【ウプサラ留学day133~135】ヨーロッパ遠征「ベルギー編」

前回の記事はフランス旅を終えて、FLIXバスでブリュッセルに向けて出発したところで終わりました。この記事はその続き、ブリュッセルに到着する所から書きたいと思います。

11時にパリを出たバスは約4時間掛けてベルギーの首都ブリュッセルに到着しました。バスが到着したのはブリュッセル北駅というところ。ブリュッセルの中でも治安が悪い事で有名ですが、まだ15時なのでそこまで治安の悪さは感じませんでした。

今日も天気に恵まれ、綺麗な青空が広がっています。北駅には高層ビルが何本も立っている一方、空き地も多かったので、これから開発が進むのでしょうか。

もうホテルのチェックインが出来る時間なので、とりあえずブリュッセル中央駅の方にあるホテルに徒歩で向かうことにします。

中央駅の方に近づいていくとクリスマスマーケットが開かれていて、多くの人で賑わっていました。ちなみにこの日は12月15日。

クリスマスマーケットの横にはこんな建物が。何が書いてあるのかはよく分かりませんが抗議的なものでしょうか。

PAULの前でジャグリングをしている人もいました。あんまりうまくはなかったような気がしますが(笑)

クリスマスマーケットはこの賑わい。グーグルでホテルまでの道を調べたらこのルートを案内されたので、スーツケースを引きながらこの中を突っ切っていきます。

そしてやっとホテルに到着。30分くらいしか歩いていないのですが、石畳の道が多く、大変でした。

早速チェックインを済ませます。今回のホテルは「ベッドフォード ホテル & コングレスセンター」という所。朝食込みの2泊で12,000円でした。しかもホテルの内装を見る感じ、結構良さそう。

僕の部屋はホテルの最上階の5階だか6階だかで、部屋についているバルコニーからは世界遺産の「グランプラス」を見ることも出来ました。部屋の内装も良い感じ。

そしてなんとバスタブ付き!留学してからずっと湯船に使っていなかったので、テンションが上がります!

昼寝でもしようかと思ったのですが、早くブリュッセルの街並みを見たいという欲望が勝ったので、街に出てみようと思います。今回のホテルの立地はかなり最高で、観光の中心地まで歩いて数分で着いてしまいます。まぁブリュッセル自体観光場所がかなり固まっているというのもありますが。

一番最初に行ったのがこちら、「小便小僧」です。世界3大がっかりスポットの一つです。世界3大がっかりスポットは、シンガポールマーライオンコペンハーゲンの人魚姫像、そしてこの小便小僧です。既にコペンハーゲンで人魚姫像を見たので、これで残すはマーライオンのみとなりました(笑)

この小便小僧の何ががっかりかって、

この小ささ(笑)そして通りの角にいきなり出現します。人混みがなかったら気付かないかもしれませんね。

この小便小僧は世界各国から洋服が届くそうで、色々な洋服をもっています。今日は何も来ていませんでしたが、周りにはクリスマスのデコレーションがされていますね。

ベルギーと言えばチョコレートとワッフルということで、小便小僧の通りには多くのチョコレートショップとワッフルショップが軒を連ねていました。

そしてこれが世界遺産の「グランプラス」。広場になっていて、その周りが立派な建物で覆われています。

クリスマスが近いので、クリスマスのデコレーションもありました。

まだ17時前ですがお腹も空いてきたので、さっきスーツケースを引っ張って通ってきたクリスマスマーケットの方に向かって何か食べようと思います。

美味しそうなヨーロッパ料理が並んでいるなーと思ったら、なんとたこ焼きも売られていました(笑)いい商売ですよね。設備投資が少なくて原価も低い。

そして僕が選んだのはこの老夫婦がやっているソーセージ屋さん。

ホットドックを買いました。500円くらいなのでクリスマスマーケット価格ですが、雰囲気を味わえたので良きです。

17時過ぎになり、あたりもだいぶ暗くなってきました。そしてグランプラスに戻ろうと思ったらこの人混み。グランプラスに入るための通りが狭いため、なかなか進みません。

夜のグランプラスは最高でした。パリのシャンゼリゼ通りも素敵でしたが、ブリュッセルのグランプラスも同じくらい綺麗でした。建物の装飾が細かくて、ライトアップされるとその魅力が増すような気がします。

さっきはホットドックを食べたので、今度は甘いものを食べようと思って、ベルギーワッフルを買いました。チョコレートソースとクリームのトッピング付きで。

ベルギーワッフルには2種類あり、一つがブリュッセルワッフル、もう一つがリエージュワッフルです。日本で食べられている甘いワッフルはリェージュワッフルと呼ばれるものです。

せっかくなので今回はブリュッセルワッフルと呼ばれる、生地が薄くて甘みが少ないワッフルにしました。生地がパリパリと聞いていたのですが、僕が買ったやつはしなしなで、そこまで美味しくはなかったです(笑)いや、美味しかったけど期待以上ではなかった。

そろそろ疲れたのでホテルに帰ろうと思うのですが、ホテルはコーヒーが有料なので、それならカフェでコーヒーを飲んで帰ろうと思って、グーグルレビューで評価が高い「Cafe CAPITAL」という店に行きました。本当は店内で頂きたかったのですが、満席だったのでテイクアウトでカフェラテを買いました。

ホットドックを食べて甘い物が欲しくなり、ワッフルで口が甘くなり、コーヒーでリセットする。完璧な(お金を使う)流れです。

疲れてホテルに帰るとはいえ、まだ18時なのできっと夜お腹が空くだろう、そして飲み物も欲しくなるだろうと思ったので、大きなスーパーに寄りました。クリスマスの装飾がされた店内はとても素敵です。

そしてホテルに帰ってきました。写真がぶれてしまいましたが、あの紫色に光ってるのがグランプラスです。

さっそくお風呂にお湯を溜めて、久しぶりのゆったりまったりお風呂タイムです。。

1時間くらい入ろう!とか意気込んでいましたが、15分でギブアップ(笑)そういえば日本ではお風呂はあまり好きではなく、数分しか入らない派でした。

お風呂から出た後はさっきスーパーで買った炭酸水とワッフルを買って、明日の計画を立てたりしてまったり。なんだかんだでこの時間が最高です。

そしてこれが翌朝の朝食。よくあるバイキング形式の食べ過ぎてしまう朝食です。 朝食をしっかり食べたさ過ぎて今日はちゃんと6時半起きして7時に朝食会場に来ました。

思い出しただけでお腹一杯になってしまうくらい食べました(笑)種類も豊富で、どれも美味しかったです。特にサーモンの燻製が美味しく、お替りしてしまいました。ドーナツもあって食べたかったのですが、お腹いっぱい過ぎて流石に食べられなかったので、明日食べようと思います。

このホテルはツアーの団体さんも利用しているためか、日本人も多く見受けられました。

それにしてもこの朝食がついて1泊6000円は破格じゃないですか!

朝食が食べ終わってもまだ8時頃で外は薄暗かったのですが、とりあえず朝食べたものを消化しようと思って散歩に出ることにしました。

この像は「Everard 'T Serclaes」(読めない)という1300年代の英雄的ブリュッセル市民の像です。触ると幸運が訪れるらしいので、僕もちゃんと触っておきました(笑)皆に触られてるせいか、腕と足がやたらとピカピカですね。

夜のグランプラスも綺麗ですが、朝のグランプラスは人がほとんどいなくて、世界遺産を独り占めした気分になれました。

昨日は人が多くて気付かなかったのですが、グランプラスにスターバックスがありました。景観を守るためでしょうか、ロゴが控えめですね。

グランプラスから少し歩き、ブリュッセル中央駅の近くにある「芸術の丘」というところに来ました。その名の通り、丘になっているのでブリュッセルが一望、とまでは行きませんが綺麗な景色が望めます。月曜日の朝なので、通勤する人の姿が多く見受けられました。

さらにしばらく歩いてたどり着いたのがこの建物。何だかわかりますか?これで分かったら相当凄いと思います(笑)

正解はこちら。いや、これを見ても分からない(笑)

この建物は「ベルレモン」と呼ばれるEUの主要機関欧州委員会の本部ビルです。ブリュッセルに来るまでここにそんな重要な機関があるなんて知りませんでしたが、せっかくなので見に来ました。まぁ中には入れませんが。

さらに観光地から離れた方向に散歩を続けると「サンカントネール公園」という大きな公園に着きました。この公園にはこんな立派な門があるのですが、なんの門なのでしょうか。知りません(笑)

この門を近くで見ると、ベルリンのブランデンブルク門に似ている気がします。

これがブランデンブルク門。馬がいる感じとかそっくりですよね。何か関連があるのかな。調べてみたのですが分かりませんでした。

今日のお昼はベルギーが発祥であるこの近くにあるお店のフライドポテトを食べたかったのですが、まだ10時前なので、近くのカフェまで行ってそこで時間を潰そうと思います。

カフェへの道はこんな住宅街でした。ヨーロッパの国々はこうして路上に(合法で)駐車しているのですが、これがなければ景観がもっといいのになーと思います。

これが目的のカフェ「OR Espresso Bar」です。平日の朝だからか、お客さんは多くはなく、落ち着いた雰囲気で良い感じです。

アメリカーノを注文したらチョコレートも付いてきました。ひとまずフライドポテト屋さんが11時半からなので、ここで1時間半ほど時間を潰します。

そしてちょうど11時半にカフェを出て、これがフライドポテト屋さんの「Maison Antoine」です。開店と同時にお客さんが来ていたので、やはり人気店なのでしょう。

僕も早速ゲット。スモールサイズのポテトにマヨネーズをトッピングしました。ベルギーではポテトにケチャップではなく、マヨネーズを付けるのが一般的だそうです。

これで300円ちょいだったので、かなり安く昼食を済ませられます(笑)

揚げたてでほくほくのポテトは肌寒いこの季節にぴったり。塩がかかったポテトのしょっぱさに、マヨネーズのまろやかな甘みは確かに相性抜群でした。

ポテトを食べながらそれっぽい所を散歩したのですが、天気が悪くてどの写真も映えなかったので割愛(笑)

グランプラスの近くまで戻ってきて、その近くにある「Kings Gallery」というアーケードにやってきました。このアーケードは19世紀前半に作られたそうで、今は有名なチョコレート屋さんが沢山ありました。

こちら「ピエール・マルコリーニ」。日本では有名らしいですが、僕が知ったのは先日のイギリス旅行のアフタヌーンティーのとき。あのアフタヌーンティーピエール・マルコリーニ監修のものでした。

このお店の前にある看板がやけに僕の事を見つめてきたので何度も店の前を往復して悩んだ結果、

買ってしまいますよね~。お値段約600円。看板見た感じアイスだと思って「このアイスクリームください」って注文したら「それはホットチョコレートだよ」って言われて少し恥ずかしかったのを覚えています(笑)

このホットチョコレートは今まで飲んできた中で一番チョコが濃かったです。あまりの濃さに最後まで飲むのはかなり苦労しました。そういえばホットチョコレートの上にのってるマカロンみたいな生地の菓子が妙に美味しかった。

昨日の夜にパソコンでブリュッセルについて調べてたら、ゴディバの本店がグランプラスにあるらしいので早速行ってみました。といっても中には入らず外装を写真で撮っただけですが。

グランプラスにあるお店はどこも自己主張が弱すぎて、何回も通ってるのに気づきませんでした。

すでにやる事も尽きてきたので再度小便小僧を見に来ました(笑)なんか昨日と印象が違うなと思ったら、今日はスーツを着ていました!誰がいつ変えたんだろう。

昨日食べたワッフルはあまり美味しくなかったので、今度こそはしっかりとしたワッフルをということで、事前に調べておいた「WAFFLE FACTORY」というお店に来ました。

16時半というワッフルを食べるには微妙な時間にも関わらず、多くのお客さんで賑わっていました。これは期待できそうです。

今回頼んだのもブリュッセルワッフル。流石にクリームを載せたら胃がもたれてしまいそうだったので、チョコレートソースだけにしました。これで500円弱したのでちょっと高い気はします。

でも、美味しかった。

生地がパリパリサクサクでほんのり甘く、ほろ苦いチョコレートソースと完璧なコンビネーション。昨日のワッフルとは雲泥の差です。

明日で次の目的地に移動してしまうので、それまでにちゃんとしたワッフルが食べられて良かったです。

今日はまず朝ご飯を食べ過ぎた事から始まり、11時にポテトを食べ、それからホットチョコレートにワッフルと、まともな食事をしていない気がします。

ということでポテチとビールを買って帰りました。っておい。

ベルギーはビールでも有名だし、このJupiterというビールは多分一番有名な奴なので、そんなにビールは好きではないのですが、とりあえず買ってみました。そしてビールだけ買うのもなーと思ってポテチを買ってしまったわけです。

今日も今日とて湯船につかり、お風呂から出てきてビールとポテチを頂きました。

ビールは苦みが強い系で僕はあまり好みではなかったのですが、ポテチはバルサミコ酢が効いてて美味しかったです。もちろん全部は食べ切れないので、残りは明日以降食べたいと思います。

昨日も書いたけど、やっぱりこの時間が幸せ。でもフログスタ(住んでいる寮)のこの時間は特に幸せに感じないから、やっぱり部屋の雰囲気とか家具とかっていうのが大事な要素なのかな。それとも単に普段通りじゃないから?まぁいいや。

明日はまたFLIXバスを使って、オランダの首都アムステルダムに向けて出発します。今日はしっかり寝て、明日のバス旅に備えようと思います。

そして翌日(day135)の朝食。この日は8時頃に朝食会場に来ました。

内容は昨日と変わりませんが、種類が豊富なので問題ありません。昨日は食べられなかったドーナツなども食べ、満足。これに加えてフルーツポンチも食べました。

このホテルの唯一の欠点は部屋にポットがないことと、朝食会場で提供されるコーヒーが美味しくない事。僕にとっては結構重要な点なので残念ですが、それを考慮してもコストパフォーマンスの高いホテルでした。

FLIXバスはこないだ到着したブリュッセル北駅から12時に出発します。朝食を食べてから出発するまでにしばらく時間があったので、荷造りを済ませ、あとはブログの編集。

11時前にホテルをチェックアウトし、スーツケースを持ってブリュッセル北駅まで約30分歩きます。今日の天気は曇り。雨が降ってなくて良かったです。今回の旅は比較的天候に恵まれています。

バス停に到着。少し待つとバスがやってきました。このバスはこのバス停を終点として他のお客さんを運んでいたみたいです。そしてすぐに僕たちを乗せアムステルダムに出発。運転手さんも大変ですね。

FLIXバスはドイツのミュンヘンにあるバス会社で、運営業務のみを請け負っているため、実際に運行しているのは各地域のバス会社です。そのため、今回のようにFLIXバスの塗装がされておらず、ステッカーだけ貼って運行しているバスもあるのです。

FLIXバスが販売業務などを請け負う事で高い乗車率を実現できる一方、下請けのバス会社、特にドライバーの給料は低く、近年は重大事故も多く起こしていることから、FLIXバスが今後どのような方針を取っていくかは気になるところです。

今回も我先にと乗車し(笑)、いい席をゲットです。そして今回も隣は空き!

