってきました。

今日はまだ18時にもなっていませんが、いろいろ歩き回って疲れたので母とは解散。

寮で夕食を食べた後にこのケーキを食べましたが、ボリュームが凄い。見た目以上に重みがあって、クリームが美味しかったです。

翌日(12月27日)はお昼ごろにホテル前に集合。夜に雪が降ったみたいで、薄く積もっていました。

ホテルまでは徒歩30分くらいなので歩いてみたのですが、自転車では通らない道を通ったりして、まだまだウプサラにも知らない場所が一杯あるなと感じます。

これはウプサラ城からの眺め。ウプサラ城に登ったのは8月末の大学のアライバルデイ以来で、本当に久しぶりです。

あの日は温かい気候でしたが、今日は雪が積もった景色で、こっちに来てからだいぶ時が経ったと実感させられます。

これは僕が好きなアングルのウプサラ大聖堂。ウプサラに到着した翌日、8月3日にここからウプサラ大聖堂を見て、なんて綺麗なんだろうと感動したのを覚えています。

これが8月3日のときの写真。

見比べてみると、8月のときはクレーンがなかったのですね。てっきりずっと工事中だから8月のときもあったと思ってました。

ウプサラ観光という事で、お昼はMAXというハンバーガーチェーンへ。ストックホルムの店舗に1回だけ行ったことがあるのですが、スウェーデン人はマックよりもMAXの方が好きみたいで、いつも賑わっているイメージです。

スウェーデン人的には、マックはサステイナブルじゃないとか。

注文したのは、ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットメニュー。1セット当たり850円くらい。スウェーデンにしては安いランチですね。

具材がしっかり綺麗に入っていて、ストックホルムで食べたときよりも美味しく感じました。でも850円となると気軽には来れないですね。

午後はスウェーデンらしくFIKA(お茶をすること)をしようと思い、カフェを探そうと思ったのですが、フードレスキューアプリでいいケーキがあったのでそれを買って母のホテルでお茶することに。

フードレスキューアプリはずいぶん前に何度か登場した気もするのですが、登録しているお店が販売期限に売り切れなかったものをアプリ上に半額で出品して、それを持ち帰り専用で購入できるというものです。お店的にも廃棄するものに価値が付き、消費者的にも安く購入が出来て、良いアプリだなと思います。

手前がナポレオンケーキで、奥がブダペストケーキ。合わせて500円くらい。つまり定価は一つ500円ですね。

ナポレオンケーキはミルフィーユのような感じで、一番上のアイシングの下にベリー系のジャムが入っていて、美味しかったです。

ブダペストケーキはブダペストのケーキではなく、多分スウェーデンのケーキ。5月1日はブダペストケーキの日に設定されているみたいです(笑)

ヘーゼルナッツ風味の生地にクリームが入っていて、これも美味しかったです。どっちのケーキも重めでした(笑)

その後はホテルでしばらくまったりして、帰宅。

ケーキを食べてお腹が空いてなかったので、夜ご飯は芽キャベツにしました(笑)

スーパーで安くなっていて、この量の2倍が入って60円でした。最近しっかりと野菜を食べてなかったので、有難い栄養補給です。

さて、翌朝は朝から駅に向かって散歩。というのも、今日はおなじみのFLIXバスを使ってストックホルムに行って観光をするのです。

8時にウプサラ中央駅をでるので、7時前に家を出発。歩きたい気分だったので、歩いてみたのですが、さすがに7時台は真っ暗です。駅まで歩いたのは初めてかと思ったのですが、思えば8月3日に自転車を買いに駅付近まで歩いていました。

今回乗るバスはいつもの緑色のやつではなく、FLIXのステッカーが後付けされているやつでした。まぁどっちでもいいんですが。

ストックホルム中央駅まで1時間半ほどで、たったの400円ほどで行くことが出来ます。このバスの目的地はもっと南にあるKalmerというところみたいなので、上手く採算がとれるようになっているんでしょうね。

ストックホルム観光も8月以来です。まずは電車に乗って僕の一番好きなスポットである「ドロットニングホルム宮殿」に向かいます。

電車とバスを乗り継いで約30分で到着。天気にも恵まれて、8月に見たときのような綺麗な姿を見せてくれました。

まだ10時過ぎなので日の位置も低いです。

宮殿の前の警備の人は女性でした。どの国も男性しか見た事がなかったので、さすが男女平等のスウェーデンといったところでしょうか。

宮殿を見た後は昼食をとるために「Hötorgshallen」という屋内市場へ。まだ11時なのですが、朝食を早く食べたので腹ペコです。

目的のお店はこの「Kajsas fisk」というお店。リーズナブルな価格でフィッシュスープが食べられるということで有名です。

パンとサラダの食べ放題が付いて1500円です。スウェーデンでフィッシュスープを食べようとしたら2000円は軽く超えるので、これはお得です。

スウェーデンの有名な料理を調べれば必ず出てくるこのフィッシュスープですが、僕は今回が初めて。

スープは塩味が強めで、中には大きな白身魚が入っていました。パンとの相性は抜群で、大満足。お腹一杯です。

このお店は11時にオープンで、僕たちもその直後に行ったのですが、店を出るときにはほぼ満席となっていたので早く来て良かったです。

お腹がいっぱいになり過ぎて少し気持ち悪い中向かったのは、ストックホルムの有名な私立図書館。この写真を撮るためだけに多くの観光客がこの日も訪れていました(笑)

果たしてここで読書している人たちは集中できるのだろうか。

お次は市庁舎。なんだかんだで初めて来ました。この写真は撮る位置が悪すぎて全体像が見えませんが、市庁舎の向こう側には川があって、良い感じに日が差していました。

これが遠くから見た市庁舎。これはこれで逆光になってしまって暗い(笑)この市庁舎は鐘がある塔が特徴的で、お金を払えば登ってストックホルムを一望出来た気がします。こんな低い塔なのに一望できるのは、ストックホルムが平坦だからですね。

ここは「ガムラスタン」。恐らくストックホルムの一番の観光スポットなのではないでしょうか。

8月に訪れたときも多くの人で賑わっていましたが、冬でも同じように賑わっています。沢山お土産屋さんがあったりするのですが、他の場所に比べて少し価格設定が高く、ここで買おうとは思いませんね。

ガムラスタンの楽しみ方は街並みを見ながらただ散歩するって感じです。

これはガムラスタンにある隠れた観光スポット。その名も「Stockholm's narrowest street」。公式に名前の付いているストックホルムの道の中で最も狭い道だそうです。

沢山落書きがあるので、夜に通るのは怖そうですね。

ストックホルムは公共交通機関としてフェリーがあり、1日交通券で乗ることができるので乗ってみることにしました。

夏に乗ったときには外に出て景色を見られるほど暖かかったのですが、今日は最高気温もマイナスの日なのでフェリーの中から写真を撮りました。

ABBAミュージアムがある島で降りて、少しミュージアムのグッズを見てからまたフェリーに乗って、中央駅がある島に戻ってきました。

まだ15時半なのですが、ずいぶんと暗くなってきました。

帰りはストックホルム国鉄で帰るのですが、まだ2時間あるのでグーグルで評価の高いカフェ「Vete-Katten」に行ってみたのですが、広い店内は満席で断念。

取り敢えずストックホルム中央駅に戻ってきたのですが、そしたら国鉄からSMSで連絡があり、なんと電車が1時間ほど遅延するとのこと。

それなら夕食でも食べるかと思ってお店を探していたらまたSMSが来て、遅延が30分ほどに縮まったとのこと。こんなに頻繁に変わるならゆっくり夕食は取れないと思ってカフェに行くことにしました。

お馴染みの「ESPRESSO HOUSE」です。僕が注文したのは期間限定のブルーベリーのホットドリンク(520円)。母はホットチョコレート(570円)。シナモンのマフィン(400円)は半分にしました。

アプリでドリンク半額のクーポンがあったので、一つはドリンクが半額になり、なぜだかマフィンとドリンクがせっとになったらしくマフィンも半額になり、全部で1000円くらいになりました。とてもお得!

そしてここでゆっくりしていたらまた国鉄の情報がアップデートされ、結局遅延は10分ほどになるとのこと。もし夕食を食べていたら間に合わなかったと思います。

こういう時間の変更っていかにも海外っぽいですよね。まぁ海外なんですが。

左に書いてある時間が定刻で、右に書いてあるのが暫定の出発時刻。

結局電車は17時39分に来て、さっさと出発。改定後の45分より早く出発したのですが、皆乗れたのでしょうか(笑)

ウプサラ中央駅に着いたのは18時過ぎだったので、サブウェイを買ってホテルで食べることに。

これは中央駅からホテルに向かう途中にある川。最近のウプサラは天気も良く、夜は幻想的な雰囲気が漂っています。

相変わらずサブウェイはいいですね。安いし野菜も摂れるし美味しいし。

サブウェイを食べて少しまったりしてから帰宅。ストックホルムの観光は広いので疲れますね。

これは翌日(12月29日(日))の写真。今日は洗濯をしなければならないので、午後に集合することにしました。

これはお昼ご飯にと作ったポテトサラダなのですが、あまりにもたくさん作り過ぎてしまいした。写真だと分かりづらいですが、右側のお皿は相当深くて大きいやつです。

余談ですが、ハーゲンダッツの400 mlサイズのやつが350円くらいで売ってました。後日またスーパーに行ってみたら240円くらいに下がっていたので、更に3つ買い足したのですが。

この日は特に何もしていないのでここまで。。

今日は大晦日の前日。母は明日日本へ帰国するので、今日はお土産を買ったりしようと思っています。

でもまずは僕自身まだウプサラで行ったことがなかった「リンネの植物園」に行くことに。分類学の父と呼ばれるリンネですが、リンネはウプサラ大学で研究をしていたのです。

この橋は植物園まで歩いて行くときに通った橋なのですが、こんな面白い形の橋がウプサラにあるのは初めて知りました。

で、植物園に着いたら閉まっていました(笑)

