【ウプサラ留学day160~163】ジュネーブ旅。物価が高い。

1月11日土曜日、新年一発目の旅行はスイスのジュネーブに3泊、スペインのバルセロナに4泊の丸1週間旅行です。

両方を一気に記事にするととーっても長くなりそうなので、今回はジュネーブでの旅の様子をお届けします。ちなみに今回はヨーロッパ遠征でも登場した、ストックホルムに交換留学している友人との旅行です。←ジュネーブだけ。

ジュネーブへのフライトはアーランダ空港10:15発なので、5時半に起床し、7時前のバスに乗って空港に向かいます。流石に真冬の朝は寒い。気温はマイナスです。

空港には家から1時間強で行けるのがウプサラのうれしいところ。フライト時刻の2時間前くらいに空港に到着です。

今回乗るのは最大手のLCCであるeasyJetです。ということで預入荷物を追加せずに手荷物だけで合計7泊を洗濯なしで乗り切るため、圧縮袋を使ってリュックにぎゅうぎゅうに荷物を詰めてきました。

EasyJetの良いところは荷物の大きさ制限はあるものの、重量制限がないところ。すなわちリュックにぎゅうぎゅうにすればかなりの荷物を持っていくことができます。ただ注意したいのが、手荷物が「厳密に1個」と定められているということ。レガシーの航空会社や一部のLCCでは「手荷物1個とパソコンケースなどの身の回り品1個」となっているため、合計2個の手荷物を持ち込むことができますが、EasyJetはそうはいきません。

ただバルセロナ観光は盗難の恐れがあるため、ハンドバッグを持っていきたかったので、登場するときだけ無理やりリュックの上に結び付けて「実質1個」にしたら見事に突破できました。

こんな感じ(笑)

んで、LCCなのにボーディングブリッジがあるじゃんって思ったら

前から乗る人はブリッジからで後ろから乗る人は地上からという初めてのパターン(笑)僕の席は後ろの方なので後ろから搭乗。こないだも言った気がしますが、地上から乗るのが好き派です。←どうでもいい。

飛行機は定刻通りに出発。ジュネーブまでは3時間のフライトです。3時間って意外と長いですよね。

この写真は着陸に向けて降下中のときのものです。よく見ると奥の方には綺麗な山脈が見えます。アルプス山脈でしょうか。

着陸する直前は家が見えたのですが、お庭+プール付きの一軒家が多く、ジュネーブには富裕層が多いのかなと思ったり。

定刻よりも少し早くジュネーブに到着。もう13時過ぎなので僕たちは腹ペコ。早速空港内のスーパーに行ってみると、、、いや、高っ!!

水500 mlが4.9CHF(スイスフラン)=560円!!早速スイスの物価の高さを見せつけられました。

今回3泊するのはこの「ibis badget」というチェーンのホテル。スイスは物価が高いため、なかなか安いホテルがありませんでしたが、このホテルはその中でも比較的安く、朝食込み3泊2人で31,000円ほど。なので一人当たり16,000円くらいですね。それでも高い。

このホテルは市の中心部ではなく、空港まで徒歩10分という位置にあるため、市内に行くにはバスに20~30分乗る必要がありますが、中心部のホテルは高いので仕方がありません。ただ事前に調べていた情報で、ジュネーブのホテルは滞在期間中の公共交通機関の乗り放題カードを無償で配布しているため、中心部から遠くても移動費がかからないのが嬉しいところです。

空港ホテルだからかチェックインが12時から可能だったので、13時過ぎに早速チェックイン。多くのホテルは15時チェックインなので、今回のフライトの時間的に空港に着いてすぐにチェックインできたのは良かったです。なんだかんだで3時間のフライトは疲れたので。

部屋はこんな感じ。必要最低限の機能があり、狭いですが清潔感があって良い感じです。ただ冷蔵庫がなかったのでそれはマイナスポイントですね。

スーパーで買ったサンドイッチと炭酸水。空港から少し歩いたところにある「Migros」というスーパーでは500 mlの炭酸水が100円くらいで売られていました。サンドイッチは800円くらいしたのですが、味はまぁまぁ。