今回は短い乗車時間で、たったの2時間半。楽勝です。

次の目的地、アムステルダムでも2泊滞在予定です。ここで一旦この記事は終わりにし、また次の記事でアムステルダムに到着する所から書きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。前回の記事よりはボリュームが少なく、写真も100枚以下です。多分次回の記事も今回と同じボリュームになると思いますのでどうぞお付き合いください。

【ウプサラ留学day129~133】ヨーロッパ遠征「フランス編」

さてさて、前回は念願のイギリス旅から帰ってきたところでしたが、その2日後(12月11日)の夜からはヨーロッパ旅に出発です。

前回イギリスから帰ってきたときに雪が凄い積もっていたと書きましたが、翌日の朝に起きて出かけようとしたらこの雪景色。いかにも北欧って感じで極寒だったのですが、良い景色で心は温まりました。

day130にコリドーメイト皆でシークレットサンタ(誰から受け取るか分からないプレゼント交換会)があるので、今日は何を買ったらいいか分からなくて困ってる中国人のコリドーメイトとお買い物(笑)

最初は雑貨屋さんに行ったのですが金額の折り合いがつかず、結局オーレンスというデパートで食器を買いました。それにしてもその中国人男子は決断できなさ過ぎて笑ってしまった。

そして僕は偶然その子にプレゼントをあげることになってたので、いかにして何を買ったかをばれないようにするかが大変でした。その買い物の約束は、プレゼントする相手が決まる前から決まっていたのでどうしようも出来なかったんですよね。

そして翌日の夜にシークレットサンタをして、初めてコリドーメイト12人全員が集まるかと思いきや、一人遅刻して一人早退したので結局全員で集まるという夢は実現せず。。。

皆凄いラッピングとかデコレーションが上手で、こういうのに慣れてるなって感じ。僕はベルギー人からスウェーデンのお酒とスキットルという蒸留酒を入れて使う金属の水筒をもらいました。あとはこの前のパーティーの時の写真と簡単な手紙も入っていました。ワインを飲もうと皆にいつも誘ってるから僕はお酒キャラになっていたり、いなかったり(笑)

そしてシークレットサンタでしばらくまったりした後は、空港に向けて出発です。パリへの便は翌朝7時15分なのですが、早朝に起きて行く自信がなかったので前日に空港入りして空港泊しようというわけです。

スウェーデンのメイン空港であるアーランダ空港には24時間で空いているお店が到着フロアのセブンイレブンしかないので、ここでマフィンとコーヒーを買って朝になるまで課題でもしようと思います。なぜマフィンが2つあるかって?2つがお得だったから買ってしまったんです。それにしてもスウェーデンの店員さんは皆親切で、大抵どこの国もコンビニの店員は無愛想なのに、ここの店員さんは良い感じでした。

そして課題をしたり動画を見たりすること約6時間(笑)朝5時くらいになってやっと空港も騒がしくなってきたので僕も制限エリアに向かおうと思います。

制限エリア内で見つけたUpper Crust。覚えていますかね。前回のイギリス旅で登場したサンドウィッチ屋さんです。スウェーデンにもありました。イギリスの1.5倍くらいの値段でしたが(笑)

そして5時15分にゲート前に到着。まだあと2時間もあるのでここでまた課題でもやって時間を潰します。

あらかじめアプリでチェックインをしてあったのですが、出発の30分前になっても座席の変更ができそうなので見てみたら、この空席の多さ!緑のマークが選択可能ということなので空席ばっかりです。

それもそのはず。今フランスではマクロン大統領の年金改革に対する大規模なデモやストライキが敢行されているのです。なんとも運が悪い(笑)チケットは取ってあったし、この後にも色んな国に行く予定があるので行かない訳には行きません。

実際に搭乗してら、本当にガラガラでした。直前に座席変更したお陰で、横1列誰もいないだけでなく、前後も誰もいません(笑)こんな経験初めて。

数十分遅れて離陸し、2時間半のフライト中ほとんど寝てました。

そして10時に着陸。フランスの天気はこの有り様(笑)

CDG(シャルルドゴール空港)と言えばこの特徴的なエスカレーター。思っていたよりも大したことない空港でした。何か薄汚いというか暗いというか。

そしてここで大変な試練が待ち受けてました。空港から市内に行く方法がタクシーかバスしかないのです!最有力候補であった電車はストライキの影響で運休。仕方なくバスで行くことを選択。

このバスは20分おきで運行しているバスだと書いてあり、特に運行状況に変更はないと書いてありました。しかし、いくら待っても来ないのです。3種類行先があり、僕が乗ろうとしているバスだけ来ないのです。CDGの他のターミナルに向かうバス(逆方向のバス)はたくさん来るのに、僕が乗りたいバスだけ来ないのです(笑)

バス停が空港の外にあるため、冷たい風が吹いて凍えながらいつ来るか分からないバスをひたすら待ち続けるのです。僕の前に並んでいた5人くらいの人たちは結局途中で諦めタクシーを使っていました。ただチケットは買ってしまったしあと少し待ったら来るかもしれない、みたいな辛抱ゲームを勝手に繰り広げて結局2時間待ってバスが気ました。

こういう心理状況は投資でいうところのサンクコストとかの考え方と似てるんですかね。

バスが来てくれたときは喜ぶことが出来ないくらいに凍えてましたね(笑)ほとんど寝てなかったので疲れていたし。

道路は渋滞していて本来の2倍くらい時間が掛かってやっと市内に到着です。途中でデモをしている人たちも見かけました。これぞフランスって感じですかね。ポジティブに捉えると。

バスが市内に到着したのが14時頃で、そこからホテルまでは徒歩で30分ほどあります。本来ならホテルの目の前に地下鉄の駅があるので、そこまで地下鉄で行きたいところですが、今日は運休。仕方なく歩くわけですが、雨も降っていたし昼食も食べていなかったので近くのパン屋に寄りました。

近くのパン屋と言っても、行きたいと思っていた「Eric Kayser」です。日本ではメゾンカイザーとしてお馴染みのパン屋です。

注文したのはチーズとトマトのサンドイッチとシュークリームっぽいスイーツ、そしてドリンクです。セットで1200円くらいだったかな。お腹が空いていたのに対して美味しいと感じなかったから本当に美味しくなかったんでしょう笑

びっくりしたのは店員さんによって英語が通じないという事。スウェーデンでは店員さんなら誰でも流暢な英語を話すことが出来るので、改めてスウェーデンの英語力の高さを認識しました。

パン屋で一休みしてからホテルに向けて出発。雨はほとんど止んでいたのですが、気分の上がらない天気。大きなスーツケースを引きながらひたすら歩きます。

ぴったり30分ほど歩いてやっと到着です。今回泊まるのは家族が経営しているような小さめのホテル。ゾーン1と呼ばれる市内に位置していて3泊朝食込みで18000円なので安い方だと思います。

安い分部屋は小さいですが、ベッドが大きいのと冷蔵庫があるのはプラスポイントですね。ちなみにバスルームは3部屋で共有ですが、清潔感があって良い感じでした。

日本人はだいたい夜にシャワーを浴びると思うのですが、ヨーロッパの方々は結構朝に浴びる人が多く、そうすると共有のシャワーでも時間が重ならなくていいんですよね。さらにたいてい昼にシャワールームが清掃されるので、綺麗な状態で使うことが出来るのです。

このホテルの最大のマイナスポイントは周囲の騒音。交通量の多い道路に面しているため、夜中まで車の音がうるさかったです。フランス人はしょっちゅうクラクションを鳴らすので、なおさらうるさいです。

この日は雨も降っていて出かける気にならなかったので、ホテルのすぐ横にあるケバブ屋さんで夕食を買うことにしました。グーグルで調べたらこのお店の評価が高かったので、試してみたいという気持ちもあり。

疲れていたのでホテルに持ち帰って食べました。見た目はいかにもファストフードって感じで野菜がゼロ(笑)まぁポテトが野菜とも言え、ないですね。

これで700円くらい。ボリュームがあってずいぶんと食べごたえがありました。そしてタレの味が絶妙に美味しく、病み付きになるような味でした。さすがにパリに来てまでリピートしようとは思いませんが。

食後は明日の交通状況を調べ、どのように観光するかを思案。相変わらず観光の主要な交通機関である地下鉄はほとんどがストライキを続行するそうで、歩かなければならない事が多くなりそうです。

今日は飛行機で2時間しか寝てないので、もうくたくた。すぐに寝ることにしました。

翌朝起きたのは8時半。何時間寝ていたんだろう。10時間くらい寝てたかな。相当疲れていたみたいですぐに眠りにつき、また中々起きることが出来ませんでした。

今日は僕の通っている大学の研究室の配属発表。日本時間の16時半に発表されるので起きたら丁度発表の時間でした。発表は大学のwebページ上で行われるのですが、そのページは大学内でしかアクセスできないので友人に結果を送ってもらいました。無事、第1志望の研究室に配属となりました。これで残りの旅行も気落ちすることなく楽しめます。

これは朝食の会場。といっても本当に小さくて、6畳くらいの部屋です。

僕が階段を下りて朝食会場に行くと0階にいる管理人の方がきっとカメラで見ていて、すぐに準備をしに来てました。

とっても親切で、何を食べたいか色々聞いてくれました。写真に写っているものの他に、フランスパンのスライスやチーズなども出してくれました。それにしてもフランスパンにクロワッサン、チーズが出てくるのはフランスらしい(笑)

ちなみにホテルの階段は結構急で、エレベーターもないため、最初スーツケースを持って6階まで上がるのはかなり大変でした。

今日は天気が良くなさそうなのでルーブル美術館に行こうと思います。ホテルの近くの地下鉄は動いていないのですが、少し歩いたところにある地下鉄は動いているようなので、その地下鉄を使ってルーブル美術館の最寄り駅に来ました。

地下鉄の駅を出たらドーンとルーブル美術館のお出迎えです。大きい!