ということでそこから大きなスーパーに向かうことにしたのですが、僕は自転車を持ってきていたので自転車で行くことに。

グーグルはこんな道を案内してくれるのですが、まぁ登り坂の連続できつい。。グーグルの示す所要時間の1.5倍くらいかけてようやく到着しました。

ディスカウントスーパーに行ったらトースターが安くなっていました。ちょうどコリドーの共有のトースターが壊れてしまっていたので、買うことにしました。これで600円ならきっと帰国するときに同じくらいの値段で売れるだろうと。定価は1800円ですからね。

そしてスーパーは今までになく混んでいました。皆年末の買いこみをしているのでしょうか。

スーパーではこの「ヤンソン氏の誘惑」という料理の冷凍食品と、

スウェーデンのカフェとかでよく見るココナッツボールを購入。これは帰宅してからすぐに食べたのですが、予想とは違う味でしたが美味しかったです。

午後はしばらく僕の部屋でまったりし、夕食の準備。

さっき買った「ヤンソン氏の誘惑」とジェノベーゼパスタ、ポテトサラダ、そしてスウェーデンのクリスマスワインです。

ヤンソン氏の誘惑は細切りのポテトとホワイトソース、アンチョビが混ざった上にチーズが載せられていて、少し塩辛かったですが、とても美味しかったです。

このワインはコリドーでシークレットサンタをした時にベルギー人の子がプレゼントしてくれたやつなのですが、スパイスがものすごく効いていて、僕の口には合いませんでした(笑)

やっぱりスウェーデンの長い夜にはろうそくが欠かせませんね。IKEAでろうそくを買ってからしばらく旅行に行ってたりしたのでまだ大量に残ってるのですが、スウェーデンの長い冬で使い切れそうです。

食後はお皿洗いをして、しばらくゆっくりして解散。明日は母の見送りです。

晦日の9時過ぎ。今日もとてもいい天気です。母がいる1週間はとても天気のいい日が多かったです。

バスでアーランダ空港に行き、預入荷物を預けて、セキュリティの前で解散。僕も半年後に同じターミナルから同じような流れで帰国することになります。

海外の空港は預入荷物がセルフのところが多く、アーランダ空港も例外ではありません。帰国するときはスーツケース2個を預けることになるのですが、セルフだとちゃんと日本に届くかとかちょっと不安になりますね。

そしてスターアライアンスはターミナル5というメインのターミナルから出発なのですが、母も僕も使ったJALフィンエアーワンワールドなのでターミナル2からの出発です。ターミナル2はずいぶんと小さいので、半年後にその小さなターミナルからスウェーデンを去るっていうのもなんか嫌ですね(笑)

母を見送った後はせっかくなので少し飛行機を眺めてからまたバスで帰宅。

今日の夕ご飯はスーパーで安くなっていたレンジで温めるだけのミートパスタ。まだまだ残っているポテトサラダを添えて。。

この日は大晦日なので年越しの瞬間まで起きていようと思います。たまたまキッチンにいた中国人を誘ってコリドーで年越しをすることにしました。

動画ばっかり撮って写真はとっていないのですが、年越しの瞬間にはフログスタ付近で沢山の花火があがっていました。皆自主的にあげているんですかね。

2019年はスウェーデンに留学するという大イベントがあったわけですが、まだまだ目的は達成できていないので、これから2020年はもっと頑張っていきたいと思います。

本当は1月10日の分まで書こうと思ったのですが、思いのほか記事が長くなってしまったので、この辺で終わりたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。ウプサラにもまだまだ知らないところがたくさんあることに気付いた1週間でした。

【ウプサラ留学day139~142】ヨーロッパ遠征「ベルリン編」

さてさて「ヨーロッパ遠征」題した旅行記シリーズも今回が最終回となります。自分でブログを書いておきながら言うのもなんですが、旅行に行けば行くほどブログに書く量が増えるので、しんどいですね(笑)

今回のヨーロッパ遠征に関しては、フランス編が14000字、ベルギー編が7000字、オランダ編が10000字、ニュルンベルク編が8000字と、既に約40000字も書いています。←自分でカウントして驚きました。

今回はベルリン編は、12月21日から24日までの3泊4日の滞在記となります。前回はニュルンベルクで午後3時過ぎに出発したところで終わったので、今回はその続きからです。

今回のバスは初めて途中で夕食休憩のような時間が設けられました。といってもバーガーキングしかないパーキングスペース兼バス停なのですが。。

それで僕たちは夜ご飯はベルリンで着いてから食べようと思っていたのでここでは買わず。それで「他のお客さんがハンバーガーとか買ってバスの中で食べるんだろうなー、嫌だなー」と思っていたらバスの中は飲食禁止(ペットボトルやスナックは除く)だそうで、バスの運転手さんがドアの前に立って、持ち込もうとしている人もしっかり注意してくれていました!優秀!

結構こっちの人たちってそういうルールにルーズなイメージがあったので、バスの運転手さんがしっかりと注意してくれたのには少し感動してしまいました(笑)まぁ運転手さんが掃除するので汚されたくないというのもあるとは思いますが。

このバスは少し遅れて出発したので到着も少し遅れ、20時50分にベルリン中央バスターミナルに到着しました。今回のバスは綺麗だったし空いてたので、5時間のバス旅も余裕でした。

これはバスターミナルから見えたエッフェル塔(違う)。

ちなみにこのベルリン旅は僕、ストックホルム留学生、ミュンヘン留学生の3人での旅行です。ニュルンベルクで一緒だったミュンヘン留学生のもう一人は他のところに観光しに行きました。

今回泊まるホテルはバスターミナルから電車で20分ほどのところにあります。ドイツの電車は打刻式で、改札はありません。チケットを買っても打刻し忘れると、抜き打ち検査のときに罰金を請求されるので要注意です。ベルリンの抜き打ち検査は観光客にも容赦ないそうです(笑)

電車にしばらく乗って「Nollendorfplatz」というホテルの最寄り駅に到着です。バスターミナルよりは中心地に位置しているため、人も若干多い気がします。

今日は土曜日だからか、電車内はサッカー観戦後と思われる人たちがたくさんいて、酔っている人たちが凄い騒いでいました(笑)まぁでも特に危害が加えられたわけではないのですが、こっちはスーツケースを持っているので何か怖いですよね。

上の写真の足跡のマーク、可愛くないですか!駅を降りて横断歩道を渡ろうと思ったらこういうペイントがされていました。んで、そんな事よりも夕食を食べる場所を見つけなければなりません。もう21時半ですので。

そしてこちらの「Burger Zone」というお店に決定。駅前にあって尚且つグーグル評価が高いという条件のもと。

店内に入ってみるとこんな時間なのにかなり賑わっていました。そんなにお店が広いわけではないのですが、満席で外の席しか空いてません。


注文方法が分からなくてちょっと苦戦したのですが、無事このセットメニューをゲットしました。店員さんに英語で話してもドイツ語が返ってくるという難易度の高さ(笑)

チキンカツバーガー、ホットドック、ポテト、ドリンクのセットで900円です。そして気温もそんなに低くなかったので外の空いている席で食べることにしました。

夜10時に外でこのジャンクフードを異国の地で食べるって最高じゃないですか?(笑)

お腹が空いていたので当然美味しく頂きました。ただ結構量があったので胃もたれ確定です。

ハンバーガーを食べて、22時半にホテルに到着。今回泊まるのは「ホテル ベルリン ベルリン」という不思議な名前のホテル。客室が700室以上ある大規模なホテルです。

チェックインを済ませて早速自分たちの部屋に向かいます。今回泊まるのは2階の部屋です。

部屋はこんな感じ。ここに3人で3泊して一人当たり11500円ほどなので、まぁまぁですね。朝食はついていないので。

ブリュッセルで泊まったホテルのコスパが良すぎて、あれを超えられるホテルは今後あるのだろうか(笑)

このホテルはなかなか素敵なのですが、少し古さを感じる部分があったり、クリーニングが不十分だったりしてレビューが少し低くなっています。今回も初日だけボディーソープの置忘れがあって、シャンプーしかありませんでした。僕は全部持ってきていたので対処できたのですが。

これは翌日の朝。9時半頃にホテルを出て、朝食を食べるためにホテル付近にあるレビューの高いカフェに向かいました。

そしてドイツと言えばこの信号。昨日の横断歩道もそうでしたが、ドイツは交通標識を可愛くするのが好きなんですかね。

ホテルから15分ほど歩いて到着したのが「Coffee & Deli, Queen of Muffins」というカフェ。

日曜の朝なので人通りは多くないのですが、カフェに入るとまたしても中は満席。

店名にマフィンと書いてあるからマフィンを食べたい気持ちもありますが、前日のハンバーガーのお陰で胃の調子が良くはないので、ちゃんとした朝食をとることにします(笑)

アメリカーノ(270円)とサンドイッチ(530円)です。サンドイッチは数種類ありましたが、一番無難そうなやつにしました。

そして今回も屋外席(笑)

注文してからトーストをして席に持ってきてくれるので、チーズがとろとろで美味しいし、屋外だから余計に温かいのが美味しく感じます。

アメリカーノは及第点ですが、店員さんの対応が良かったのでまたサンドイッチを食べにリピートしたくなるお店です。

朝ご飯を食べたところでここから観光スタートです。まずは電車を使って「アレクサンダー広場」に向かいます。

ここがテレビ塔。思ったより面白くない広場ですが、クリスマスマーケットが開かれていました。ドイツは本当に至る所でクリスマスマーケットが開かれています。

この数字が書かれたオブジェは「ウーラニアー世界時計」というもので、日本の時間も刻まれていました。

いやでもそれにしても天気が悪いんですわ(笑)雨が降ってないのは感謝なんですけど、霧の濃さがすごい。

これはクリスマスマーケットに飾ってあった熊さんたちなんですが、なんともいえない表情をしていました。目がいっちゃってますよね完全に(笑)

これはクリスマスマーケットで一番おいしそうだったやつ!なんだかわかりませんが、大きな鍋に美味しそうな料理が湯気を立てながら煮込まれています。食べたいなと思いつつも金銭面的にここは我慢。。将来のまた来た時に食べたいと思います。

それでもパンには目がないもので、アレクサンダー広場駅にある「BACK FACTORY」というチェーン店のパン屋さんが美味しそうだったので寄ってみることにしました。

スーパーのパン売り場みたいな感じで沢山のパンが売られていて見ているだけで幸せです。

実際このお店に入ったのは温かい飲み物が飲みたかったというのが大きいのですが、こんなにパンが並べられてたら買わない訳にはいきません。

ドリンクは自分でマシンを操作して入れる式だったのでココアやラテなど何でも選び放題です。いつもならブラックコーヒーですが、食事パンで味が薄いと思ったのでココアにしました。

このふたつを頼んでいくらだと思いますか?