まだ14時過ぎで太陽が出ているので、早速市内の方に観光に行きます。ホテルの前はこんな感じの大きな公園があって、夜などは特に静かなのでいいですね。

ホテルのすぐ近くにバス停があって、始発地点から3個目のバス停なのでバスの中は空いていました。

20分ほどバスに乗って市内に到着。早速観光スポットと呼ばれる場所を周っていきます。この写真はアングレ公園というところにある花時計。季節によって花が変わるみたいなのですが、これが観光スポットとしてカウントされている時点で「ジュネーブ観光場所少ない説」が急上昇(笑)

天気が良かったのでジュネーブの1番の観光スポット「Jet d'Eau」を見に気ました。この大噴水がそれです。高さは140 mで、毎秒数トン噴出されているだけあって、見ごたえがあります。因みに着陸寸前の飛行機からも見ることができました。

近くに行くとこんな感じ。大きさが伝わりますかね。かなり近くまで行けるようになっているのですが、当然ずぶ濡れになってしまうので濡れないところまで行って引き返しました。子供たちは元気にずぶ濡れになって帰っていきましたが(笑)

まだまだ観光地はあるのですが、行きすぎると明日以降にやることが無くなってしまうので、ここでカフェタイム。グーグルで調べたドーナツが美味しそうなカフェはドーナツが売り切れていたので、歩いていて気になったこちらのカフェ「pouly」に寄ることに。このカフェ、というかパティスリーはスイスに何店舗もあるチェーン店みたいで、外見の割にはお手頃な値段でした。

良い感じの雰囲気で、店内の年齢層も高めです。というかジュネーブ自体年齢層が高めか。

カフェの時間帯という事でケーキと飲み物のセットメニューがあったのでそれを注文。店員さんにお勧めしてもらったガレットデロワとアメリカーノです。これで750円なのでスイスにしてはかなり安いと思います。

ガレットデロワはフランスの伝統菓子で、三賢人によってキリストが神の子として見い出されたエピファニー(公現祭)の日(1月6日)に食べるものです。この日は11日ということでいいタイミングに食べられて良かったです。ホールのガレットデロワの中には小さな人形が一つだけ入っていて、それを引き当てた人は祝福され、1年幸せに過ごせるそうです。ちなみに僕のカットには入っていませんでした(笑)

アメリカーノの味はまぁまぁといった感じでしたが、ガレットデロワはアーモンドもほのかな香りがして、生地もサクサクで美味しかったです。

カフェを出たのが16時40分。スウェーデンではもう真っ暗な時間ですが、スイスはまだ明るいですね。

今日は飛行機で疲れたのでまだ明るいですが、ホテルに帰ることにしました。ただその前にスイスワインを買いたかったのでスーパーに寄ったのですが、お酒が一切売っていなかったので、スウェーデンみたいに専門店でしか売っていないのかなと思い、このワイン屋さんに来ました。(MIGROSというチェーンのスーパーだけお酒の販売はしてなく、それ以外のスーパーではちゃんとお酒も売っていました←あとから気付きました)

お店は小さいですが、おしゃれな感じです。

このお兄さんが色々説明してくれて、結局ジュネーブで作られた赤ワインを購入することが出来ました。

スーパーで夕食を買って、ワインも調達できたのでホテルに帰ります。ジュネーブはトラムとバスが沢山走っているのですが、このバスは、トラムのように送電線から電力が供給されて走っているのです。なんとも見慣れない感じで少し不格好な気がします(笑)

ホテルに帰ってだらだらしたりお風呂に入ったりしたらもう20時前。買ってきたワインとサラミ、オリーブ、チーズタルト(食事系)を実食。

ワインはこちら、スイスにしては安めの2200円くらいのものですが、そこまで美味しくはない(笑)スイスのワインは生産量のほとんどを国内で消費してしまうため、日本とかにはあまり流通していないみたいなので、味はどうであれ飲むことが出来て良かったです。