この建物を門のようにくぐってたどり着くのが

このピラミッド型のエントランス。これを生で見ることが出来るなんて感動です。

10時頃に行ったのですが、タイミングが良かったのかほとんど並ばずに入ることが出来ました。ここでチケットを買って入場、とするのが普通ですが、なんと僕は無料でルーブル美術館に入ることが出来るのです。なぜなら「EUに在住の26歳未満」だから。日本人ではあるのですが、EUにさえ住んでいればオッケーなので、チケット確認の人にスウェーデンの居住許可カードを見せればそれで入ることが出来ます。なんとも太っ腹ですよね。

ルーブル美術館の中は聞いていた通り、大きい!当然全部を見るのは無理なので、僕の好きな油絵に絞ることにしました。もちろん有名な作品であれば油絵でなくても見るつもりですが。油絵は最上階にあるので頑張って最上階に行こうとするのですが、何度も道が分からなくなって同じ道を何度も歩いたりしてました(笑)

これはどうも有名な絵らしい。知らないけど(笑)

僕が油絵を好きな理由は、オスロ旅の時に行ったムンクの絵が好きだったから。ただ、こういう綺麗な油絵はあんまり好きじゃないことに自分で気づきました。もっと絵の具をたくさんつけて、ぐわぁって描いた感じのが好きなんですねきっと。

美術館内で皆DSで遊んでるなーって思ってたら、ルーブル美術館のオーディオガイドはDSらしい(笑)相当な台数必要になるけど、いくらかかったんだろう。それとも任天堂が広告として提供したのだろうか。

2時間くらい美術館を周って疲れたので、美術館内のスタバで休憩。スタバで飲み物を頼むと名前を聞かれるのですが、僕の名前がアフリカ系の店員さんの友人の名前とまったく一緒という事で話が盛り上がりました。日本人の名前が他の国の人の名前と一緒って珍しいですよね。

スタバで休憩したあとはまた美術館賞を再開しようと思ったのですが、天気も良かったので外に出てきてしまいました。美術館鑑賞の続きは明日の午前にすることにします。

次の目的地までしばらくセーヌ川沿いを散歩。

川沿いには多くの店があり、絵画やお土産を売っていました。

そして橋の上では3つのコップのどれにボールが入っているかという賭博をしていました。一つの橋でも3つくらいは賭博をやっていました。誰がこれに参加するんだろう。

歩き始めて30分、目的地に到着。Eric Kayserという昨日も行ったベーカリーです。ただ、この店舗はその本店。一度は行ってみたかったので実現して嬉しい限りです。

一号店だからか店内は小さく、持ち帰り専門のお店でした。ただ店員さんの接客はとても優しくて良かったです。

ここではサンドウィッチとクロワッサンを買って、どこかで食べることにします。

近くに公園があったのでそこのベンチで食べようと思ったのですが、鳥がいて嫌だったので、結局パリジャンみたいに食べながら歩くことにしました(笑)

このサンドウィッチは500円くらいだったので、まぁ日本と同じくらいですかね。見ての通りバゲットにチーズとハムを挟んだだけなのですが、バゲットの旨味が効いてて凄く美味しかった!

昨日のはあんまりだったけど、そこは流石本店ということですかね。

思ったよりもお腹いっぱいになったのでクロワッサンはあとで食べることにし、今回のパリ旅のメインである「シャンゼリゼ通り」と「凱旋門」に向かうことにします。 事前に「凱旋門からシャンゼリゼ通りを観光した方が下り坂だから楽」と調べてあったので、まずは凱旋門に向かうことにしました。

歩いている途中、ヴォージュ広場という所にも寄りました。この広場は1612年にアンリ4世が「パリを世界1美しい街にしたい」という思いで作られたパリで最古の広場です。

他に比べたら地味な観光スポットだからかアジア人の姿は少なかったのですが、それでも十分見ごたえのある場所で、パリの観光地の引き出しの多さを見せつけられました。

ここから凱旋門までは距離があるので電車で移動。そして、、、

凱・旋・門!!

地下鉄の駅から地上に出てきたらいきなり見えたので感動。周りに高い建物がなく、それらの中心にそびえたつ凱旋門はとても迫力がありました。

凱旋門を眺めたあとはシャンゼリゼ通りを歩き始めたのですが、自分には縁のない高級ブランドが軒を連ねていました。ルイヴィトンに関しては本店だからか凄い行列も出来ていて、資本主義を感じましたね(笑)

僕にでも行けるこのマカロンの有名店「LADUREE」。

1個300円ほどするマカロンを買いに多くの観光客が列を作っていました。

僕は一番人気のピンク色のマカロンを買い、夜にホテルで食べることにします。一つだけの人も多いのか、店員さんも嫌な顔一つせずに丁寧な接客してくれました。

エッフェル塔に行きたかったのでシャンゼリゼ通りを途中で抜けると、こじんまりとした道に繋がっていました。ここで小腹も空いたので、さっき買って食べられなかったエリクカイザーのクロワッサンを食べ歩き。

このクロワッサンは140円くらいでしたが、200円する日本のメゾンカイザーの方が美味しいなという感想が正直な所。

そして小さな通りを曲がるといきなり現れました、エッフェル塔

エッフェル塔の前ではお土産を売っている人がいる一方、賭博、募金詐欺をしている人など、観光客を狙った悪質な行為をしている人が多く見受けられました。

エッフェル塔には上らず少し離れたところまで歩くと、落ちてきた日が綺麗に川面に反射していました。

エッフェル塔を眺めながらシャンゼリゼ通り端にあるコンコルド広場にやってきました。この広場自体は特に何もなく、ここからシャンゼリゼ通りが始まる、ないし終わる場所という感じでした。

トイレにも行きたいなーとか思っていたら閉館間際のオランジュリー美術館が近くにあったので寄ってみることにしました。この美術館はモネの睡蓮がメインで規模自体はとても小さいです。

本来はここも有料ですが、EU在住という事で無料で入ることが出来ました。ということは普通に公共施設にある有料トイレに行かなくとも、トイレに行くために美術館を利用できるということですね(笑)よくないよくない。

この美術館にあったこの絵が気に入りました。といいつつも誰の何という絵なのか全く覚えていないんですが。

ゴッホのように一筆一筆が短いストロークで描かれているのですが、ゴッホのそれよりもずいぶんと細かく、色使いが素敵だなと思いました。

プリンターも3色か4色のドットを使って色を再現していますが、それも人間の手で少しやるとこんなにも味が出るんすね。いや、でもそれとは違うか、これはもっと色んな色を使ってるし(笑)

どういうプロセスでこういう絵を描くのか気になるところです。

地元で人気のアイスクリーム屋さんに行くために、サン=ルイ島というセーヌ川の流れを遮るように浮かんでいる島に来ました。小さな路地が多く、パリでありながらゆったりとした雰囲気の場所です。

そしてこれが目的のお店「Berthillon」。17時過ぎだったので流石にお客さんは少なかったのですが、レビューによるといつも列が出来ているそうです。

人気はチョコ味ということでそれを買いました。少額のため現金のみ受付とのことでしたが、クレジットカードしか持っていないと言ったら特別にクレジットカードで支払いをさせてくれました。

夜ご飯は日本でもおなじみのPAULでサンドウィッチを買って帰ることにしました。コリドーメイトはPAULよりエリクカイザーと言っていたので、ちょうどお昼ご飯との食べ比べが出来ますね。

価格帯はエリクカイザーよりも少し高めなイメージ。

冷たい飲み物が飲みたかったので、おしゃれなスーパーに寄ってペットボトル飲料を買いました。このスーパーはホテルから20 mくらいのところにあるので本当に便利です。

スーパーではオランジーナの1 Lを購入(笑)

500 mLもあったのですが、30円くらい違いで1 Lが売られていたら思わず大きなサイズを買ってしまいました。オランジーナはフランス発祥なので、本場で飲んでみたいと思っていたのです。まぁ味は変わりませんでしたが(笑)もちろん全部は飲めませんが、ホテルには冷蔵庫があるので明日以降飲みたいと思います。因みに値段は200円しないくらいだったので、ヨーロッパにしては安いんじゃないでしょうか。

これはPAULで買ったパン。クロワッサンとソーセージパン。クロワッサンは普通だったのですが、ソーセージパンの方は絶品で、お店で温めてもらってから時間が経って冷めてしまったにも関わらず、とても美味しかったです。そしてソーセージが一本だと思ったら2本入っていて、かなり食べごたえがありました。

食後はコーヒーを入れてシャンゼリゼ通りで買ったマカロンを実食。美味しかったけど300円は。。。って感じ。僕の味覚にはファミマで売っている2個入りのマカロンの方が美味しく感じました(笑)

今日はとにかく沢山歩いてもうくたくた。スマホの万歩計によると今日の歩数は33156歩!距離にして22.2 kmも歩いたみたいです。ストライキのせいでこんな歩くことになったわけですが、パリの街並みをよく見ることが出来たので良かったです。

今日もホテルの外はうるさいですが、そんなことは気にならないくらいに疲れていたので一瞬で眠りにつくことができました。

そしてフランス3日目の朝。昨日との違いはクロワッサンがパンオレザンになったこと。今日は土曜日という事もあり、ホテルの人が昨日までのおじいちゃんではなく、その息子のようなお兄さんに変わっていました。そのお兄さんもとても優しい方で、いろいろと声を掛けてくれました。

ホテルで朝食を食べ終え、朝9時前にホテルを出発。冬なのでパリも日の出は遅いですね。

今日もストライキは継続中なので、動いている路線がある駅まで徒歩移動。それでも観光によく使われる1番線の地下鉄が通常運行なのは有難い。この路線は観光客が多く乗るのでスリなどの被害が多く、乗車中は常に警戒する必要があります。実際、車内では頻繁に「スリなどに気を付けてください」みたいなアナウンスが日本語でも流れます。

今日も昨日に引き続き、ルーブル美術館に来ました。9時から開館という事で、ほぼ9時に到着。

この写真の下の方に人の頭が沢山写っているのですが、そう、これは入場待ちの行列。一連のストライキの影響のためなのか、美術館の開館が遅れ、結局10時過ぎに開館しました。

いつ開館するか分からないなか、冷たい風を受けながら待っていたため、途中で諦めて他のところに行く観光客も多くいました。この前もなんか同じような場面あったなーって思ったら空港でのバス待ちと同じやん、と。あのときもいつ来るか分からないバスを2時間も外で待っていました。いったいパリは僕に何か恨みでもあるのでしょうか(笑)

ルーブル美術館の入り口は二手に分かれているのですが、どうやら有名な作品は昨日とは違う方の入り口から入り方にあるらしく、今日は有名な作品を沢山みることが出来ました。

数ある有名な作品の中でもひと際存在感を放っていたのがモナリザです。モナリザの前には係員がたくさんいて、写真を取るためにはこの行列にならばらなくてはいけません。やっと順番が来たと思ったら10秒くらいで退散させられます。僕は純粋にじっくり見たかったのですが、とうぜんそんなことは出来ませんでした。

いわゆる有名な作品だけを見た2回目のルーブル美術館は約1時間で鑑賞終了。ただ思ったのは、有名な作品はもちろん見たいけど、昨日みたいにゆったりと適当に作品を観た方が楽しいなという事。もしまたルーブル美術館に来たらきっと適当に回ることでしょう。

ルーブル美術館を出たのが12時過ぎだったので、そろそろ昼食の時間です。この次はモンマルトルに行きたいので、そこまでの道中にある人気のベーカリー「MAMICHE」に行くことにしました。このベーカリーはグーグルのレビュー件数が323件あって星4.6なのでかなり期待できそうです。

そして来てみたらやっぱり人気とだけあって外にまで行列ができていました。しかも並んでいるのは皆パリジェンヌっぽくて、良いところを見つけたなと確信。

小さい店内にはたくさんのパンがびっしりと並べられています。

混んでいながらも店員さんの対応は良く、2個買おうと思っていたのに3個も買ってしまいました。

ルーブル美術館からモンマルトルまでは歩いて40分。ストライキがなければ電車とかで行けるのですが、今日は歩いて行くしかありません。とりあえずパンを買ったので、食べながらゆっくりと向かうことにします。

一つ目はこのサンドイッチ。具材はハムだけなのですが、このハムはたしか結構良いハムだった気がします。

そしてハムが美味しいのはさることながら、パンがとても美味しい!正直これはエリクカイザーで食べたサンドイッチよりも美味しかったです。値段は600円くらいなので、ボリュームが少ない割には少し高いですが、それでも大満足のサンドイッチでした。美味しすぎて笑いながら食べていたので、完全に変人と化していました。

途中で雨が強くなってきましたが、とりあえずモンマルトルにたどり着くことが出来ました。ここは観光スポットということもあって、この写真には写っていないところで強引な物売りなどが行われていて、一人観光は結構危ない場所なのかなと感じました。

この写真に写っている建物はサクレ・クール寺院というのですが、多くの人が目当てにしているのは恐らくこの下の写真。

そう、パリを一望できるのです。と言っても天気が悪くてそんなに綺麗な眺めではなかったです(笑)

そろそろやる事もなくなってきたので、一応チェックしておいたオペラ・ガルニエというオペラ座の建物でも見に行こうと思います。これまた20分以上かけて歩かなきゃいけないので、パンを食べながら歩きたいと思います。

お次のパンはこちら。シナモンロールですね。シナモンロールと言えばスウェーデンでしょと勝手に思っていますが、さっきのベーカリーの人気商品みたいなので買わない訳には行きません。

これは一つ370円くらいする攻めの価格設定。

お味はというと、スウェーデンシナモンロールとはパンの食感が違い、噛むとジュわっと何かが染み出てくる感じ。とても美味しい。。スウェーデンシナモンロールよりも美味しい(笑)ただそれだけ値段もするので、ある意味値段相応とも言えはします。

食べ歩きをしている途中、こんなかわいらしい店がありました。流石にこのお店に一人で入る勇気はありませんでしたが、ショーケースだけでも十分お店の可愛いらしさが伝わってきました。

そしてオペラ・ガルニエに到着です。

中に少し入れないかなと思ったら、「NO VISIT TODAY」の看板が(笑)

ストライキの影響でしょうか、残念ながら今日は開いていないみたいです。他の観光客も残念そうに帰っていっていました。

さてさてまだ14時だというのにほとんど行くところも無くなってしまいました。そういえばいつも朝から歩き回って暗くなる前に帰宅していたので、今日は夜のフランスでも見てみることにしましょう。

夜まではしばらく時間があるのでたまたま見つけたイギリスのカフェチェーン「PRET A MANGER」で休憩。

いつもならパソコンとかでブログでも書くのですが、今日はさすがにパソコンを持ち歩いていないので、ひたすらスマホで動画でも見ながら時間を潰しました。

1時間半滞在すると日も傾いてきたのでカフェを出発。

夜のシャンゼリゼ通りは雰囲気が良いこと間違いなしなので、シャンゼリゼ通りの起点であるコンコルド広場まで歩いてきました。数時間前は雨が降っていたのに今は凄いいい天気。

フランスの上空は多くの飛行機が飛んでいるのでしょう、ひこうき雲がたくさんありました。

そういえばお昼にパンを3つ買ったって言ってまだ2つしか登場していないぞ!あと一つはどうしたんだ!と思っている人もいるのではないでしょうか(←いない)

こちらが3つ目のパン。チョコをふんだんに練り込んだブリオッシュ。お好みの厚さにカットしてくれのですが、2-3 cmとリクエストした結果がこの厚さ(笑)軽く5 cmはあります。

たしかこれで500円くらいしたかな。高い。

このパンはチョコレートの量がすごくて、もはやパン入りのチョコレートと言っても過言ではない感じでした。

そしてシャンゼリゼ通りをしばらく歩くと、また凱旋門がそこで待っていてくれました。それにしても何回見ても圧巻!