何と250円!めっちゃ安い。特にこのコッペパン型のプレッツェルが安くて、さすがドイツって感じでした。

味に関してはそれなりに美味しくて、プレッツェルの塩加減が良い感じでした。

ココアを飲んで温まった後は次の目的地に向かうために電車に乗ったのですが、まさかの逆方向に行ってしまうという凡ミス(笑)

幸い動き出してすぐ気づいたので次の駅で降りたのですが、そしたらこんなに素敵な駅舎でした。昔の壁を残しつつ現代的な鉄骨で補強してあり、また天井には木がたくさん使われていて、ちょっと日本っぽさも感じました。

電車に乗って10分ほどで目的地に到着です。そう、「ベルリンの壁」です。ベルリンに来たらここに行かない訳には行かないだろうというスポットですよね。

こんな感じで今は「East Side Gallery」として観光客向けのスポットとして展示されています。

ベルリンの壁は現在はお絵かき帳のようになっているのですが、きっと一般人が落書きしたわけではなく、ちゃんとした許可のもと描かれたものなのでしょう。

ところどころ「日本」や「東京」という言葉がありました。これは当時東京オリンピックがあったのが影響しているのでしょうか。

そういえばちょうど同じタイミングで大学1の子と2の子がベルリンを観光していて、彼女らがおすすめしてくれたカフェ「Konditorei Buchwald」がこれから向かうところの近くにあったので、寄ってみることにしました。

このカフェは王室御用達の100年以上の歴史を持つ、バウムクーヘンが有名な老舗カフェだそうです。そういえば僕はバウムクーヘンが好きで、小学6年生の頃におばぁちゃんにバウムクーヘンのホールを買ってもらって一人で全部食べた事があるのを思い出しました。

あの頃はちょうど東日本大震災のときで、自宅で暇をしながら食べていた気がします。

バウムクーヘンはドイツのお菓子なのですが、調べてみるとドイツではバウムクーヘンはクリスマスやお祝い事のときに食べる高級菓子だそうで、めったに見ることがありません。実際にスーパーなどでもバウムクーヘンは売られていませんでした。

このお店は時間によっては1時間の行列ができたりするようなのですが、13時過ぎということもあってすんなり入ることが出来ました。

注文したのはもちろんバウムクーヘン(400円)とコーヒー(250円)です。老舗カフェにしてはずいぶんと良心的な値段です。コペンハーゲンの老舗カフェは物価も違いますが、コーヒーとケーキで2000円超えでしたからね。

コーヒーの味はいかにも老舗カフェが出しそうな感じの味で、これはこれで美味しいって感じ。そしてバウムクーヘンは絶品。今まで食べた中で一番おいしかったです!間違いなく。

生地がしっとりしていて、外側にコーティングされているグレーズの絶妙な甘さ。そして鼻から抜ける(何だか分からないけど)香り。何個も食べたくなる味でした。

カフェをあとにして向かったのは、「ティーガルテン」という大きな公園。この公園の大きさは滑走路が2本ある「ベルリン・テーゲル空港」の敷地と同じくらいです。

天気が悪いし冬だしということで、まぁ殺風景というか、映えはしないですね。

ところどころこういう像があるのですが、どんよりした空と色が同化してしまっています。

この公園のメインはこの「戦勝記念塔」。デンマーク戦争での勝利を記念して19世紀後半に建てられたそうなのですが、パリの凱旋門とかを見たあとだとしょぼく感じてしまいます。本当は歴史的な意味とかを噛みしめながら見るのがいいんでしょうね。

ここから観光の中心部に行くために、この道を歩くことにしたのですが、その距離2 km。凱旋門からのびるシャンゼリゼ通りはお店があったり露店があったりするのですが、この道はひたすらこの風景が続きます。

友達がいたので話しながら歩くことが出来たのですが、一人だったら恐ろしいほど暇な道ですね(笑)

そして途中でバスに乗ろうかと思ったのですがバス停がそもそもなく、結局最後まで歩いてたどり着いたのがこの「ブランデンブルク門」です。ベルリンのシンボル的な門なのですが、こないだのブリュッセルで訪れた公園にあった門にそっくりです。

ブランデンブルク門から続く道はショッピングストリートとなっていて、多くのお土産屋さんや高級ブランド店がありました。

その中でもこのNIVEAショップは見るからに楽しそうな雰囲気だったので入ってみることに。

NIVEAはドイツのブランドなんですね。

店内は思ったよりも広くて、限定品とかもあって何か買いたかったのですが、これだと思う物が見つけられなかったので何も買わずに出てきました。

 そのまま道を歩き続け「ベルリン大聖堂」に来たのですが、残念ながら工事中(笑)

ヨーロッパ旅行中にこういう工事中に遭遇する確率が凄く高い気がするんですけど、流行り何ですかね、修復工事とかが。

16時になり辺りも暗くなってきたのでそろそろ帰るか―って感じですが、せっかく公共交通機関乗り放題チケットもあるので、バスで「チェックポイント・チャーリー」に来ました。

これはドイツが東西に分裂されていた時代に、ベルリンの西ドイツと東ドイツの境界線上に置かれていた国境検閲所だそうです。写真には兵隊さんの写真がありますが、片方はソ連軍兵士、もう片方が米軍兵士になっているみたいです。

このチェックポイント・チャーリーの近くを歩いていたらまた「BACK FACTORY」があったので、小腹も空いていたので入ってしまいました(笑)

今回は甘いパンにしたので少し高いですが、それでも飲み物と合わせて330円。スウェーデンならパンだけでこの値段はしそうです。

パン、というかデニッシュですが、甘くて疲れた体にしみわたりました。これまた絶品ではないですが、十分に美味しかったです。

まだ17時ですがこの後はもう観光はせず、夕食を買ってホテルに帰ることにしました。3泊もするのでそこまで頑張らなくてもきっと全部周り切れます。

夕食はホテルの最寄り駅の構内で露店のような形で売られているサンドイッチにしました。昨日駅を通ったときに見かけて少し気になっていたのです。こういうところで買うのって現地の人になれた気がして楽しいんですよね。

これがそのサンドイッチ。せっかくなのでドイツっぽくプレッツェルサンドにしました。びっくりするくらい安くて、これで210円です。サラダ不足だったのでスーパーで売られていた1€(125円)サラダも食べました。

サンドイッチの味はそれなりですが、値段を考えるとコストパフォーマンスが良く、満足です。

さすがに早くホテルに帰り過ぎて暇になってしまったので、夜の街に繰り出すことに。

まぁ目的はこのショッピングモールに入っているスーパーでビールを買うことなんですけどね。

そして同じメーカーのビールを3種類買ってみました。それぞれ120円ほどです。さすがドイツって感じの安さですね。

ミュンヘン留学生は飲まず、僕とストックホルム留学生で飲むことにしました。どのビールもそれぞれ違った風味で美味しかったです。

飲んだ後は少し明日の予定を立てて、割とすぐに寝た気がします。今日は微妙な天気だったので、明日の天気に期待ですね。

ベルリン3日目は遅起き。ホテルを出たのが何と11時(笑)

朝ご飯というか、ブランチを食べにバスを使って移動です。

そしてこちらが目当てのお店「CURRY 36」です。グーグルでも評価が高く、観光客にも人気のカレーソーセージ屋さんです。

フライドポテトとソーセージ2本のセットで700円ほど。安くはないですが、見た目以上にボリュームがありました。

店の前でスタンディングデスクがあるのでそこで外を見ながら食べるのですが、このジャンクな感じがたまらないですね。

カレーソーセージといってもソーセージ自体がカレー味なのではなく、上からカレー粉が掛かっているだけなのですが、まぁ間違いない味ですね。とても美味しかったです。

腹ごしらえをしたあとにまず向かったのは、「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」。

よく見ると頂部が欠けているのですが、これは1943年の英国からの空襲によって破壊されたのをそのまま残しているからだそうです。

建物の中に入ってみると、外側からは想像も出来ないくらいきれいな絵が天井一面に描かれていました。

この教会の隣りにはもう一つの建物「新教会堂」があります。

事前に調べていたので青いステンドグラスが綺麗ということは知っていたのです、実際に見てみると息を吞むような雰囲気が漂っていました。素敵とか綺麗という言葉では到底表せません。

この新教会堂にはパイプオルガンもあり、ここで演奏されたら相当気持ちがいいだろうなと思いました。

ここで一時別行動していた友達と合流するため、「EINSTEIN KAFEE」で小休憩。

カフェに来てこんなに美味しそうなケーキが並んでいたら食べない訳にはいきません。

アーモンドハニーケーキというのとアメリカーノを注文。合わせて1000円くらい。このケーキは何とも不思議な味で、ダックワーズのような感じで美味しかったです。アメリカーノもまずまず。

友達と合流して向かったのは「シャルロッテンブルク宮殿」。ここでもクリスマスマーケットがやっていました。もう何か所のクリスマスマーケットを見た事か。

それでもどこのクリスマスマーケットもそれなりに賑わっているっていうのも凄いですね。

一つだけ屋根の上に登れるお店があったので上ってみると、宮殿が良い感じに見ることができました。宮殿内部には入らなかったのですが、昔の王族の暮らしぶりが分かるような豪華さなのでしょう。

宮殿からバスで向かったのは、国会議事堂。無料でのツアーもありますが、外観を見るだけで十分だったので、写真だけ撮りました。

国会議事堂というだけあって警備はしっかりされていましたが、日本ほど沢山警察がいるわけでもなく、比較的なごやかな雰囲気でした。

国会議事堂から歩いて5分くらいのところにあるのが「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」です。記念碑というよりはアート感が強い気がするのですが、結構な広さでそれなりに見ごたえがありました。

ブロックの高さが人よりも高いところもあり、予想通り子供たちの遊び場と化していました(笑)

16時過ぎで日も落ちてきたので一旦ホテルで休憩。もう行きたいと思っていたところは行き尽くした感があります。

今日は長かったヨーロッパ遠征の最後の晩餐です。

ドイツ料理を食べたいという事で、友達が予約しておいてくれたドイツ料理店「Schildkröte」に来ました。

店内はこんな感じでいい雰囲気です。ほとんどが予約席のようで、人気店みたいです。キッチンとホールが分かれているのですが、ホールはやる気のない老夫婦でした(笑)まぁドイツっぽくてある意味ドイツを満喫といった感じですかね。

注文したのはこの二つ。3人でシェアして食べました。左が「料理名覚えてないソーセージ(笑)」で右が「EISBEIN」というドイツ、特にベルリンを代表する家庭料理だそうです。

店的にビールも頼んであげたいところでしたが、既にこれから夜に飲むビールを買ってホテルの部屋で冷やしてあるのでここではこの2品だけを頂きました。この二つを3人で割り勘して、一人当たり1200円ほど。安くはないですが、高くもないですね。

そして実食。めちゃくちゃ美味しい!どちらも塩味が強かったのですが、EISBEINに関しては豚肉がほろほろでとろとろ。見た目のインパクトも抜群で大満足でした。

ソーセージもかかってるソースとの相性が抜群で、さらにその下に敷かれているベッドのようなマッシュポテトも美味しかったです。

店員さんの接客態度だけ不満足なのでリピートはないですが、料理自体はとても美味しかったので惜しい店です。

胃が幸せになったところでホテルに帰宅。帰りの地下鉄は始発駅からの乗車だったため、こんなにがらがら。それにしてもドイツの地下鉄もずいぶんときれいですね。

さてさてホテルに帰ってからはビール会です。といっても3人で4本を飲むだけなのですが(笑)

このあとは何時間だろう、ずいぶんと長く「地球温暖化対策に対する見解」とか「人生」とかについてみんなで熱く語り合いました。同じ大学・学部・学科の3人ですが、それぞれ全然違う考え方を持っていたりして、とても興味深かったです。

スウェーデンに帰ったときにこういった会話が英語でも出来るくらいだったらなもっと視野が広がるだろうなとは思うのですが、積み重ねていくしかないですね。

さてさて遂にヨーロッパ遠征最終日となりました。今日は8時過ぎに起き、ホテルをチェックアウトする前に朝ご飯を食べにこのお店「Brezel Berlin」にやってきました。

この日は12月24日ということもあり、営業しているお店が少なかったのですが、運よく僕が行きたいと思っていたこのお店は営業していました。

このお店はベーカリーカフェと言った感じで、様々なメニューをオファーしています。店員さんはあまり英語を話せない感じでしたが、気持ちの良い接客をして下さりました。

ドイツは愛想が悪いイメージですが、今まで行ったカフェに限ってはどこも良い接客をしてくれます。

アメリカーノ、チョコデニッシュ、プレッツェルのチーズとハムのサンドを頼んで合計830円。良心的な価格だと思います。

そしてこのプレッツェルのサンドは「トーストしますか?」と聞かれたのでお願いしたのですが、チーズがとろとろでプレッツェルがサクッとして絶品でした。

デニッシュに関しては値段の割にとにかく大きくて、チョコの量も尋常じゃなかったのですが、あまり甘くないチョコだったので比較的食べやすくて美味しかったです。

最後の朝にいい場所で食事が出来て幸せです。

朝食後はホテルに帰って荷造りです。今日は割といい天気で、雲のすき間から日が差しています。

ホテルのチェックアウトは12時なので、ぎりぎりまで滞在して、11時50分頃にチェックアウト。

ここからお昼ご飯を食べるために(というよりは食べたいと思っていたケバブを食べるために)、ホテルから3 kmのところにあるケバブ屋さんに歩いて行くことにしました。時間もあるし、朝ご飯を消化するために。

朝は雲も多かったのですが、散歩をしていると快晴になりました。クリスマスイブにとても気持ちの良い散歩が出来て幸せです。スーツケースを引きながらではありますが(笑)

途中、電車が通り過ぎるのを見たりして、

約40分歩いて、「Mustafa's Gemüse Kebap」というベルリンで一番人気のケバブ屋さんに到着です。

クリスマスイブなので皆家でゆっくり過ごしているのかと思ったのですが、行列ができていました。

15分ほど並んでやっとゲット。ドネルケバブというケバブの一種で、このお店の看板メニューです。トーストされたパンの間に大量の肉と野菜が入って530円。コスパ最強のケバブです。

ケバブには香辛料の味がしっかりついていて、それを野菜のフレッシュさとマヨネーズのまろやかさで包み込んでいる感じ。そしてトーストされたパンは少しかりっとしていて、バターの香りが鼻に抜けます。

これは満点の味でした。是非また食べに来たい!

ケバブを食べた後は地下鉄で空港近くまで移動。そこからバスに乗れば一瞬で着くのですが、まだ時間もあるし体力も有り余っているので、空港まで2.5 km位の道のりを歩くことにしました。

このときは曇ってしまったのですが、それがまた幻想的な雰囲気を作り出しています。

そして「ベルリン・テーゲル空港」に着きました。ずいぶんと古くさい空港です(実際に古いですが)。

スーツケースを持っているのでここでセルフバックドロップ。

ドイツの首都の空港なのに中は狭くてお店もほとんどありません笑

そして制限エリア内へ。まだ搭乗まで1時間くらいあるので、コーヒーを飲んで今回の旅に使った金額の計算を(笑)

ちなみにこのベルリンからストックホルムまでのフライトは預入荷物を追加して6700円なので、かなりお得だと思います。しかもフライトが高い12月末なのに。

搭乗開始です。これでようやくウプサラに帰れます(笑)

さすがLCC。ブリッジなどはなく地上からの搭乗です。

でも僕はこうやって地上からの搭乗の方が機体とかエンジンとかが間近で見られるので好きです。

飛行機は定刻通り16時55分に出発。ベルリンから1時間40分でアーランダに着く予定です。

ベルリンからアーランダまで1時間40分って簡単に言うけど、やっぱり飛行機というのは早いですね。バスだと何時間かかることやら。産業の発達に感謝です。

最近はスウェーデンのグレタさんが飛行機を使わないように呼び掛けていて、スウェーデンでは「飛び恥」「鉄道自慢」なんて言葉も流行っているみたいですが、今後の飛行機の役割はどうなっていくのでしょうか。

地球温暖化は喫緊の課題であることなのは確かだとは思うのですが、そこに安くて便利な手段があったら、それが地球に悪くても使ってしまうのが多くの人の考え方な気がします。例えばコーヒーとかで「フェアトレード」という風に書かれたものをよく見かけますが、多くの人はその文言より「味」や「値段」に目を向けると思います。

どちらも自分は得をして、壁の向こう側に害が生じます。多くの人は、自分も含め、自分の得になる行動をとるものです。それを踏まえて、地球温暖化対策というのは自分に得になるような形で実現できるがベストですよね。これがある意味小泉環境相の「セクシー」発言なんですかね。

僕としては地球に優しい技術の開発に携わることで、地球温暖化対策に繋げていきたいですね。

飛行機に関しては、他の交通手段に比べて二酸化炭素排出量が多いのは明らかですが、「飛行機は地球に悪いから使わない」ではなく、「どうすれば飛行機の二酸化炭素排出量を減らせるか」ということを考えられる大人になりたいと思います。

まぁずいぶんと話が逸れてしまいましたが、無事アーランダ空港(ストックホルム)に到着しました。実際の飛行時間は1時間20分ほどであっという間でした。

アーランダ空港はターミナルが2~5まであり、ほとんどの国際線はターミナル5を使います。フィンエアーと一部の便だけターミナル2を使うのですが、今回の便はそのターミナル2に到着。

ターミナル2を使うのは8月2日の最初にフィンエアーでやってきたとき以来なので、なかなか感慨深いものです。今回は預入荷物があるため、ストックホルム留学生と上のレーンの前で待っていたのですが、あのときも同じ友達とこのレーンで待っていました。

あのときの心境を思い出しながら荷物が出てくるのを待っていたのですが、最近はその「初心」というものを忘れていたなと感じます。1月末から始まる新学期に向けて、また留学開始時の気持ちを持ってこれから準備していきたいと思います。

荷物を受け取って友達とは解散。

それと同時に実は日本から母が、僕が到着する1時間半前くらいにアーランダ空港に到着していて、空港で僕の事を待っていてくれました。

ここからバスを使ってウプサラに行きたかったのですが、クリスマスイブということもありもうバスは運行しておらず、仕方なく電車でウプサラに帰ることに。

ホテルのチェックインを一緒にし、僕は寮に帰るためにそこでいったん解散。

21時、家に無事帰ってくることが出来ました。

共有スペースにはコリドーメイトが装飾をしてくれていました(笑)

まだ夕食を食べていなかったのですが、特に食材もなかったので冷凍庫にあったナゲットをオーブンで焼いて食べました。

見ての通り完全に作り過ぎてしまい、一瞬で胃もたれしました(笑)

そして母にリクエストしてあったカレー!まさか6箱も持ってきてくれるとは思いませんでしたが、これで残りの6か月、毎月カレーが食べられますね(笑)