青空の下では一層映えます。

16時半なので今のスウェーデンの感覚ではもう真っ暗なのですが、フランスはまだ明るいので、凱旋門の目の前にあるマクドナルドに寄って時間を潰すことにしました。

飲み物を一つだけ買ってテラス席で暗くなるのを待機。このテラス席はまさにシャンゼリゼ通りの上にあります。マクドナルドはこんな好立地に店舗を構えて黒字にできるのでしょうか。

17時半になってずいぶんとあたりも暗くなりました。スマホのカメラだと明るく映ってしまうのですが、実際にはとても美しかったです。そして車の交通量もすごい。 

シャンゼリゼ通りを少し下って凱旋門を振り返るとこの景色。もう凄すぎて思わず笑ってしまうというか、幸せでした(笑)

フランス最後の夜にこんな素敵な景色が見れて大満足です。

すっかり夜ご飯を食べ忘れていたのでホテルのすぐ近くにあるスーパーでサンドイッチとワインを買ってホテルで食べました。さっきの景色の余韻が残る中でのワインは最高に幸せでした。

そしてフランス旅最終日の朝。今日も美味しく朝ご飯を頂き、荷物を整理して9時過ぎに出発です。次の目的地のブリュッセルまではお馴染みのFLIXバスで向かいます。

FLIXバスが出発するバス停までは歩いて40分掛かるのですが、これまたストライキの影響でタクシーか徒歩しか選択肢がないので歩いて行くことにします。いい天気なのでスーツケースを引きながら歩くのも苦にはならないですね。

そしてこれがバス停。大きな公園の中にこんな暗い建物がいきなり出現します。そんなこともあって、FLIXバスもこのバス停の場所については注意書きで捕捉説明をしてくれています。

バスの出発は11時。今は10時なのであと1時間あります。とりあえずどこのスポットからバスが出るかを調べるためにバスターミナルに入ってみたら、多くの人でごった返していました。

どうやらこのバスターミナルからはフランス国内はもちろんのこと、イギリスやイタリアなどにも出発するバスがあり、かなりの発着があるみたいです。

そして肝心の僕が乗るバスについてはまだスポットが割り当てられておらず、直前にこの掲示板に表示されるみたいです。この掲示板にスポットが表示されたらすぐにそこに行き、出来るだけ早く乗るのがこのバス旅では重要です。なぜならほとんどの座席が自由席のため、遅くに乗車すると誰かの隣りに座らなければならないこともあるからです。

そして出発の15分目にスポットが表示されたので大急ぎでそこに向かいます。僕はスーツケースがあるので、バスの下に自分で入れ運転手にQRコード式のチケットを読み取ってもらって乗車をします。

日本とは違い整列する文化なんてないので、我先にと運転手にQRコードを差し出すのがコツです(笑)

そして今回も中央付近の座席を獲得することができました。この席は揺れが少なく、エンジン音も気にならない席です。そしてトイレも近くにあるため、非常に便利です。そして今回も隣の席は空席のまま出発となりました。

この路線は人気があるのか、初めての2階建てバスでした。2階からの眺めが視点高くて面白いです。

写真のようにバスターミナルにはバスがぎっしり。2階建てバスに関しては天井ぎりぎりです。

バスはここから約4時間でブリュッセルに到着します。一国の首都からたったの4時間車に乗っただけで他国の首都に行けるなんてなんだか不思議です。ブリュッセルの記事については次回の記事になります。

今回のフランス旅を一言で振り返ると、「圧巻」です。

何から何まで凄かったし、感動しました。フランスの文明の強さ?とかそういう難しい事は分かりませんが、他の国とは明らかに違う物を感じました。

そして一番以外だったのが、フランス人は英語があまり得意ではないという人が多い事。ヨーロッパの人々は皆それなりに英語が話せるものだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。特に初日にお昼ご飯を食べたエリクカイザーのおばさんに関しては頑としてフランス語しか話してくれませんでした(笑)

果たしてこれからベルギー、オランダ、ドイツの英語力はどうでしょうか。覚えていたらそれぞれの記事で触れたいと思います。

今回のフランス旅はストライキがあったお陰で、結果としては色々なものを見ることができ、思い出に残る旅になりました。一先ずこの留学期間でまた来るということはないと思いますが、いつかまたお金を貯めてから観光しに来たいと思います。

今回も長い記事になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day124~128】念願のイギリス旅行

今日は(中学生の頃から)待ちに待ったイギリスへの旅行出発日です。

21時のフライトなので日中は荷造り、と言ってもリュック一つなので大したことないのですが。

15時半に家を出発。この写真は15時40分頃に最寄りのバス停でバスを待っている所なのですが、すでに夕方の明るさ。

空港には早めに着いたので、空いているうちにセキュリティチェックとパスポートコントロールを通り、しばらくゲート前で待機です。

オーストリアに行くときはセキュリティチェックだけだったので、イギリスはEUの中でも少し特別なのでしょうか。

そして20時半頃に搭乗開始です。今回利用するのはノルウェーエアシャトルというLCCの航空会社。この航空会社はLCCながらも荷物が10 kgまで持ち込めたり、Wi-Fiが使えたりするなどして、かなり評判が良いLCCです。

ナローボディーの飛行機なので狭いのは仕方ないですが、なんとラッキーなことに隣りが空席でした!

2時間半のフライトで、空港に着いたのはロンドン時間の22時半。今日は空港泊をして、明日の朝に姉とその彼氏にパディントン駅で合流します。まずは夕食を食べようという事で、空港にあるM&Sというスーパーで夕食セットを購入。別にチップスは食べたいわけではないけど、飲み物とラップだけを買うより安くなるということで買ったのです。

さてここからが戦いの始まりです。事前に調べておいたこの空港の「COSTA」というイギリスのカフェチェーンは24時間営業だそうなので、ここでひたすら課題なりブログなりをしようと思います。

とりあえずコーヒーとパウンドケーキを買いました。

この後にミルクティーを買い足し、何とか5時過ぎまで耐え抜きました。この時間になればロンドンへの電車が走り始めます。

5時41分発のヴィクトリア駅への特急に乗ります。

今回の旅はブリットレイルパスというナショナルレイルが乗り放題の乗車券をファーストクラスで買ったので、このガトウィックエクスプレスという30分だけしか乗らない電車もファーストクラスに乗ることが出来ます。当然そんな電車をわざわざファーストクラスにする人なんていないので、ガラガラです。

朝の6時過ぎにヴィクトリア駅に到着です。ヴィクトリア駅から待ち合わせのパディントン駅までは徒歩50分掛かるのですが、まだ時間に余裕があるので歩こうと思います。

天気は強めの雨。そして朝なのでまだ日も昇っていません。僕のイメージするロンドンだなって思いながら歩いていました。

そして7時頃にパディントン駅に到着!昔の駅舎って感じでとてもかっこいい。

パディントンと言えばということで、こんなベンチも置かれてました。

ファーストクラスの乗車券を持っていることによって利用できるのが、主要な駅にあるラウンジ。集合時間が9時なのでそれまでここで時間を潰そうと思います。

ドリンクや軽食も提供されるので、朝食代わりに頂きました。甘いのしかありませんでしたが。

そして姉たちと合流。留学へ出発した8月2日以来の再開です。これは姉たちが泊まるホテルのエントランス。パディントン駅直結の良いホテル。いいなー。

僕は節約のためにパディントン駅の目の前にあるホステルに泊まります。そのホステルは3泊朝食付きで1万円くらいです。

まぁ今はまだ学生だから安く済ませて、良いホテルに泊まる楽しみは将来のためにとっておこう。と考えることにしよう。

今回の旅の計画は鉄道に詳しい姉の彼氏にお任せ。まずはこの綺麗な電車の「ファーストクラス(←ここ大事)」に乗ってモートン・イン・マーシュに向かいます。

1時間半ほど乗車して到着。車内では無料で(といってもファーストクラス料金に含まれているが)コーヒーやジュース、スナックなどの提供がありました。うっかり写真を撮り忘れてました(笑)

いやー、田舎。

この町のメインスポットまではどうやらバスで行くのが正解らしいんだけど、それを知らずに我々は徒歩で移動を開始。強い風が吹く中、終わりが見えない道をひたすら歩き続け、結局それらしいところにはたどり着けずに帰ることにしました(笑)

ただ道中の景色が素晴らしく、ひつじが放し飼いされていたり、あたり一面の草原があったりと、イギリスの知らない一面を見ることが出来たので良かったです。

途中でバス停を見つけたんですが、ずいぶんとバスの本数は少ない。運よくすぐ来るバスがあったので、それに乗って駅まで帰ることに。

往路はゴールも決めずに永遠と歩いていたのでとても長い道のりに感じたのですが、バスに乗ると本当に数分(確か5分くらい)でスタート地点にたどり着き、皆びっくり。産業革命に感謝です。(ちょうどイギリスだし)

これが モートン・イン・マーシュ駅のプラットフォーム。のどかでいいですねー。

帰りの電車ではちゃんと写真を撮っていたみたいです。

コーヒーを飲み過ぎていたのでオレンジジュースにしました。そして昼食を食べていなかったので「ビーガン」のラップをもらいました。何度かブログに書いているように、ビーガンやベジタリアンの物が美味しかったことがありません(笑)

さぁ、気になるお味は!?「美味しい!?いや、よく味わったらまずい!」って感じでした。ラップに入っているソースの味が絶妙にまずくて、全部食べたのですが、あとあと嫌な味が胃の中に残ってしまいました(笑)

帰りも1時間半ほど乗車し、今朝の集合地点、パディントン駅に到着。

そのまま地下鉄に乗り換えてショッピングストリートに向かいます。

ロンドンの地下鉄(チューブ)は日本の電車のように、というか日本の電車よりも小さく、なかなか窮屈でした。電車の形がトンネルの形とピッタリ合うようになっていてかわいいですね。

さすがロンドンのショッピングストリート。さっきまでの田舎とは大違いです(笑)

ショッピングストリートの一角にあったおもちゃ屋さん。沢山の幸せそうな子どもがいて、こっちまで幸せになりました。店員さんも皆真面目に働いていて、とても気分がいい物です。

まぁ何も買わなかったんですけどね。

16時前頃、再度パディントン駅に戻ってきて早めの夕ご飯とすることに。というのもこれから夜はミュージカル「ウィキッド」を見るのです。

このお店は彼氏さんのおすすめのパディントン駅前にあるステーキ屋さんで、早い時間ながらもそれななりに賑わっていました。

ポテトにガーリックトースト、ステーキを注文。何のステーキだかは忘れてしまいましたが、ミディアムレアにしてもらい、とても美味しかったです。

でも個人的にはこのガーリックトーストいう名のチーズパンが美味しかった。きっとウプサラで使っている極端にシンプルな調味料(塩、胡椒)では作り上げられない味だったからでしょう(笑)

完全に注文しすぎてしまい、皆食べ切れず。僕もこのガーリックトーストの耳を少しだけ残してしまいました。あぁ、ウプサラ生としたことが(笑)←スウェーデンはフードロスを減らすのに積極的。

お会計は、、、ご馳走です。姉と彼。謝謝。

ミュージカルまで少し時間があったので、それぞれの宿にチェックインをしました。僕が今日から泊まるのはこの交差点の角にあるホステル。

一階がパブになっていて、そのパブが管理しているホステルです。低価格ながらもパディントン駅前という好立地。

8人の共同部屋です。留学するまでこういうの無理だったけど、ウプサラで色々鍛えられてから大丈夫になりました。何より安い旅をしようと思うとホテル代を減らすのが1番。

姉たちがホテルでくつろいでいるであろう時間は、パディントン駅のファーストクラスラウンジで過ごしました。平日の夜はワインがあるそうで、タイミング良くワインの提供が始まったので1杯だけ頂きました。うん、まずかった(笑)

ホステルの難点は基本的にホステルで時間を潰すことが出来ないという事。今回はブリットレイルパスのファーストクラスのチケットを取っていて、しかもそのラウンジがホステルの超近くにあることを考えると、とてもコスパの良い組み合わせな気がします。

18時頃、姉たちと再会し、地下鉄でヴィクトリア駅に向かいました。

ヴィクトリア駅前にあるのがこのシアター。でかでかとウィキッドのポスターが掲げられています。

大きなシアターで、写真に写っているほかに2階席もあります。

上の左側の写真が僕の席からの眺め。値段が高めのいい席をとってもらいました。ありがとうございます。

ウィキッドは姉が大好きなミュージカルで、きっとすでに3回くらいは見ているのでしょう。彼氏さんと僕は今回が初めてで、しかもイギリス英語なので内容が理解できるか不安です。まぁ彼氏さんはイギリスで育った(?)ので大丈夫だと思いますが。

今回の旅は姉たちに任せっきりでミュージカルのチケットの値段も知らなかったのですが、上映開始までの待ち時間に姉から値段を聞いたら予想よりも高くて、ほろ酔いで眠かったのが、一気に目覚めました(笑)

当然、劇中の撮影は禁止なので写真はないですが、約2時間に渡るミュージカル、とても感動しました!!