スウェーデンではジャガイモや玉ねぎが安いので、カレールーさえあれば意外と簡単にカレーが作れてしまうのです。

今回の旅の総括として、ヨーロッパ遠征で訪れた国のまた行きたいランキングを付けるとすれば、行きたい順に「パリ→ブリュッセル→→ドイツ=アムステルダム」といった感じですね。

それにしてもストライキ中といえどパリは素晴らしかったです。ドイツは物価が安いのは良かったのですが、人の愛想が今回訪れた国の中で一番悪かったため、印象は良くありません。

それにしても学生という身分でこんなに沢山の国を周らせてもらえていることに何より感謝しなければなりません。これからも多くの場所を訪れるとは思いますが、どんなときでも感謝の気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。

これで、ヨーロッパ遠征と題するシリーズも終了です。

誤字脱字も多く、読みづらい文章であったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day138~139】ヨーロッパ遠征「ニュルンベルク編」

ここにきて「○○編」の○○が国名だとニュルンベルクとベルリンを分けることが出来ないと気付き、ドイツだけ都市名にすることに。(笑)

さてさて前回の記事ではアムステルダムを夜の10時に出発したところで終わりました。今回はその続き。

アムステルダムを出発した時点では隣りに誰も座っていなかったのですが、ドイツに入って一つ目のバス停で隣りに人が座ってきてしまいました。。。そこから何時間もバスに座っているのはしんどかったですが、何とかやりきりました。

そういえばバスでは2階の前から2番目の席に座っていたのですが、眺めが良い反面、夜は街灯の灯りが眩しすぎました。夜行バスでなければ眺めが良かったのだと思いますが、思わぬ誤算でした。そしてバス前面の風切り音もすごかったです。バスは常に100 km/h暗いで走行しているため、四角いバスは特に風を切る音が目立ちます。

ということで次回から夜行便の場合はおとなしく真ん中あたりに座ろうと思います。

上の写真は朝7時半の「あと少しでニュルンベルクに着く!」って時の写真です。朝焼けが素敵で疲れが吹っ飛んだとまでは行きませんが、とても清々しい気持ちになりました。

そして朝8時半、ほぼ定刻通りにニュルンベルクに到着です。このバス自体はウィーンまで行くそうなので、バスも運転手もご苦労様です。

ニュルンベルクに来たのはクリスマスマーケットに行くため。世界3大クリスマスマーケットと呼ばれるのがシュツットガルトドレスデン、そしてニュルンベルクで開かれるものなのですが、その中でもニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界1有名と呼ばれています。

クリスマスマーケットが開かれている時期にドイツに来れることなんてこの先ないと思うので、これは行くしかない!と思ってニュルンベルクに1泊だけすることにしました。ここではストックホルムに留学中の友達1人と、ドイツのミュンヘンに留学中の友達2人に合流し、一緒にクリスマスマーケットに行く予定です。それにしてもいつも日本の大学で一緒に授業を受けていた友達とニュルンベルクで集合するなんて不思議な気分です。

朝ご飯を食べていないのでまずはあらかじめ調べておいたカフェ「Kafferna」に直行!スーツケースを引きながら、バス停から歩くこと10分弱で到着。住宅街の中にある目立たないカフェです。

小さい店内を女性の店員さん一人で営業していました。

頼んだのはサンドイッチ(430円)とアメリカーノ(270円)。このカフェはシナモンロールが人気っぽかったのですが、朝ご飯なので今回はサンドイッチにしました。それにしても、ドイツの物価が安いのか、このカフェだけなのか分かりませんがずいぶんと安い印象。

アメリカーノは僕好みの味で、値段的にもお替りしたいくらいでしたが一杯で我慢。サンドイッチは”健康的な”感じの味でした(笑)でもこういうサンドイッチも悪くはないです。

今回のヨーロッパ遠征で訪れているカフェはどの店員さんも良い感じなのですが、ここのカフェの店員さんはその中でも一番いい感じでした。店員さんは英語も流暢で、なおかつ寄り過ぎず引きすぎずの絶妙な接客。朝の気分を盛り上げてくれるカフェでした。おすすめです!

さらにこのカフェは朝の時間だったからか観光客が来る感じのカフェではなく、地元の人たちに馴染めた感じがして楽しかったです。

カフェを出たのが9時過ぎ。ここから1日スーツケースを引きながら観光するのは大変なので、今日泊まるホテルに一旦向かうことにします。

ホテルはこの道沿いにあるのですが、石畳の道は素敵なんですが、スーツケースを引くのが大変です。

ホテルは中心地にとってあったので、カフェからもそんなに遠くはありませんでした。今回泊まるのは「FIVE REASONS HOTEL&HOSTEL」です。

こんな感じの特徴的な形の建物です。

ホテルに入って受付の人に荷物を預けたいと言うと、荷物保管部屋を案内してくれて、その中のコインロッカーにスーツケースを預けることが出来ました。しかもそのコインロッカーはコインが帰ってくるタイプのやつだったので無料で預けることが出来ました!

HOTEL&HOSTELなので受付の対応はどうかなと思っていたのですが、ホテルのレビューに書いてあった通り、とても感じの良い応対をしてくれました。

荷物も軽くなったので、散策スタートです。ニュルンベルクには1泊しかしないので、寝ている暇はありません!(笑)

これはニュルンベルク中央駅です。そんなに大きな感じの街ではないのですが、駅舎は立派ですね。

今日はこれから「帝国党大会会場文書センター」というナチス関連の資料館に行こうと思います。トラム等を使って行くことも出来るのですが、せっかくいい天気なので、徒歩40分の道のりを歩くことにしました。

ニュルンベルク中央駅前の北側には旧市街があります。世界大戦中にニュルンベルクは壊滅的な被害を受けたそうなのですが、大戦後に中世の街並みを取り戻すために復興されたそうです。

ドイツはヨーロッパの中心だからか、飛行機雲が他の国に比べてたくさんある気がします。そして空が高い。とても気持ちの良い散歩です。

住宅街を歩くとこんなにかわいい色の建物が連なっていました。中世の街をさっき見たばかりなのに、少し歩くとこんな現代的な建物があるのは面白いですね。

党大会が行われていた会場に近づくと、あたりの景色はひらけてきました。

これが実際にナチスの党大会で使われていた建物だそうです。この建物の周りには他の建物が立ってなく、ここだけは昔のままといった感じでした。

資料館はその横に隣接されていて、入口の形が特徴的です。僕が到着すると団体の観光バスからアジア系の観光客が沢山降りてきていました。ずいぶんとマイナーな観光スポットな気がするのですが、そういうニッチな観光ツアーもあるんですね。

この博物館は「教育・教訓」としての側面が強いためか、学生は極端に入場料が安く、200円弱でした。しかもこの音声ガイドも無料で使用することが出来ます。

資料館内は写真を撮ることも出来たのですが、本当に写真や説明の資料が展示されているだけで、皆真剣に読んでいたので写真を撮らずに見学しました。

これは博物館の最後の方で見ることができた党大会の会場です。ここで実際に多くの人がヒトラーに心酔して、あの出来事が起こってしまったと考えると身震いしました。

この資料館は勉強要素が多く、ビジュアル的な物というよりも読んだり聞いたりするものが中心だったのでかなり疲れました。それでもニュルンベルクに来たなら訪れる価値がある場所だなと感じました。

資料館を出たのがちょうど12時頃だったので、お昼ご飯を食べようと思って資料館と中心部の間に位置する「next door coffee club」というカフェに来ました。そんなに交通量の多くない道路に面していて、グーグルレビュー数約300件で星4.8のお店です。

店内はこんな感じ。写真の右側にも席があって、中規模のカフェです。この時間は太陽の日が店内にさしていて、とても優雅な雰囲気でした。

グーグルにはこの組み合わせの写真が多かったので、僕も同じ組み合わせで注文。この旅で何度も食べているバナナケーキとラテマキアートで、合計830円でした。(個々の値段は忘れてしまいました)

ここのバナナケーキは僕好みの味!写真を見てもわかるように、少しトーストをしてくれます。また塩がひとつまみ掛かっていて、これが新しい味わいでとても美味しかったです。

ラテマキアートとかそういうのに関してはいつも思う事があって、「やっぱりブラックの方が美味しい」ということで今回も同じ感想。ならブラックを頼めよって感じですが、試してみたくなっちゃうんですよね。

今回泊まるホテルは14時からチェックイン可能なので、一休みしようと思ってチェックインすることに。この後合流する友達と泊まるので4人部屋です。1泊朝食なしで一人当たり4200円ほど。バスルームは他の宿泊者と共有ですが、良い立地にあってこの価格なので十分です。

見ての通り部屋は大きく、こんなに大きな部屋なら二段ベッドじゃなくてもいいのになーと思ったり思わなかったり。というよりもテーブルがもっと大きかったらよかったな。でも想像以上に清潔感のあるホテルで良かったです。

1階の共有スペースには食事をしたり調理をするキッチンがありました。アムステルダムで泊まったホテルにもキッチンなどがありましたが、こういう設備はあるとかなり便利です。

部屋で一休みしていたらストックホルムに留学中の友達が到着したみたいなのでホテルで合流し、その後は少し旧市街の方を散歩することにしました。

旧市街の方は人が多く、歩行者天国にはクリスマスマーケットみたいなものが点在していました。

歩いていたら雨が降ってきたので、ニュルンベルクソーセージというものをクリスマスマーケットで買ってホテルに戻ることにしました。ホテルから旧市街はとても近く、数分歩けばホテルに戻ることが出来した。

これがクリスマスマーケットで買ったニュルンベルクソーセージドック。地元と思われる人たちはマスタードだけを付けて食べていたのでマスタードだけ掛けてみました。

ニュルンベルクソーセージは、決まった製法のもとニュルンベルクで作られたソーセージのみが名乗れるものらしく、過去には訴訟問題も起きているそうです(笑)

味については「マスタードの味」しか感じませんでした(笑)掛け過ぎましたかね。でもまぁクリスマスマーケットで売られているものなのでクオリティというよりは雰囲気が大事です。

雨粒が染みたパンに挟まったニュルンベルクソーセージを、石畳の上を歩きながら食べることが出来たのはいい経験でした。

ホテルに帰ってしばらくするとミュンヘンに留学中の友達もニュルンベルクに到着したようで、ホテルで合流。これで4人がそろいました。

もう辺りは暗いので、早速クリスマスマーケットに向かいます。

ホテルから徒歩15分くらいで世界1有名なクリスマスマーケットに到着しました!写真の左に見えるのは「聖ローレンツ教会」という教会で、これまた世界大戦でひどく破壊されたため、修復されて今の形となっているようです。

それにしても凄い人の数!今日は金曜の夜だからか、それともいつもこんな感じなのでしょうか。

男4人でクリスマスマーケットを隅から隅まで歩き回って、写真を撮りまくりました(笑)

クリスマスマーケットで何が幸せかって、クリスマスマーケットに来てる子どもたちが楽しそうに食べたり見たりしている姿を見る事ですね。子供たちの嘘のない喜の感情は微笑ましいものです。

いろいろ欲しい物はあったのですが、 結局買ったのはこのフルーツとナッツがぎっしり入ったパンのみ。1スライスで250円するのですが、見た目以上にすごいずっしりしていてとても食べごたえのあるクリスマスらしい味わいのパンでした。

一通り見て歩いて満足したので、スーパーにニュルンベルク中央駅の中にあるスーパーに寄ってホテルに帰ることにしました。結局クリスマスマーケットに滞在したのはたったの1時間くらいでした(笑)

この街に来たのはクリスマスマーケットに行くためでしたが、実際に来てみると街並み自体も魅力的で、こうやって夜に歩いているだけでもとても楽しかったです。

さぁ今日はここからが本番です(嘘)。スーパーで買ったプレッツェルとビールをテーブルに並べ、男4人で夜会です。といっても皆軽く飲んだだけですが(笑)

それにしてもドイツのビールは美味しい!今まであまりビールが美味しいとは思ったことが無かったのですが、今回飲んだビール(名前は忘れました)はとても飲みやすくて美味しかったです。

ちびちびビールを飲みながら「それぞれの将来やりたい事」について語り合い、ニュルンベルク1日目は終了。

一人旅は一人旅の良さがありますが、誰かと旅行すると暇な時間に皆で話を出来るのでいいですね。

翌朝は8時頃に起きて、ストックホルムに留学中の友達が作って持ってきてくれたシナモンロールを食べてスタート。

2泊だと長いなーと感じることが多々ありますが、1泊だとすぐに最終日になってしまいますね。当然ですが。

まずはニュルンベルク城を見に行くために、ホテルから徒歩20分の道のりを歩きました。途中、昨日行ったクリスマスマーケットの場所を通ったのですが、昼前から多くの人で賑わっていて、ここのクリスマスマーケットの人気の高さを実感しました。そしてクリスマスマーケットは夜の方が雰囲気が良いと思っていたのですが、意外にも昼のクリスマスマーケットというのも良い感じの雰囲気で、今日は立ち寄りはしませんでしたが新たな発見でした。

クリスマスマーケットのところから登坂を上り、ニュルンベルク城に着きました。このお城は「カイザーブルク(皇帝の城)」と呼ばれ、神聖ローマ帝国の皇帝たちが領土を周る際に滞在した、権力の象徴だったそうです。11~12世紀にお城の基礎が建てられ、現在の形には15~16世紀に完成したそうです。ただこの城も世界大戦で破壊され、今見ているお城は世界大戦後に復興したものだそうです。

このお城は高台にあるため、街を一望することができます。この日はもやっぽくて視界が良くありませんでしたが、こう見ると手前から奥に行くにつれて建物が現代的になっていっている気がします。

城を降りるとこの建物の前で皆写真を撮っていました。ニュルンベルク観光をネットで調べたときに出てきた気がするこの家。調べてみたら「アルブレヒト・デューラー・ハウス」というものでした。

15世紀のドイツ人画家アルブレヒト・デューラーという人が実際に住んでいた家だそうで、今は博物館として利用されているそうです。僕はこの画家の事を知らないのですが、どれほど有名なのでしょうか。

今日のお昼ご飯は11時半にニュルンベルク城のすぐ近くにあるこのお店「Albrecht-Dürer-Stube」を予約してあります。ニュルンベルクはレストランが少ないのか、予約しないと入れない場合が多いみたいです。

店内はこんな感じ。とてもおしゃれなで久しぶりにこういうしっかりとしたレストランに入った気がします。

まずはビールで乾杯。まだ昼なので一番少ない量のやつにしました(笑)そういえばいつもビールを飲むときはビンやカンから直接飲むので、グラスで飲むのは久しぶり。やっぱりちゃんと移し替えた方が飲みやすくていいですね。

僕は豚のメダリオンニュルンベルクソーセージのセットを注文しました。お値段は1200円ほど。

どちらも感動するほどではなかったのですが、優しい味で自分では作れない味わいでした。

食事をしていると続々とお客さんが入ってきて、帰る頃には満席でした。というかやっぱり全部の席が予約席になっていて、お店の入り口のカーテンも閉められていました。

会計時に店員さんが「君たちはスウェーデンから来たの?」と聞いてきて、なんでわかったんだろうって考えていたのですが、乾杯するときに僕とストックホルムに留学中の友達は「Skål(スウェーデン語の乾杯)」と言ったからだと気付きました。

こんなマイナーな言語の「乾杯」が分かるなんてすごい(笑)もしかして日本語の乾杯も知ってるかもとか思ったり。

食事をしているとあっという間に時間は過ぎていくもので、食事を終えたのが12時半。ここでミュンヘンに留学中の友達一人と解散し、あとは3人で旅行を続けます。と言っても今日は15時出発のバスでベルリンに移動するため、あと数時間しかニュルンベルクを敢行する時間は残っていません。

個人的にはさっき食べた昼ご飯は量的に物足りないし、やっぱり食後はデザートということであらかじめチェックしてあったカフェに行くことにしました。この綺麗な景色の川沿いをしばらく歩きます。

そしてこれが行きたいと思っていたカフェ「NEST COFFEE」です。実際にお店の前に来てみると「営業しているの?」っていうくらいあたりに人は歩いていないし、暗い感じ(笑)この通りは全くと言っていいほど観光客の姿がなく、静かなエリアでした。

ただお店に入ってみると、優しいおばぁちゃんと地元の常連で賑わっていました。店内はとても良い感じの雰囲気。そしておばぁちゃんセレクトのBGMが、物語の起承転結でいう”転”のときに流れるような曲でなんとも雰囲気とミスマッチしていて面白かったです(笑)

ショーケースのケーキを眺めていると常連客に(良い感じに)笑われたりおばあちゃんが色々説明してくれて、悩みに悩んで選んだのがこのバナナ入りティラミス(っぽい)ケーキとアメリカーノ

おばぁちゃん一人で3人分のコーヒーとかを作ってくれたので少し時間はかかりましたが、アメリカーノはとても美味しかったです。

そしてこのケーキ。これは正直今回のヨーロッパ旅で一番美味しい!クリームとバナナ、そして上にかかっている大量の(ココアパウダーに見えるけど)シナモンのハーモニーが最高!

普通昼食を食べた直後は空腹ではないので満足度は低くなりがちですが、それでもこんなにおいしいと感じたのでこれは本当に美味しかったのだと思います。

もしまたドイツに来たら、わざわざ食べに来たいかもしれないくらい満足のカフェでした。

そしてびっくりしたのがお会計。あまり値段を見ずに注文したので値段は覚えていないのですが、アメリカーノとケーキ合わせて600円でした!安すぎないですか?日本でもこの組み合わせならもっとしますよね。

そんなこんなでコストパフォーマンスが正の無限大に発散してしまったカフェでした。

カフェで時間を潰し、スーパーによって飲み物を調達した後はFLIXバスのバス停に向かいます。バス停にはFLIXバス以外にも沢山のバスが発着していました。

バス停で待っていたら、FLIXバスからSMSが来て、少し遅延しているとのこと。これまでFLIXバスを何回も使ってきたのですが、今回が初めての遅延です。でもこういうときに友達がいると話したりして時間が潰せるので運が良かったです。

そして2階建てバスが到着。そういえばなんで今まで遅延したことがなかったのかいえば、毎回始発場所から乗っていたからでした。今回のバスはドイツの西の方からやってきたバスで、ニュルンベルクは途中のバス停なんですね。当然なかにはすでにお客さんがたくさん乗っていたのですが、ここで降りる人が結構いてどの座席も選び放題でした。

 というわけでどの乗客も2席を一人で使えそうだったので、3人ともばらけて座ることにしました。僕が今回座ったのは中央付近の右側。後ろには一階につながる階段がある席のため、後ろの乗客を気にする必要がありません。

ここから約5時間掛けてベルリンに向かいます。最近は感覚が狂ってきて、5時間なら短いと感じてしまいます(笑)

そして今回のヨーロッパ遠征においてFLIXバスを使うのは今回が最後です。大変お世話になりました。。。

ニュルンベルクの振り返りとしては、「来る価値あり、ただ一回で十分」といった感想でした(笑)街が小さいので特にやる事が少ないのですが、それでも中世の街並みが見られたり、美味しい物が食べられたりと、満足度の高い旅でした。

バスでベルリンに到着する所からは次回の記事に書きたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day135~137】ヨーロッパ遠征「オランダ編」

前回は12月17日(火)の12時にブリュッセル北駅をFLIXバスで出発したところで終わりました。今回はその続き。

この写真は既にオランダに入った後のバスからの車窓。それにしても陸繫がりで国境を越えられるのは不思議だし、何の手続きもしないのは更に不思議。これがEUの力でしょうか。