ずいぶんと前に劇団四季のキャッツを見たときも感動した記憶はあるけど、大学生になって色々と考えられるようになってから見るミュージカルというのは感動もの。是非また観に行きたい思いました。

ミュージカルが終わったのが22時頃だったので、終了後はすぐにパディントン駅に戻り、本日一旦解散。翌日の7時半にまたパディントン駅で集合することになりました。

これは翌朝(day126)のパディントン駅。天気予報は雨とか曇りみたいな感じだったのですが、何だかんだ晴れてます。

この写真を撮ったのは7時37分なんですけど、うん、寝坊しました(笑)

目覚ましを何度も掛けたんだけど起きたのが7時29分で、急いで準備して出てきました。ホステルが駅前なので良かったです。きっと何度もアラームが鳴って同じ部屋に寝ている人たちに迷惑だっただろうなーって感じ(笑)

集合時間の10分ちょい遅れで姉たちと会い、そこから地下鉄で目的の駅まで行こうとしたのですが、改札でお財布をホステルに置いてきてしまったのに気づきました(汗)

ホステルの施錠してあるロッカーの中に入ってるので安全ではあるのですが、再度ホステルまで戻ることに。。。姉たちには先に行っててもらうことにしました。

ダッシュでホステルまで戻ってお財布を取って、またダッシュで駅まで行ったので、姉たちの電車の15分あとくらいに乗ることが出来ました。そして、これが目的の駅「キングスクロス駅」です。

キングスクロス駅と言えばそう、ハリーポッターで有名な駅。ハリーポッタースポットには行きませんでしたが、外観からしてとても立派です。

そして内装もすごい。歴史を感じさせる駅舎で、トーマスなんかに出てきそうですね(笑)

写っている電車は日立製の最新の電車「AZUMA」です。電車の聖地で日本の電車が走っているのは誇らしいですね。

これから電車に乗ってエディンバラに向かうので、まずは「upper crust」というイギリス中どこにでもあるサンドウィッチ屋さんで朝食を購入。

いくらしたか覚えてないけど、まぁ大して美味しくはなかったです(笑)

そして電車は9時に出発。

昨日乗った電車は紙コップで飲み物を提供していたのですが、今回の電車は最初からマグカップとメニューが置かれていました。これまた写真を撮り忘れてしまったのですが、濃厚なヨーグルトとかパンの提供もありました。

エディンバラまでは約5時間。僕はひたすらブログを書いていました。もちろん時々車窓を眺めながら。途中、イギリスの東側の海が見えました。

13時50分、エディンバラ駅に到着です。田舎かと思ったら沢山人がいてびっくり。駅を境に旧市街と新市街に分かれていて、旧市街にあるエディンバラ大学を目的地としてお散歩スタート。

駅からは新市街の方に出てしまったのですが、旧市街側を振り返ったらこの景色。

エディンバラスコットランドの首都で、街並み自体が世界遺産に登録されています。

大学までの道のりは登坂ですが、全然苦にならないほど街並みが素敵でした。まぁあいにくの雨だったのですが。

エディンバラ大学は街に点在していて、それぞれ異なる特徴をもった建物でした。

そして帰りの電車に乗ったら夕食の時間を逃してしまうので、16時前ですがエディンバラのある日本食屋さんでラーメンを食べることにしました。

店内は綺麗で、よくわからないことが書かれている提灯が沢山ありました。

まずは味噌汁。久しぶりにしっかりとした箸での食事。味噌汁というよりわかめスープみたいなあじでしたが、美味しかったです。

そしてチャーシュー丼。いやー日本だわーって感じで、日本で食べたらいい評価はしないであろうレベルだけど、何より久しぶりの味なので感動!

そして豚骨ラーメン。イギリスでは豚骨ラーメンが人気だそうで、日本でも豚骨ラーメンをあまり食べない僕にとってこれがどれだけ美味しいのか分からなかったけど、日本っぽいっていう意味で美味しかった。

店員さんたちの中にも日本人がいるのか、結構日本語の雑談が聞こえてきました。

お店で帰りの電車の時間を調べると、1時間以内にロンドンへの終電が行ってしまうというのです。まだ16時前なのに!

ということで、食べ終わってからすぐに駅に行きました。この写真は16時20分に撮ったものですが、もうほぼ真っ暗。

帰りもコーナーを飲んだりしながらブログを書いたり動画を見て、22時頃にロンドンに戻ってきました。 特にホステルで時間を潰すことができない僕にとっては良い時間の帰宅ですね。

今回のロンドン旅は3泊4日なのですが、姉たちは明日で帰ってしまうので、最終日は一人旅になります。

姉たちも明日はゆっくりしてから出たいという事なので、お昼にパディントン駅で集合することにして解散。

僕は割とどんな所でもぐっすり眠ってしまうタイプなので、ホステルでも全然問題なく寝れてしまいます。ただ今回はベッドの長さが短く、足を延ばすと柵に当たってしまうので、大の字または足を曲げて寝るしかありませんでした(笑)

まぁそれでも8時まではぐっすり眠っていて、昨日は食べられなかったモーニングを食べます。前述のように、このホステルはパブが経営しているので、そのパブで本格モーニングを食べることが出来るのです。

メニューは4つ。まぁ間違いなく一番上のFull Englishを頼みますよね。

パブの店内はこんな感じ。交差点の角に位置していて窓も沢山あるので、朝は明るくて気持ちの良い雰囲気です。

コーヒーを飲んでパディントン駅前を眺めながら待つ事数分。

これがFull Englishです。典型的なイングリッシュブレックファストで、とても美味しかったです。パブに置いてあるメニューを見たら確かコーヒーと合わせて1300円くらいのメニューです。今回のホステルは1泊3500円くらいなので、この朝食が含まれているのは凄くお得じゃないですか⁉

今日の午前は予定がないので、こないだのパーティーでイギリス人から聞いたお勧めスポットに行くことにします。

とその前に有名な大学「University College London」があったので寄ってみることにしました。この大学は1826年に設立されたイギリス屈指の名門大学で、世界大学ランキング8位に位置しています!

写真の中のレンガの建物が大学校舎の一部なのですが、ハリーポッターにでも出てきそうな風格を持っていました。

そしてイギリス人にお勧めしてもらったのがこの「カムデン」という町。ロンドン中心部の少し北側に位置していて、電車で数十分で着きます。

若者の街というか、少しセンスが面白い街というか、東京でいうとどこですかね?東京に疎くて思いつかない(笑)

屋台とかいろいろあったりしたのですが、朝ご飯をしっかり食べていたのでここでは何も買わず。お土産系を買うにもセンスは合わないし(笑)

カムデンをぶらぶらした後はそのまま徒歩で「タワー・ブリッジ」に来ました。写真で見るより迫力が凄いあって、ロンドンの過去の財力を感じました。

タワー・ブリッジの横の芝生で人だかりが出来ていたので覗いてみたら、なんとUEFAチャンピオンズリーグの本物のトロフィーがありました!

サッカーをやっている人なら知っているであろう、ヨーロッパで一番大きな大会で、今年の大会は日産が大会パートナーとしてトロフィーツアーをしているのだそうです。ドイツ、スペイン、フランス、イギリスをそれぞれ決められた日にツアーしているそうで、運よく遭遇することが出来ました。

タワー・ブリッジを実際に渡り、

「Tower of London」に来ました。この塔はなんと11世紀に建設され、過去には監獄として使われていたこともあったため、何人もの重要人物がここで処刑されたそうです。

そろそろ12時になるのでパディントン駅に戻ります。姉たちがヒルトンホテルのアフタヌーンティーを12時半に予約してくれていたので、そこで昼食兼お茶会。

ずいぶんとおしゃれなお店で、店員さんにも気持ちの良い接客をしてもらいました。ただ、アフタヌーンティーの注文が難しくて、何度説明してもらっても分からなかった(笑)

しばらく待って出てきたのがこちら。紅茶だけ先に飲んで待ってたのですが、紅茶からしてまず美味しい。

そしてこのヒルトンのカフェはベルギーのパティスリー「ピエールマルコリーニ」のプロデュースだそうで、アイスにはブランドのロゴが付いていました。一番下が食事系で、真ん中と最上段が甘い系です。

意外と少ないなとか思っていたのですが、最上段にたどり着く時には既にお腹いっぱいで完全なるフードファイトになりました(笑)

この中で一番おいしかったのはスコーン。もともとスコーンが好きという要因が大きいけど、スコーンに合わせるイチゴジャムやクリームチーズ(大学3の子からの指摘によりクロテッドクリームと判明(笑))が美味しかったです。あともう一つ、玉ねぎの甘辛タレみたいなのがあったのですが、あれはどう使えばよかったんだろうか。

こちらのお値段いくらだったかと言うと、一人4千円とか?もうちょっと高いかな?ごちそうさまでした。将来ちゃんと稼いで自分で食べに来ます。

アフタヌーンティーのあの優雅さは何なんだろうか。あっという間に1時間半くらい経っていました。そして今日は姉たちが夜の便で帰る日なので、そこまでゆっくりとしてもいられません。

ハイドパークを散歩しつつ、彼氏さんがお土産の「Super Dry (極度乾燥しなさい)」を買うためにそのお店に向かいます。

ショッピングストリートに沿いにあるとても大きな店でした。なんかこの変な日本語のブランドがクールな感じで売り出されているのがおかしい(笑)しかも結構繁盛してるのが凄い。

ちなみにこれがそのショッピングストリート。相当売れてなきゃテナント料払えなさそう(笑)

そして姉たちが帰る時間。

僕はガトウィック空港を使ってロンドンに来たのですが、姉たちはヒースロー空港ということで、ヒースローエクスプレスなるもので空港まで移動。ヒースロー空港は一度行ってみたかったので同行することに。まぁ乗り放題チケットもあるし。

ヒースローエクスプレスのファーストクラスは1×1という何とも贅沢なシート配列。そして綺麗。

パディントン駅から数十分で到着です。

17時頃の空港内。恐らく多くのフライトがある時間なので、多くの人でごった返していました。そして姉たちとはここでお別れ。3日間お世話になりました。

一人になった後は少し飛行機を眺めてからパディントン駅へ戻りました。

もう夕食の時間なので、イギリスで人気の自然派カフェ「Pret A Manger」でハムチーズサンドを買いました。イギリスはイートインか持ち帰りによって値段が変わるので、持ち帰りにしてその隣にあるラウンジで食べました(笑)ラウンジにはコーヒーとかもあるので。

あとビタミンもということで、ラウンジに置いてあったみかん。

ラウンジでしばらく作業をしたり、明日の計画を立てたりして3日目も終了。

翌日の朝食。昨日と同じじゃつまらないのでパンケーキにしてみました。カリカリのベーコンとはちみつが掛かっていて、なんとも言えない味でした(笑)

そして旅の最終日に向かうことにしたのはマンチェスターユーストン駅から出発です。イギリスのナショナルレイルと呼ばれる長距離路線はフランチャイズだそうで、この路線の運営会社はどうやら昨日から新しくなったそうです。

ということで駅とかに「Hello! AVNTI(運営会社名)」などと書かれたポスターがたくさんありました。

で、この路線のファーストクラスは何とレストランのように食事を無料で注文できます。既に朝食を済ませてしまいましたが、この機会を逃すわけにはいかないという事でエッグベネディクトを注文し、さらにクロワッサンまでもらってしまいました(笑)2回目の朝食は流石にお腹いっぱいです。

9時にユーストン駅を出発して、11時過ぎにマンチェスター駅に到着。

駅に到着する直前、車窓からマンチェスターシティのホーム「エティハド・スタジアム 」が見えました。

マンチェスターはそんな都会なイメージはなかったのですが、駅には人がたくさん。

特に目的もなくぶらぶらと散歩をしてみることにしました。

途中こんな大学が。。さすがサッカーの街。

小さな京セラのオフィスもありました。

これは市庁舎。ヨーロッパの市庁舎はどこも建物がすごい!市庁舎前ではクリスマスマーケットも開かれていました。

クリスマスマーケットの周りはフェンスとかブロックとかで囲まれていて、警察官も多く巡回をしているなど、テロを警戒している印象でした。

パディントン駅にもあるFATFACEという洋服屋さんがマンチェスターにもあったので寄ってみました。イギリスのブランドで、結構人気もあるみたいです。イギリスの思い出として、悩みに悩んで選んだ洋服を1着だけ買いました。(この時僕は、空港で同じ洋服が免税価格で買えることを知りもしなかった)