快適なバスに乗る事2時間半、アムステルダム中央駅から西に一駅のところにある「Amsterdam Sloterdijk駅」に到着です。

アムステルダムに2泊した後また同じバス停から今度はドイツに向かうため、今回はこの駅の近くのホテルをとりました。ということで、チェックインまであと30分ありますが、スーツケースもあるので早速ホテルに移動します。

その前に駅にコンビニがあったので寄ってみました。そしたら日本のコンビニで売られているようなおにぎりが400円弱で売られていました。流石に一つ400円のおにぎりは高すぎでしょ(笑)

お昼ご飯を食べておらず小腹も空いていたので、この店の手作りに見えるパンだけ買いました。まぁコンビニのパンなので期待はしてませんでしたが、ある意味期待通りの味でした。

ホテルは本当にバス停の近くというか、駅の目の前にありました。これが今回泊まる「MEININGER HOTEL」というホテルです。このホテルはドイツやイタリヤなど、ヨーロッパ各地にあるホテルチェーンで、大規模型のホテルです。

このホテルはドミトリーも備えていて、若者からファミリー層まで幅広い客層が宿泊していました。今回はスーツケースを持っての旅なので、シングルルームを予約しました。今回は朝食なしの2泊で9,500円なので、ホテルとしては安い方だと思います。

少し時間が早かったのですが、無事チェックインすることができました。受付はこんな感じでスタイリッシュ。

受付の横にある、この大きなゴッホの絵が印象的でした(笑)

このホテルは本当に大きくて、僕の部屋はエレベーターからだいぶ歩いてやっとたどり着きました(笑)

部屋の番号が書かれたプレートには一つ一つ違う絵が描かれていて面白かったです。

そしてこれが今回泊まる部屋。第一印象は「狭っ!」って感じでしたが、予め調べてあったので特に驚きはしませんでした。それにしてもよくもこれだけ狭く作れるなってくらい狭かったです。でも必要なものが効率的に配置されていたのが好印象です。

ちゃんと専用のバスルームもあります。清掃後の状態で便座の蓋が開いてるのはマイナス印象(笑)

ただ全体的にとても清潔感があって、学生が泊まるには十分なホテルです。

そして大きな窓から見える眺めが良い感じ!さっきの駅、そしてバス停も見えます!

よく拡大すると、FLIXバスが停まっているのが見えます。

まだ15時過ぎで出かけることが出来るくらい時間があるので、とりあえず運動も兼ねて市内の方に歩いてみました。オランダの電車は点検車みたいな色をしてますね。

ずーーっと線路沿いを歩いていると、オランダらしい川みたいなのが見えてきました。

この景色なんかはイメージするオランダって感じ!天気が良くなくてもそれなりに綺麗。

運河沿いにはたくさんの船がとまっています。

わざわざ市内まで歩いてきた本当の理由はこれ。オランダはパンケーキが有名だそうなので、パンケーキの有名店である「PANCAKE BAKERY」に来たのです。時間はもう16時過ぎですが、昼食代わりということでいいでしょう(笑)

店内は半地下空間で、多くのお客さんで賑わっていましたが、一人だったのですぐに席を案内してもらえました。

アメリカーノと甘い系のパンケーキを注文しました。

何も調べてなければびっくりするのですが、オランダのパンケーキはクレープのようなもので、日本でいう分厚い生地の物とは違うのです。それにしてもクリームが3山とアイスが2個も乗ってるのでボリュームが凄い!

生地に埋め込まれているのはリンゴの輪切りで全体にはシナモンが掛かっています。味は想像通りですが、とてもおいしかったです。店員さんの応対もよく、一人で来ても安心できました。

ただコーヒーと合わせて2000円くらいするので結構高いですね。オランダの物価はベルギーより高い気がします。

パンケーキを食べ終え、17時頃に店を出たらもう辺りは暗くなっていました。

暗くなると運河の美しさが一層引き立ちます。

パンケーキ屋さんから更に中心の方に歩くとアムステルダム中央駅に着きました。どこかで見た事がある駅舎だなと思ったら東京駅と似てますよね。どちらもレンガが使われていますが、厳密には建築様式が違うようです。

でも調べてみたら2006年に両駅は姉妹駅として関係を結んだようです。

ホテルにはドリンクサービス等がないので、帰る前に「Albert Heijn」というオランダの大手スーパーに寄ってみました。このスーパーはプライベートブランドが充実していて、手ごろな価格の商品がそろっていました。

また店員さんの接客がとても良くて、スーパーって味気ない接客が多いイメージだったのでびっくりしました。

今いる中央駅からホテルの最寄り駅までは一駅なのですが、歩くと1時間かかるので地下鉄を使ってホテルに戻ることにしました。普通の電車を使えば一駅ですぐなのですが、今ここで公共交通機関の48時間券を買って地下鉄で移動することにしました。この乗り放題チケットはバスとトラム、地下鉄だけで、普通の電車は含まれていないのです。

ヨーロッパで地下鉄というと薄汚くて治安が悪いイメージですが、アムステルダムの地下鉄に関してはとてもきれいでモダンな感じでした。これなら夜の一人移動も安心です。

短い間隔で電車も走っているようで、すぐに電車が来ました。地下鉄の電車もなんか作業車みたいなデザイン(笑)

30分弱乗車して、ホテルの最寄り駅に到着です。ホテルの隣りに立っているビルはツリーの形にライトアップされていました。これはクリスマスシーズンだからでしょうか。

さっきのスーパーではスムージーとラザニアを買いました。このラザニアに関しては何と200円以下です!さっきパンケーキを食べたばかりですが、しっかりとしたものも食べたいと思ったので買いました。というかラザニアを見て買わずにはいられなかった(笑)

このホテルは共有キッチンがあるため、そこの電子レンジで温めて食べることが出来ます。ホテルにキッチンがあるって結構有難いポイントです。

それにしてもこのホテルは狭いので、スーツケースを広げるのも一苦労です。ただ狭いスペースというのは落ち着くもので、夜は快適にパソコン作業をすることができました。

疲れていたのか、快適だったのか、朝早く起きようと思って寝たら、朝9時に起床しました。お腹が空いたのですがホテルの朝食を食べるのはつまらないと思ったので、調べてあったカフェに向かいます。

ホテルから20分くらいで着きました。この路地の角にある青いドアが目印の「Back to Black」というカフェです。グーグルの評価数約600件で星4.7なので期待が出来ると思います。

店内は狭く、多くのお客さんでいっぱいです。僕は運よく空いている席をゲットできました。

アメリカーノ(290円)とバナナケーキ(460円)を頼みました。このお店はクレジットカードで払うと10円くらいチャージされます。チャージしたい気持ちは分かりますが、キャッシュレス化を遅らせる要因になりますよね。

アメリカーノは僕の好きな感じの味で、値段的にも満足。バナナケーキは未だにオーストラリアで食べたやつより美味しいのには出会ってません。このバナナケーキに関しても460円は高すぎるかなというお味でした。

でもカフェ自体はいい雰囲気で、気持ちの良い朝をスタートさせられることに価値があるカフェだと思います。

オランダはチューリップも有名みたいで、これは運河沿いにある花市場の様子。色とりどりな花が沢山並んでいて、観光として歩くだけで楽しめる通りでした。

こんなクリスマス仕様のトラムが走っていました。先頭にはサンタの帽子まで付いていたのですが、雨が降ったらどうするんだろう。

こういう観光客がいない地元住民の道を見つけられたときってちょっと楽しい。この気持ち分かる人いますかね。

さっき朝ご飯を食べた気がしますが、お昼ご飯としてこのフライドポテトを頂く事にします。フライドポテトはベルギーが発祥ですが、オランダもその隣国という事で人気なようです。

Vlaams Friteshuis Vleminckx(全然読めない)」というお店で、観光客に人気なのでしょう、多言語でメニューが書かれていました。サムライソースなんていうのもあります。

今回もマヨネーズにすればブリュッセルとの比較ができたのですが、この店を紹介している人がサテソースがおすすめと言っていたのでサテソースにしてみました。これで400円くらいなので、やっぱりポテトは出費が抑えられて助かります。

そういえばこないだも開店直後に行ったけど、今回も開店直後の一番乗りの客として購入しました。

写真を撮るのに必死で気付かなかった、この落ちかけているソースがこの後どうなったかは想像にお任せします(笑)

肝心の味ですが、ブリュッセルに軍配があがります。ソースが違うので、ソースは考慮せずに、単純にポテト自体の味や食感がブリュッセルの方が美味しかった気がします。

街を歩ていると、チーズ屋さんをよく見かけます。ゴーダチーズなどがオランダの代表的なチーズみたいです。どのお店も雑貨屋さんみたいなレイアウトでとてもおしゃれです。

オランダと言えば風車も有名ということで、せっかく乗り放題チケットがあるのでバスで少し離れたところにある風車を見に行きます。

バスに乗る事数分、バス停を降りて少し歩くと風車を発見できました。こういった風車が現在も活躍しているのかは分かりませんが、昔ながらの形でなんかかわいらしいですね。

この風車の近くに何かのマーケットがやっていたのでちょっと立ち寄ってみることにしました。

軽い気持ちで踏み入れたら、終わりが見えないほど長いマーケットでした。洋服やチーズ、パンなど、様々なジャンルのものが売られている市場と言った感じでしょうか。見た感じ観光客はおらず、地元の人たちで賑わっていました。

ここでは特に何も買わず、雰囲気だけ楽しませてもらいました。

お気づきの方もいるように僕の旅は食が中心なので、さっきポテトを食べてからまだ2時間弱しか経っていませんが、目星を付けていたカフェ「Winkel 43」に来ました。

このカフェは人気店なので並ぶのが常だと思われるのですが、タイミングが良かったのか、一人という事もありすぐに席を通してもらえました。

このお店はアップルパイ(400円)とフレッシュミントティーというハーブティー(350円)が有名だそうなのでそれらを注文しました。ちなみにこのアップルパイはメニューには載ってなく、裏メニュー的な存在なのですが、誰もが知っているためここに来店する人のほぼ100%が注文するという不思議なメニューなのです。

ミントはあまり得意ではなく、ハーブティーなんて1年に1度飲むか飲まないかぐらいのものですが、このハーブティーはとても美味しかったです!