買い物をしてルンルンしながら向かったのは「ジョン・ライランズ図書館」。ある資本家の妻が、旦那の死を偲んで1890年に設立した図書館だそうです。

写真映えスポットというだけあって、多くの人たちが良い写真を撮るのに励んでいました。

そして最後に訪れたのが「マンチェスター大学」。この大学は物理系の研究が特に有名で、交換留学先として僕が1番最初に挙げた大学でした。僕は当時GPAが足りなくて断念してしまったんですけどね。

ただこの大学にもし留学しに来ていたら、これまた楽しそうな学生生活が送れそうだなと思える雰囲気でした。

そして13時過ぎ、ロンドンへの帰りの電車に乗り込みます。今日は飛行機でスウェーデンに帰るので、フライトに遅れたくないと思い、少し早めに帰ることにしました。

帰りの電車はブログを編集しながら。。

帰りの電車ではランチの提供があったのですが、朝食を2回も食べてお腹もそんなに空いてなかったので、サラダを頂きました。

フルーツとかも入っているおしゃれ系なサラダでした。あんまり美味しくなかったけど(笑)

ロンドンに到着してからまだ時間があったので、「HARRODS」という有名デパートに来てみました。が、どれもハイブランド過ぎて店内を歩くのが恐れ多くてすぐに出てきてしまいました(笑)

さてさて遂に旅も終わりです。3日目前の朝に着いたヴィクトリア駅から、ガトウィック空港に向かいます。

ガトウィックエクスプレスはおしゃれじゃない!同じファーストクラスなのにヒースローエクスプレスはあんなに綺麗で、ガトウィックエクスプレスはなんでこんなにしょぼいのだろうか(笑)

でもほんとに一瞬で空港に着きます。こないだガトウィック空港に来た時は物凄く小さな空港だなーって思ったんですが、実際は結構大きな空港でした。到着スペースが小さいだけで、出発スペースは大きいんですね。

20時くらいのフライトなのですが、まだかなり時間があったので夕食を食べることにしました。

「itsu」というお寿司屋さん。これで800円くらい。大して美味しくはないだろうと思っていたら、お味噌汁もお寿司もかなりおいしくて感動しました。

食後はブログを書いたりして時間を潰し、やっと登場開始の時間です。

前方座席の人はブリッジから乗り、後方座席の人は地上から階段で乗り込むという珍しいパターン。今回もオンラインチェックインを早めにしたら、隣が空席でした!

2時間半のフライトでストックホルム、アーランダ空港に到着。見えますかね。これ、外が全部真っ白なんですよ。ロンドン旅行中にずいぶんと雪が降ったみたいです。

当初はバスでウプサラまで帰るつもりだったのですが、飛行機の到着が少し遅れ、さらにパスポートコントロールに時間をとられてしまったためウプサラへの終バスがいってしまい、仕方なく電車で帰ることにしました。バスなら定期で乗れるのですが、電車に乗ると1500円くらい余計にかかってしまいます。まぁ早く着いて楽ではあるのですが。

ウプサラ中央駅でバスに乗り換え、ようやくフログスタ(寮)に帰宅!なんだかんだで翌日の1時半になってしまいました。それにしても雪が積もってて明るい。

ずっと楽しみにしていたイギリス旅行もこれにて終了です。街並みとか電車とか、何か日本に似ているなという印象でした。まぁ日本が参考にさせてもらってたりしているのかもしれませんが。

今回の旅で印象に残ったのは地下鉄とかの「Mind the gap between the train and the platform」という放送(笑)

男性の声の自動アナウンスなのですが、テンポが何か陽気でクセになります(笑)

そしてウィキッドも凄く良かったです。今までウィキッドの曲は色々と知っていたのですが、実際にどのような場面で、どのような意味合いを持って歌われているかを今回初めて知ることが出来ました。

色々と奢ってもらって姉と彼氏さんには感謝です。これまでの留学中にホームシックのような寂しさは感じなかったのですが、一度会うと別れるときの寂しさを感じますね。

一日挟んで12月11日からはヨーロッパ遠征(旅行です)が始まります。訪問予定の国はフランス、ベルギー、オランダ、ドイツです。次の更新までは時間が掛かってしまいそうですが、気長にお待ちいただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day114~123】深まるコリドーメイトとの仲

day111~day113のウィーン旅にて刺激を受け、最近はコリドーメイト(寮の共有スペースを共に使う12人のグループ)とのコミュニケーションを積極的にとることを意識しています。

といいながら11月26日(day115)の夜は大学2の子のコリドーでカレーを頂きました(笑)

僕はウプサラに来てから日本的なものを自分で作ったことはないのですが、カレーを食べたらその美味しさに感動。いつもは塩コショウしか使っていないので、カレーのような複雑な味は脳に快感をもたらしました。

これはday116のお昼ご飯。焼くだけでいいハンバーグをスーパーで買ってあったのでそれを焼きました。しかしこのハンバーグはチリハンバーグと書いてあり、フライパンで焼いてたらすごい煙が出てきてむせてしまいました。そして換気扇の能力が低いため、コリドー内に煙が充満し、他のコリドーメイトにも危害を与えてしまいました(笑)

11月29日(day118)の朝、11月10日以来の積雪です。ここ最近は日が短く、曇りの日が多かったので雪が降って一気に町が明るくなりました。

どうですか。夜中に外を歩くと街灯に照らされた雪が、ダイアモンドのようにキラキラと反射しています。

これは自分の部屋につながる廊下の写真なのですが、今晩はこんな感じで赤くなっています。理由は僕の隣りに住むフランス人男性の誕生日会をするから。その人の友達がせっせと準備をし、最終的にこの廊下にDJセットまで用意されました(笑)

誕生日会は20時頃から始まり、続々と主役の知人が集まってきました。コリドーメイト12人中11人もこの会に参加し、夜中までとても盛り上がりました。

普段はあまり話さないコリドーメイトと話したりして、お互いにコミュニケーションをとっていこうという話になりました。また中国人とは世界情勢のことを話したりし、様々な視点を学ぶことができました。

ちなみにこの会は深夜3時頃まで続き、その間ずっと大音量で音楽を流していたのできっと他の階の人たちには迷惑だったことでしょう(笑)

話は飛んでday120。この日は大学3の子からゴットランドネーション(学生団体)のfika(カフェ)に誘われたので参加。

僕はほとんど学生団体のイベント等には参加ていないのでいい機会でした。そして気付いたのが一人カフェは沢山してるけど、いわゆるfika(お茶をしながら誰かとおしゃべりすること)はしていないということ。僕のとっている授業のグループでも特にしようとはならないし、コリドーメイトの中でもそういうことにならないからかな。まぁいっか。

今日のfikaでは珍しくコーヒーではなくココアにしたんですが、「ココアうまっ」ってなって帰ってからスーパーに買いにいってしまいました。「~しまいました」というのもココアを飲みながら大学3の子に対して「美味しいけどココアを買ったら負け」とか発言してたので(笑)

またスーパーで新たな調味料、「マヨネーズ」を購入しました。マカロニも買ったのでこれでマカロニサラダでも作りたいと思います。

この前まではキッチンにあんまり長くいたくないと思って簡単な調理にしていたのですが、今は逆にキッチンに長くいたいなと思うようになり、時間のかかるような物を作ろうという発想に至ったのです。だから本当はパウンドケーキとかでも作ろうと思ったのですが、さすがにいろいろと器具や材料を買わなければならなくなるので断念しました。

そしてday121。早速マカロニサラダをつくりました。マカロニの茹でる量が分からなかったので適当に茹でたら大量に出来てしまい、しばらくはマカロニサラダが続きそうです(笑)

ちなみにこのミートボールはベジタリアン向けの物で、とてもまずかったです。

そういえばこのマカロニサラダを作っているときに、例のフランス人から「美味しいビールがあるんだけど飲む?」って聞かれ「まだ月曜だよ。いらんよ」って言ったら「何言ってんのこんなのサイダーみたいなもんだよ」とか言われて結局一口飲むことに。

いやでも本当に美味しかった。

そのやりとりのときはコリドーが賑わっていて6人くらいいたので、他の人も巻き込んでわいわい喋ることができました。

こういう出来事って全然大したことじゃないし小さいことだけど、自分にとっては少し成長だなって思ったり。

その次の日の夜ご飯はキャベツを使いたかったので韓国産のラーメンを食べました。タンパク質が欲しいなと思って生卵を最後に載せて食べたらベルギー人から「え?これって生?」って聞かれて「そうだけど」って答えたら「卵を生で食べるんだ。健康的にも大丈夫なの?」と聞かれました。これまで特に気にすることなく食べてきた生卵はどうやら日本特有の食べ方だそうで、多くのヨーロッパの卵は菌に感染して食中毒を引き起こしやすいのだそう。

部屋に戻ってから生卵について調べてみたら、スウェーデンの卵の管理はとても厳しいため、日本のように生で食べても大丈夫なようでした。良かった。

ただやっぱり多くの国の卵は加熱することが前提のために菌の処理がなされてなく、生で食べる際はスウェーデン産の卵をつかったりするようです。

day123の夕食。スーパーで買ってあったレンジで温めるだけのサーモン。魚はなかなか食べることが少ないので、すこし高かったのですが久しぶりに買ってみました。

味付けが少し濃かったのですが、久しぶりの魚はとても美味しかったです。

明日(day124)からは念願のイギリス旅です!

この1週間はグループプレゼンのミーティングがあったりして忙しかったのですが、旅を目標に頑張ってきました。イギリスは中学生の頃に初めて行きたいと思った海外の国で、その夢が遂に実現するのです。

またイギリスには姉と彼氏が旅行しているので、ロンドンで合流して一緒に旅をします。

そういったわけで次回の日記は、ロンドンでの3泊4日の旅行記になります。写真が一杯になると思いますが、どうぞお付き合いください。

【ウプサラ留学day111~113】ウィーン旅

11月22日(金)(day111)、今日は午後に授業があり、そこから直接アーランダ空港に向かって飛行機に乗ります。今回の旅は同じ大学の子たちと行くので空港で待ち合わせ、と思いきや同じバスに乗っていました。

今回利用するのはオーストリア航空

レガシーの航空会社なので2時間半のフライトですが、飲み物とスナックのサービスがあります。

短いようで長いフライト。そいえば今までは北欧しか旅してこなかったので、中欧(?)を旅行するのは人生初です。

これはウィーンの空港から市内へ向かうときに使った電車。ヨーロッパの電車はどこもどでかいのですが、これも同様でした。さらにこの電車は発車するときに京急のように「ドレミファソラシド~」って感じの音を出していてとても面白かったです。

市内に着いた後はウィーンということでワインを飲みに行こうとなってトラム(路面電車)に乗ったのですが、最初は間違えて逆方向に行ってて途中で気付いて慌てておりました(笑)

これがgoogleで調べたレビューが良いワインバー。着いたときにはすでに22時半を過ぎていました。

お店は繁盛していましたが座席数がそれなりに多いため、すぐに座ることが出来ました。ワインはG'sprizterというオーストリア流の飲み方(白ワインを炭酸水で割ったもの)で頂きました。

1時間ほど滞在してお店を出たのですが、その際もお客さんでいっぱいでした。

今日は疲れていたので宿に帰ってからはすぐに眠りました。

今日のウィーンはとても寒かったのですが、自転車をレンタルして観光することに。ウィーンにはレンタサイクルスポットがたくさん設置されていて、最初にデポジットで1€払えばあとは1時間以内の利用なら何回乗っても無料で使うことが出来ます。

最初に向かったのは「cafe central」という有名なカフェ。

宮殿を再利用して作られたとか。ということで店内は素晴らしく美しい!

一番シンプルなモーニングセットにしました。ウインナーコーヒーと思ったら「ウィーンのコーヒー」だったのか、カプチーノのようなものでした。調べてみたらウィーンには「ウインナーコーヒー」という物の厳密なきまりがなく、今回飲んだカプチーノのような物がウィーンでは一般に親しまれているようです。

パンは普通でしたが、店員さんが良い人だったので良きでした(笑)

優雅な朝食のあとは過酷な自転車、と思いきや朝食が少なめだったので午後に予定していたカフェに行くことにしました。カフェに歩いていく途中、馬が道を歩いていました。おしゃれだけど臭い(笑)

そしてこれがお目当てのカフェ「HOTEL SACHER」。ザッハトルテを最初に考案したお店です。

まだ10時半なのに店の前には行列が。座席数はかなりあるので単に店員さんのさばきがゆっくりなようです。

こちらも店内はおしゃれでした。

もちろん注文したのはザッハトルテ。さすがに一人一個は多いので、4人で2つにしました。見た目からしてめっちゃ甘いのかと思いきや、アプリコットジャムがアクセントとなって食べやすい味でした。

今日は曇り気味でしたが時々出てくる太陽に照らされる建物はとても力強かったです。

ホテルザッハーから自転車で30分弱掛けて町の外れの方にある「シェーンブルン宮殿」に来ました。建物の色が特徴的でした。

この宮殿の前では比較的大規模なクリスマスマーケットが開かれていました。びっくりしたのがクレジットカードに対応した店がほとんどないこと。いかにスウェーデンのキャッシュレス化が進んでいるかを実感しました。

シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットを満喫したあとはベルヴェデーレ宮殿まで自転車で移動。15時前なのですが既に日が傾いていて、肌寒くなってきました。

この宮殿に来たのはクリムトの美術館にあるクリムトオーストリアの画家)の絵を見るため。オスロ旅のときにムンクの絵を見てから絵画に少し目覚めたのですが、どうやらクリムトとは波長が合いませんでした(笑)

とはいえ絵を見るのは時間がかかるもので、宮殿をあとにするときには16時半のなってました。

少し早めなのですが、夜はクリスマスマーケットに行きたいので夕食を食べに行くことにしました。毎度おなじみgoogleさんの評価をもとにしてたどり着いたお店は予約でいっぱいとのこと。

仕方なくその近くにあった同じようなお店にしました。

パンケーキが入ったスープとシュニッツェルというウィーンの伝統的な揚げ物。シュニッツェルの付け合わせでポテトサラダまで出てきてすごいボリュームでした。

たらふく食べた後はクリスマスマーケットの会場まで散歩。途中オペラハウス(上写真左)を通ったりして、建物の美しさに感動。

そして会場に到着。一番規模が大きいクリスマスマーケットだけあって多くの人で賑わっていました。

特に何も買わなかったのですが、クリスマスグッズは見るだけでもとても楽しかったです。

ここで今日は終わりかと思いきや、ここからさらにもう1軒行きたいと思っていたカフェ「カフェ・モーツァルト」に行きました。

このカフェも天井が高く、素敵な装飾がされていました。

食後のデザートということでチョコレートケーキとホットチョコレートでチョコ責めしてみました。

このケーキは濃厚かつなめらかな舌触りでとても美味しかったです。ただ最後は甘すぎてコーヒーが欲しくなったのは言うまでもありません(笑)

宿に帰ってからは夜中まで語らってました。明日はお昼過ぎのフライトに乗って帰るだけなので。

day113の朝。またまたgoogleレビューを見て決めたお店に来たら予約でいっぱいでした。

近くにあったベーグルカフェに移動し、モーニングプレートとバナナシェイクを注文。モーニングプレートは野菜にチーズ、フルーツなどが入っていて栄養満点でした。

カフェでゆっくりしていたら時間も迫ってきたので早歩きで駅へ移動。ここから30分ほどで空港に向かいます。

帰りのフライトではまさかのリンゴが出てきました(笑)飲み物はオーストリアのビールにしたのですが、苦みが強くて口には合いませんでした。

飛行機からは雲の上の夕焼け見えました。

最終的に寮に帰ってきたのは17時過ぎ。この旅で同じ大学の子たちと話し、再度留学生活を頑張ろうと決心できました。そしてあの「再出発」という記事につながったのです。

ここ最近は「快適」な方に行動が流れていき食事も自室でしていたのですが、これからはできるだけ共有スペースにいようと思います。

今回の旅も様々な場所に行くことができて良かったのですが、それ以上に皆からの刺激を受けることが出来たのが自分にとって有益でした。

留学生活は残り2/3ほどあるので、これからしっかりと頑張ろうと思います。

【ウプサラ留学day96~110】高まるナショナリズム

今回の記事は2週間分のまとめになります。それだけこの期間の内容が薄かったという事ですね(笑)

それで記事の題名を何にしようか考えていたら「ナショナリズム」を思いついたのですが、題名にするからにはしっかりと意味を理解しなきゃと思って調べてみたら、自分が思っていたよりもずいぶん多義的で難しい。

とりあえずよく分からなかったけど、この2週間は何かと「日本」を意識することが多かったのでこの題名にしてみました。

それではまず11月5日(day96)の写真から。これはスーパーで安売りになってた味付け肉。思わず2度見してしまった「Yakiniku」。なんでこんな物が日本語なんだろう(笑)

day97、夜9時半。この日は同じ大学の子たちと夕食会。11月下旬に皆でどっか旅行しに行く計画を立てようという事で、この会が催されました。

チキンはオーブンで焼くだけという簡単なやつなのですが、食べ始めてからまだ火が通ってないことが分かり、再度加熱。

その間に部屋で談笑しながら他のやつを食べていたらすっかりチキンの事を忘れていてキッチンに行こうとしたら廊下が焦げ臭い(笑)

僕はキッチンには行かなかったんですが、他の大学の子たちによるとキッチンにいたスイス人が怒った顔をして窓を開けていたそうです(笑)

大学3の子が持ってきてくれたワインを飲んだりして、夜中の3時近くまで話していました。普段日本語を使わないから、久しぶりに集まったときの皆の会話量は尋常じゃないですね。

そして次回の旅はウィーンに決定しました。この記事はウィーン出発の前日分までなので、次の記事はウィーン旅の記事になります。

これは翌日の夜ご飯。夕食会で余ったチキンにアボカドとトマトを添えたらすごく良い感じのプレートになりました。ちなみにスウェーデンのアボカドは日本よりも高く、セールでも1つ120円します。

day100。この日の夕食はレトルトのトマトスープとだいぶ前に買って期限が過ぎてしまったトルティーヤ生地。

パッケージはすごく美味しそうなのに全然美味しくなかった!(笑)よく見たらビーガン食品なんだけど、なんでこうもビーガン食品は美味しくないの!トマト味の物を美味しく作らないのはある意味センスがあるというか、単なる味覚の違いなのだろうか。

たしかこの日はday100という事で、ここまでの留学生活を頭の中で振り返ったりしたけど、自己評価は2/5ですね。

そう評価する理由は他の記事に書いたので、ここには書きませんが。

そしてこの「再出発」という記事はday129に書いたので、時系列がおかしくなってしまいますが、少なくともday129までの自己評価は2/5ではありますね。

11月10日(day101)、初の積雪です。気温はすでの真冬の東京並。お昼の時点で気温はマイナス2℃です。

雪が降ってテンションも上がっていたのでお昼から良い感じの食事を作りました。未だに(というか今後も)調味料は塩、黒コショウ、醤油のみなので、お肉はとてもシンプルな味付けながらも半熟の卵と絡んで美味しいかったです。

夜は寮の周りを散歩してみました。雪が降ったおかげで少し明るく感じます。

day114の夕食。アボカドと肉とパンが余っていたのでステーキonアボカドトーストにしてみました。この記事を書きながら思ったけど片面だけパンを焼いた方が良かったな(笑)

そういえばday113にバスの1か月定期券を買いました。留学前は「雪が降っても自転車にのってやる!」って思っていたのですが、さすがに寒すぎるのと、路面が凍結してて危ないなと思いあっさり諦めました。

考えることは皆同じで、キャンパス前のバス停は大混雑です。

day115の夕食。何の魚か分からないけど半額になってたから買ったやつ。やっぱり魚は美味しい。もちろんこれだけでは足りないのでパンも食べました。

11月16日(土)(day117)はある学生団体が日本イベントを開くということでそのお手伝いをしてきました。お好み焼きなどの日本の食や折り紙などの日本文化など、会場が一杯になるほど多くの人が来て、日本への関心の高さを目の当たりにしました。

イベントの帰りに久しぶりに撮ったウプサラ大聖堂。僕がここに滞在している間はずっと工事中です(笑)

そして沢山働いて疲れたので同じ大学の子たちと寮の近くにあるピザ屋で夕食を食べることにしました。

この前コリドーメイトと一緒に来たお店で、そのときにコリドーメイトがハンバーガーも美味しいよって言ってたので今回はそれにしました。どのメニューにもサラダバーが付いているので野菜不足になりがちな僕にとっては嬉しいです。しかもハンバーガーはドリンクもセットになっていて、これで1000円以下なのでスウェーデンにしてはかなり安いと思います。

ハンバーガーの味は「正統派ハンバーガー」って感じでした(笑)でも予想以上にパティがしっかりしていて良かったです。

近くのスーパーは毎週月曜日に広告の品が替わるのですが、この日(day119)からはアイスが広告の品になっていました。スウェーデンのアイスは結構高く、このアイスは普段300円くらいします。そして今回広告の品になって120円くらいで売られていました!

アイスが好きな僕にとってこのチャンスは逃すわけにはいかないので、一先ず1個買って味見です。

まぁ美味しくない訳ないのですが一応海外のアイスなので。

買ってすぐに家で食べた結果、味は良好。ということで翌日に複数個買い足しました(笑)

広告の品は他にもあって、挽肉も安くなっていたのでハンバーグを作りました。つなぎとかもなかったのですが、何とかできるものですね。

day121の昼食。並べてみたら顔みたいになったのでケチャップで口を書きました。一人で食べるのにくだらないと自分で思いながら(笑)

この口部分のやつはハッシュドポテトみたいなやつで、

こうやって箱の中にソーセージ状になっているものを自分でスライスして焼きます。これはかなり手軽かつ美味しいのでおすすめの品。

day122は久しぶりに大きいスーパーに行きました。まだ11月だというのにクリスマスの装飾でいっぱいです。

スーパーからはバスで帰ったのですが、使ったことないバス停に行ったらその裏にこんなにきれなサッカーコートがありました。しかもこれが自由に使えるなんていい国だなーって感じです。僕は砂のデコボコなコートでサッカーしていたというのに。

ちなみにウプサラのバスはこんな感じ。ベビーカーないし車いす用のスペースも必ずあっていかにもスウェーデンらしい。でも運転は荒い(笑)

なんか今回の記事は締まりが悪く終わってしまった。

というかほとんど食事関係の事しか書いてない。もちろん授業にも出ていたけどあまりにも変化がなくて書くに値しなくて(笑)

次回の記事はウィーン旅の様子をまとめるのでまた長い記事になりそうです。

それでは。

【ウプサラ留学day91~95】マルメ・コペンハーゲン一人旅

さて前回の日記は、コペンハーゲンに最も近い所に位置するスウェーデンの街ウメオへ向かう夜行列車に乗り込むところで話が終わりました。

電車に乗ること約8時間、

朝の7時前にマルメ駅に到着です。

ここからすぐにコペンハーゲンに行こうと思ったのですが、せっかくなのでマルメの観光をすることにしました。

この茶色い建物がマルメ駅の駅舎。

朝の静けさの中の散歩は最高に気持ちがいい物です。

いつものように朝散歩の目的はカフェなんですけどね。

朝早くから開いているKATARINAというグーグルレビューで評価が高いベーカリーカフェに来ました。

注文したのはホットチョコレート、チーズベーグル、カルダモンロールです。寒かったのでホットチョコレートが身体にしみます。

イートインスペースは店のロフトにあり、朝早かったので一人で独占できました。

マルメの事は全然調べてなかったので、このカフェで色々と今日の計画を立ててたら2時間も経ってました。

曇ってましたが、それでも見ごたえのある建物。

ここはスウェーデン最古の薬局である、ライオン薬局です。400年もの歴史があるそうです。

とても薬局とは思えないほど綺麗な内装でしたが、売られているのは一般の薬局と同じでなんだか不思議なお店でした。

特に観光スポットが沢山あるわけでもないのでしばらくお散歩。

途中大きな教会に寄ってみました。ヨーロッパの教会はどこも素敵。

これは公立の図書館。歩き疲れたのでここで一休みしてランチの場所を決めました。

そしてこちらのランチ営業をしているパブのようなお店にしました。

日替わりランチを注文して出てきたのがこれ。久しぶりにこういう手の込んだ料理を頂いた気がします。

味は見た目ほど濃くなく、上品な味わいでした。

他に来てるお客さんは常連さんが多い感じで、良い店をチョイスできました。

お昼を食べた後は駅方面に向かいつつその周辺を散歩。

ウメオは町全体が間延びしているのでどこに行くのにも遠くて大変です。

午前中で特にすることは終わってしまったので電車でコペンハーゲンに向かいます。コペンハーゲンウメオは大きな橋と海中トンネルでつながっているため、電車に30分ほど乗れば到着してしまいます。

そういえばウメオ駅で電車を待っているときに反対側の壁を見ていたら、上の写真のような映像がプロジェクターで映し出されていたのですが、これどこの景色だかわかりますか?見覚えのある雰囲気だなーと思ったら日本でした!