そしてアップルパイ絶品!りんごがしっかり煮込まれていてトロトロで、ほんのり甘いクッキーのようにしっかりした生地、そして甘くないクリームとの組み合わせが最高で、アムステルダムに行くなら絶対に食べた方が良い逸品です!おすすめ!

店員さんも一人の僕に気さくに話しかけてくれて、混雑していましたがとてもいい雰囲気のカフェでした。

食べたいものは食べ、特に今日やりたいと思っていたことが無くなってしまったのですが、知らない場所を散歩するのはそれだけでも十分に楽しいですよね。いつも旅の後半になるとその地の位置関係が分かってきて、その町を知れた気分になれます。

今回のヨーロッパ旅は2週間にわたり、アムステルダムは旅の折り返し地点なので今日は洗濯をしなければなりません。ホテルのフロントで1000円ほど払うと洗濯機と乾燥機を使うことが出来るので、一旦ホテルに帰りました。

大きなホテルに対して洗濯機と乾燥機はそれぞれ2つずつしかないのですが、誰も使っていませんでした。洋服を取られたりしたら嫌なので洗濯機の前でブログの編集でもすることにします。

歩き回って疲れていたのでいい休憩にもなりました。

洗濯に予想以上の時間を取られてしまいましたが、これで後半も安心して旅行できます。

辺りはすっかり暗くなったので、これは夕食を食べなさいという合図ですね。トラムを使って町の中心部にあるミートボール屋さんに行きたいと思います。

これがそのミートボール屋さん「MISTER MEAT BALL」です。お店が小さいので、この写真だとどれがお店だか分かりませんね(笑)

注文したのはミートボールとマッシュポテトのセット(1300円)。そもそももとからマッシュポテトも付けてくれって感じですが、このお店はマッシュポテトはセットメニューらしいです。このマッシュポテトはいろんな味が選べて、僕はビーツを選びました。なぜなら写真的にインパクトがあるから(笑)

マッシュポテト自体の味は特に普通のものと変わらない気がしました。ミートボールはノルウェーで食べたのと同じような感じで、合成肉っぽい味でこれはこれで美味しいのですが、僕はイケアの小さいミートボールの方が好みです。

テーブルが3つしかない本当に小さなお店なのですが、僕の隣りには日本人の女子4人組がいてびっくりしました。こっちは一人なので話しかける勇気は出なかったのですが、隣りに日本人がいると話が頭に入ってきてしまうので気が気じゃなくなりますね。

食事は軽めだったので、昨日と同じスーパーに行ってお菓子と飲み物を買って帰りました。飲み物は昨日のスムージーの味違いのやつ。昨日は野菜系のやつを買ったので、今日はフルーツ系の物にしました。まぁ購入理由はこの35%引きシールが貼ってあるってことぐらいですけどね(笑)

このお菓子は「Stroop Wafels」というオランダのお菓子らしいのですが、アイスのコーンのような生地の間にキャラメルが挟まれていて、一つで180 kcalくらいします(笑)200円弱で買ったのですが、日本では業務スーパーなどでその2倍くらいの値段で売られているみたいですね。

適当に選んで買っただけなのですが、これがめちゃくちゃ美味しい!これは日本でも売られているのも頷けます。このお菓子は温かいコーヒーや紅茶のカップの上に置き、少し柔らかくしてから食べるのも美味しいそうなので、この先の旅先のホテルで試せる機会があれば試してみることにします。それにしても美味しいからお土産に買って行こうかと思ったのですが、カロリーが高すぎるので自粛します。

アムステルダム旅行ももう最終日。この日はこのホテルのそばのバス停から夜出発のFLIXバスでドイツのニュルンベルクに向けて出発するので、チェックアウト後に荷物をホテルのロッカーに預けます。大きい荷物なので1000円くらいかかりましたが、バス停の近くに預けられる場所があるのは有難いです。

今日も朝ご飯を求めて市内に繰り出したのですが、やっているはずの目当てのお店が閉まっていたので仕方なくマクドナルドに来てしまいました。まぁ味は言うまでもないですね。

そして今日のお目当て一つ目のクッキー屋さん「Van Stapele Koekmakerij」にやってまいりました。

来てみたら開店直後の10時にも関わらず、多くの人が並んでいてびっくり。並ぶのは嫌いじゃないので僕も列に入ります。

お店はこんな感じで、木の窓枠がおしゃれです。

このお店のメニューは一つ。このチョコレートクッキー(250円)です。地元に住んでいると思われる人も大量に購入していき、あっという間に売れていきます。僕は自分用に一枚だけ購入。

お店の外に出て近くのベンチで早速実食!中には白いねっとりとしたクリームが入っていて、ロイヤルホストに売っているようなソフトクッキーでした。(伝わるかな)

ただ一枚250円でもう一度買うかと言われたら微妙で、お土産に適しているお菓子だなといった印象です。

これは今日の観光の目玉である「ゴッホ美術館」です。昨日ホテルで11時入場のチケットを買っておいたのです。この美術館は学生価格がなく、チケットは少し高かったのですが、ゴッホの絵は見たかったので行くことにしました。

美術館に入るとこんな感じでまずは地下に潜ります。ルーブル美術館と同じ構造ですね。

ヨーロッパの美術館にしては珍しく館内撮影禁止なので写真はありませんが、ゴッホの生い立ちを含め、様々な作品を楽しむことができました。またお気に入りの絵も見つかったので、ポストカードをお土産として買いました。それにしても、芸術家というのは精神面で色々と大変な人が多いですね。

ゴッホ美術館には3時間ほど滞在し、その後は食を求めカフェにトラムで向かいました。

今日の天気は可もなく不可もなくって感じですが、この景色はここでしか見られない素敵なものです。

本日のお目当てのカフェはこちら「SCREAMING BEANS」です。外装からしておしゃれそうで良い感じです!

なんかこの組み合わせをよく注文してる気がするけど、今回もアメリカーノ(430円)とバナナケーキ(370円)です。ここのバナナケーキは上にねっとりとした砂糖のクリームとクルミがのってて他とは少し見た目が異なりますね。

頼むときは気にしてなかったけどここのアメリカーノは少し高め。とはいえ味はそんなに上等なわけでもなく、他と変わらず。バナナケーキはアムステルダムにしては良心的な価格ですが、上にかかってるクリームはいらないかなという感じ。

このお店も店員さんがとても気さくて一人で食べていると話しかけてきてくれたりしました。

カフェで一息ついて、14時半。まだまだバスまで時間がありますが、そこまでやりたいことも残っていないので、ひたすら散歩です!

この道は交通量が少ないせいか、コケが沢山あっていい雰囲気です。

散歩も体力的に限界が来たので15時半に一旦ホテルのフリースペース休憩。ここでしばらくブログの編集をすることにします。

スーパーでこのおしゃれな水を買ったんですが、超不味い(笑)ショウガ水ってこんなにまずいんだって感じ。ショウガの悪い部分だけ水に味が出てる感じでした(笑)

結局そのまま夕食の時間まで作業していたので、ホテルの最寄り駅にあって気になってたお店で夕食を買うことにしました。ヨーロッパはどこでもケバブ屋さんがたくさんありますが、オランダも例外ではありません。

僕が買ったのは「Kapsalon」というもの。フライドポテトやケバブの上にチーズやサラダが載っているというカロリー爆弾です。

このカップサロンというのはオランダ語で「床屋」を意味するそうで、21世紀に入ってから広まったそうです。あるケバブ屋さんに常連で来る床屋さんの店員が、自分好みで注文したのが始まりで、床屋というメニュー名になったそうです。

チリソースも掛けてもらったのでとても辛かったのですが、正統派ジャンクフードって感じで結構おいしかったです。値段は800円ほどなのでアリですね。それにしても見た目以上にボリュームがあってお腹いっぱいです。

今日はFLIXの夜行バスを使ってニュルンベルクに移動します。バスはホテルの近くを22時に出発するのでまだ3時間ほど時間があります。とりあえずホテルのコインロッカーに預けていたスーツケースをとり、駅に入っているスターバックスで時間を潰すことにしました。

それにしても僕の旅あるあるなんですが、カフェとかで時間を潰す時間が長い(笑)カフェが好きなのでまぁいいんですが。

これから乗るバスはニュルンベルクまでの道のり約700 kmを、途中何個かのバス停に停まりながら10時間掛けて移動します。これまでも夜行バスは使ったことがありますが、今回が今までで最長です。700 kmがどれくらいかと言うと、東京から直線距離で広島辺りまでだそうで、そう考えると案外長くないかも。。

スタバを21時半頃に出て、バス停で少し待つと今回のバスがやってきました。今回のバスも2階建てバスです!

普段なら前の方の席は指定席として取られていることがほとんどなのですが、今回はたまたま前から2列の席が自由席となっていました!ということでもちろんそこに座り、隣の席をいつものように図々しくブロック(笑)

ここから乗るお客さんはかなりいたように思うのですが、さすがのバスのキャパシティ、ほとんどの人が二人席を一人で使うことが出来ていたように思います。

とりあえずここから10時間頑張って、無事ニュルンベルクにたどり着くことを祈ります。前から2番目の席なんて事故ったらおしまいですよね。

ここでアムステルダムの振り返りをすると、アムステルダムは美術館などが多く、人工的な物が多いイメージでした。また、他の国では違法となっていることが合法であったりして、街の雰囲気からして自由な印象を受けました。

また意外だったのは治安の良さ。そこまで夜中に出歩いていないので何とも言えない部分もありますが、地下鉄の雰囲気が良かったり、物乞いが少なかったりと、明らかにパリやブリュッセルよりも治安は良いなと感じました。

ただ観光地としてまた来ることはないかなというのが僕の正直な感想。まぁ完全に僕の主観ですが。

それでは、ここからのバス旅の続きは次回のニュルンベルクの記事に書きたいと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。