日本のどこかは分からなかったのですが、建物に日本語の広告が書かれたりしていました。いったい何の目的があるものなんだろう。

13時半頃にコペンハーゲン中央駅に到着です。首都の駅とだけあって大きな駅舎です。

チェックインは15時からでまだ時間があったため、カフェ休憩をしにこちらのお店に来ました。とても小さなお店なのですが、なかなか賑わっていました。

アップルパイとアメリカーノを頂きました。疲れていたからか、どちらも絶品に感じました。でもアメリカーノは本当に美味しかったです。また飲みに来たいくらい。

スウェーデンではアップルパイの横に添えられるのは無糖クリームなのですが、デンマークはヨーグルトでした。国によって微妙に違うのは面白いですね。

こちらは今回3泊するホステル。予約サイトで見た通り、とてもきれいなホステルでした。

ずいぶんと歩き疲れたのでホステルで夕食の場所を探しつつ一休みすることにしました。

そして夕食はこのお肉屋さん兼サンドウィッチ屋さんで頂く事にしました。一番スタンダードな物を注文し、待つ事約20分。

とても美味しそうなサンドウィッチです!というか写真では伝わらないけどすごい大きい。

チーズやハムなど具材がふんだんに入っていてとても美味しかったです。食べ切るのに必死でしたが(笑)

食後は運動も兼ねて夜の散歩。コペンハーゲンは日本よりも治安が良い街なので夜中に一人で歩いていても何も怖いと感じる場面がありません。

しばらく散歩してからホステルに戻り、明日以降の予定を立ててから早めに眠りました。

day92(11月1日)は朝カフェをするために散歩からスタート。9時前にホステルを出発したのですが、それにしても自転車の交通量がすごい。自転車道もかなりしっかり整備されていてエコフレンドリーな国だなった感じ。

歩くこと約20分、目的のカフェに到着です。カフェは歩道より1段下がったところに位置していて、店内は隠れ家的な雰囲気。

まずはコーヒー。前回の旅(オスロ旅)以降フィルターコーヒーではなくアメリカーノにはまってます。

そしてこちらがモーニングプレート。値段は2500円ほど。。。デンマークの物価は北欧の中でも頭一つ抜ける高さです。

キッシュ、トースト、アボカド、チーズ、チアシードなどなど充実した朝ご飯になりました。

このカフェは居心地が良かったので2時間弱滞在し、また次の目的地に向かいました。

一人旅のメリットはとにかく歩き回れること。誰の体力を気にすることもなく、自由気ままに。

しばらく歩いてたどり着いたのは「カステレット要塞」。五稜郭のような形をしていて、とても自然豊かな公園という感じでした。

要塞のすぐ近くにあるのがこの人魚姫の銅像アンデルセンの童話に出てくる人魚姫だそうで、コペンハーゲンの有名観光スポットです。またそれと同時に世界3大がっかりスポットの一つでもあり、確かに結構歩いてきたのに「これだけ?」って感じでした(笑)

ここら辺は海岸沿いということもあり規模感が大きく、どこに行くにも歩くのはすごく大変でした。

お昼ご飯は安く済ませるために、デンマークで人気のおしゃれ系スーパーIrmaでオープンサンドとクロワッサン、コーヒーを買ってイートインスペースで食べることに。

デンマークのオープンサンドは「スモーブロー」と呼ばれ、具材は何でもありで様々な種類の物をいくつか食べます。

このクロワッサンはデンマークの有名ベーカリーの物で、このスーパーに出張店舗として出しているらしく、予想以上に美味しかったです。

昼食後の散歩がてら向かったのはローゼンボ城。1600年代に建てられた離宮だそうで、兵隊さんもいました。またここは中国人観光客で賑わっていました。

なんか正面から見るとディズニーランドにあるアトラクションみたい。

これらはストロイエというショッピングストリートに並んで位置している有名ブランドの本店たち。それぞれ、Georg JensenとRoyal Copenhagen。分かる人には分かるのでしょうか。僕にはわかりません(笑)

僕にとっての旅の醍醐味はカフェ巡りであり、さっき食べたばっかだろって感じですがとりあえずチーズケーキ屋さんに漂流。デンマーク内かなんかか受賞経験のあるチーズケーキらしく、数十種類ものチーズケーキが売られていました。また14時半ということもあり、店内は大混雑。

ずいぶんと待ってやっと注文できました。これはベリーチーズケーキ。大したことはない(笑)

海外のチーズケーキは尋常なく甘いことがあるから、それに比べたら甘さは控えめで上品な感じでしたが、日本人的には普通って感じ。おすすめはしない(笑)

チーズケーキをちまちま食べながら時間を潰し、気づけば16時半。

ずいぶんと暗くなってきて、良い感じの雰囲気になってきました。コペンハーゲンは自然豊かな場所と都会的な場所が隣接していて、とても観光し甲斐があります。

余力があったので「チボリ公園」という遊園地に来ました。昨日でハロウィンは終わってしまったにですが、ハロウィン営業はまだやっていました。

チボリ公園は1843年創業の世界最古の遊園地です。あのディズニーランドもこの遊園地を参考にしたと言われています。

アトラクションには乗らなかったのですが、見て回るだけでもとても楽しかったです。まぁ規模はそんなに多くなかったので、1時間ほどで周り切ってしまいましたが。

そして今日の夕食はスーパーのパンとガソリンスタンド内のスタバのコーヒー。

今日は朝食が豪華だったので、夕食はこんなもんで十分です。それにしてもスタバのコーヒーはまずかったけど(笑)

ホステルには20時半頃に戻り、少し勉強をして就寝しました。

ホステルでも朝食は売っているのですが、500円くらいするので、それなら朝カフェをしようということで今日は「Democratic Coffee」というカフェに来ました。

このカフェは公立図書館に隣接されていて、土曜日の朝ということもあり父子の姿が多くありました。

プレーンブレッドとクロワッサン、コーナーを注文。

コーヒーはフルーティーな味わいで飲みやすく、パンも美味しかったです。朝食を食べ終わった後は読書をしたりして、ゆったりとした朝の時間を楽しむことが出来ました。

ここは「Design Museum」という美術館。25歳までは入館料が無料なので来てみました。

北欧の「シンプルさ×機能性」を体現したデザインの品々が沢山展示されていました。

美術館をあとにして「アマリエンボー宮殿」というデンマーク女王が住む宮殿に行ったら、運よく兵隊の交代式が行われていました。

ここはニューハウンというコペンハーゲンでもかなり人気の観光地。アンデルセンが長い間住んでいた場所として知られています。

あいにくの天気でしたが、それでもカラフルな建物は綺麗でした。

お昼ごろになると、とーっても雨が強くなってきたのでデパートに逃げることに。小さな折り畳み傘をさしていてもびしょ濡れになるくらい雨が降っているのに、写真に写っている人たちは何もさしていない(笑)

あまりお腹も空いていないのですが、食べたいと思っていたベーカリーがあったので、シナモンパンとコーヒーだけ買って一休み。

このパン屋さんは機械で番号札をとって、自分の番号が呼ばれたら注文するという感じなのですが、まぁ混雑していて大変でした。

ゆっくりしたあとはデパート内をうろうろしながら雨が弱まるのを待っていたのですが、一向に天気は回復しないので次の目的地に向かうことに。

しばらく歩いて到着したのが「救世主教会」。1700年ごろに建てられた木造教会です。

この教会は先端がらせん階段になっていて、そこを登ると町を一望できるため、多くの観光客が訪れます。僕もその一人。がしかし、今日は天候不良で教会内の階段への道は立ち入り禁止となっていました(悲)

この不気味な雰囲気の街は「クリスチャニア」と呼ばれる場所。2004年までは合法だった大麻の取引が、この地では警察黙認のもとに行われています。そのため、場所によっては撮影禁止マークが建物の至る所に描かれていました。この地を夜に訪れたらヤバそうです。

クリスチャニアからかなり歩いて町の中心部に戻ってきました。そろそろカフェタイムなので、チャックしておいた歴史あるカフェに行ってみたらこの行列。日本人は行列が好きというけど、海外でこんな行列ができてるのは初めて見たかも。

そして中国人観光客が順番を巡って店員にクレームしていました(笑)ずいぶんと怒ってたなー。

雨の中外で待ちたくなかったので、他に行きたいと思っていた場所に移動。

ここは様々な食品を扱う市場。レストランからカフェ、肉屋さんなどいろいろあります。

僕の目的はカフェなので、いくつかあるカフェの中からフランスに本店があるカフェを選択。というのも他のカフェは全部満席だったから。

アメリカーノとプリンケーキを頂きました。値段は覚えてないけど、デンマークにしては安かった気がします。何より店員さんがとても親切で良い感じでした。

それにしても天気が悪い(笑)

今日も夕食は節約。スーパーで安くなってたサラダにしました。まぁ沢山甘いものも食べているのでこれでちょうどいいですね。

夜はホステルにいてもすることがないので、スウェーデンでお馴染みのEspresso Houseにきました。旅行中とはいえど課題は沢山あるのでここでしばらく勉強をしました。

これでday93(11月2日)はおしまいですが、すでに写真が100枚を超えていてボリュームが凄いことになっている(笑)

しかしこの記事はまだ続きますのでしばしお付き合いを。

さてday94(11月3日)は旅の最終日。天気は相変わらずぐずついていますが、雨が降っていないので良しとしましょう。

今日の朝食はこのベーカリー。day92のお昼に食べたクロワッサンを製造しているベーカリーです。

注文したのはアメリカーノ、レーズンパン、アーモンドデニッシュです。デンマークと言えばデニッシュでしょって思ったので朝から甘い物ばかりにしてしまいました。

でも実はデンマークではデニッシュのことを「 ヴィーナブレズ (ウィーンのパン)」と言うそうです。発祥はデンマークではないのですね。

因みにパンの味はそれなりって感じでした(笑)

朝食後はいつものように散歩。雲の間から少し太陽の光が透けていて、昨日よりはいい天気です。

この写真はオペラハウス。さすがに遠くて近くまでは行きませんでしたが、対岸から全体を見ることが出来ました。

そしてこれが今日のメインイベント。そう、こないだ行列が出来ていた187070年創業の老舗カフェです。

今日は午前10時半に行くという気合の入りぶり。

さすがにこの時間は空いていましたが、滞在している間にどんどん人が入ってきて、12時頃にはほぼ満席となっていました。

僕が注文したのはこのお店の看板メニューである"Sports Man"と呼ばれるケーキとコーヒー。Sports Manという劇場作品に向けて作られためにその名称になったそうです。

因みにお値段はコーヒーが1000円、ケーキが1300円ほどです。たかっ。ケーキは物凄く甘くて、ケーキというよりクリームの集合体でした。もちろんとても美味しかったです。コーヒーは昔ながらのホテルが出しそうな味。

店員さんの対応も素晴らしく、店内の雰囲気も最高で、来れて良かったです。

なんだかんだカフェに2時間滞在して、その後はクリスマスグッズがたくさん売っている雑貨屋さんに来ました。ここではイメージごとに様々なクリスマスグッズが売られていて、見るだけでも十分楽しかったのですが、せっかくなのでお土産に一つだけ買いました。

甘い物ばっかり食べていたらさすがに身体が塩気を欲しがっていたので、屋台のホットドックを買いました。他にも屋台はあったのですが、ここだけ並んでいたので美味しいのだろうと思って食べたら、本当に美味しかったです。

お腹を満たして向かったのは、クリスチャンボー宮殿。国会議事堂や最高裁判所などが置かれる国の中枢機関です。

ここに来たのは建物が素晴らしいだけでなく、展望デッキに行きたいから!昨日は教会の展望スペースに行けなかったので、今日こそは行くぞということで違う建物ではありますが来てみました。

ここは入場料が一切かからず、またエレベーターで上がれるために大変人気なスポット。数十分並んでやっとエレベーターに乗ることが出来ました。

そしてこれがその展望台からの眺め。天気は悪いですが、こうやって見るとデンマークもそれなりな都会であることが分かります。

旅の終盤になって天気が良くなってきました!

現代的な建築の図書館に来たら日曜なので閉まっていました。そしてついにもうやる事が尽きてしまいました。時間は14時過ぎ、帰りの電車の時間は19時半。一人旅はいつも最後に時間が余ってしまいます。そして話し相手がいないから時間を潰すのが大変(笑)

とりあえず駅に向かったらダンキンドーナツを発見!

ウプサラはドーナツ屋さんがないから、ミスドを愛していた僕にとってこれは行くしかありません。

コーヒーとドーナツのセット価格で500円超え。やはり高い、デンマークは。

ドーナツをどんなにゆーっくり食べても時間が余っているので、

お土産にと思ってチョコレート屋さんに行ったり、

早めに夜ご飯を食べたり(笑)これはタイ料理のバイキング形式のテイクアウト。

駅構内を歩き回ったりベンチに座ったりして、やっと電車の時間になりました。まずはこの電車で初日に観光したマルメに行きます。

そしてマルメでこの電車に乗り換え。この電車はスウェーデン国鉄の中でも速い系の電車で、ストックホルム中央駅まで5~6時間の所要時間です。

ストックホルムまでの電車は非常に快適で、あっという間に到着しました。しかし、深夜1時過ぎにストックホルムからウプサラまでの電車は運行しておらず、2時過ぎのバスを待たなくてはなりません。

待ち時間で喉も乾いていたので深夜も営業しているマックでスムージーを買いました。

そしてバスに乗車。途中様々な所に停車するので1時間ほどかかります。疲れの余り眠ってしまい、目を覚ましたら丁度あと数分で着くというところでした。それにしてもスウェーデンは治安が良いのが有難い。油断はしちゃだめだけど。

ウプサラ駅に着いたのは3時過ぎで、極寒の中自転車で寮に向かいます。

寮に着いたら身体を温めるためにシャワーを浴び、その後は布団でゆっくりと寝ました。

旅の最終日(day94)に買ったクリスマスグッズを早速部屋の窓にかけてみました。

これから雪景色になったときに一層可愛くなりそうです。

今回の旅は、いや今回の旅も、天気には恵まれませんでしたが、それでも非常にいい経験がたくさんできた気がします。今年も残すところあと2ヶ月。11月は特に授業が忙しいので勉強を頑張らねばなりません。

長々と読んでいただきありがとうございました。因みにこの記事だけで写真は約150枚。皆さんのデータ通信量は大丈夫でしょうか(笑)

それでは次回の記事で。