二人旅だとこういう夜の時間に話ができるのでいいですね。

翌日は朝8時に起床。この日もだいぶ寒いですが、いい天気です。ホテルからは山脈と飛行機が見えていい景色です。それにしても寒すぎて芝生に霜が降りていますね。

今回は朝食付きなので、ホテルの1階にあるエリアで朝食をとります。ジュネーブはとにかく高いのでここで沢山食べて、それ以降あまり食べない作戦です。

ibisというホテルはフランスのチェーンだからか外装がしゃれています。いや、しゃれているというよりは特徴的。

今日の最初の目的地は「Palais des Nations」という国際連合の事務局なのですが、ホテルから歩いて30分くらいなので歩いて行くことにしました。

ジュネーブはバイクが多く走っていて、アパートの駐輪場にはずらりとバイクが並んでいました。この内半分以上は日本製のバイクなのは嬉しいですね。

朝の清々しい散歩を経て到着です。

今日は日曜日だからか見学ツアーはやっていませんでしたが、この写真が撮れたので満足です。

国連事務局の目の前には「壊れた椅子」というモニュメントがあります。これは地雷に対する反対の意味を込めたものだそうです。この日は小さい子供たちが修学旅行かなんかで沢山訪れていて、皆でこの前で集合写真を撮っていました。

国連の横の公園を歩いていたら馴染み深い形の鐘が。

近づいて見てみたら東京品川寺と書かれていました。どういう経緯でここにこの鐘がやってきたのでしょうか。知っている人教えて下さい(笑)

公園をさらに進むと「Musée Ariana」という無料の美術館があったので寄ってみることに。

館内の作りは立派で、世界の陶器などが展示されていました。

さっきの美術館の向かいには「国際赤十字博物館」があります。ジュネーブには国際機関のヘッドオフィスが沢山あるため、それに併設された博物館等もたくさんあります。

中央駅までバスで移動して、次の目的地は大きめの公園です。公園で少しゆっくりするために、駅にあったUpper Crustでコーヒーと軽食を買おうと思います。

小さな店内。店員さんはあまり英語をしゃべることが出来ず、意思疎通が難しかったのですが、何とかパンオショコラとアメリカーノのセット(430円)を購入することが出来ました。

パンオショコラはこんな感じでサクサクでありつつもスカスカしてない感じで美味しかったです。(伝わるかな)

ここが目的地の「グランジュ公園」というレマン湖沿いにある公園です。さっきの駅からここまではバスで来たのですが、その間にほとんどのコーヒーを飲み干してしまいました(笑)

公園からはこの眺め。天気が素晴らしくてとても幸せな気分になりました。ここから見える山脈はホテルから見える山脈と同じで、目を凝らせば飛行機が着陸するために列をなしているのが見えました。(写真には写っていませんが)

今日も今日とて大噴水が映えています。

レマン湖にかかっているモンブラン橋からは富士山よりも高いモンブランと思われるものを見ることが出来ました!

橋の写真を撮り忘れたのですが、結構交通量の多い大きな橋なのに歩いているとかなり揺れるのでスリルがある橋です。

レマン湖から少し離れ、少し高台にある「サン・ピエール大聖堂」に来ました。

中はこんな感じでまぁヨーロッパの教会って感じです。

大聖堂から少し歩くとそれなりに見晴らしのいい場所に着きます。それにしても天気が良くて、何でも綺麗に見えます。因みに大聖堂はウプサラの勝ちです(笑)

14時過ぎでそろそろカフェの時間です。もともとチェックしていたカフェに行こうとしたのですが、高すぎたのでこちらの「pouly」にしました。あれ、聞いたことある名前だぞって感じでですが、そう、昨日行ったカフェの別店舗です。一緒に旅行しているストックホルム留学生のお気に入りに登録されたので、再訪することになりました(笑)

昨日と同じくケーキセット(750円)です。今回はアップルパイとアメリカーノ。アップルパイは見た目ほど記事がサクッとしてなく、普通の味でした(笑)

カフェで少しゆっくりしてトイレ休憩したあとはフランスとの国境近くまでトラムで移動します。

目的はこちら、「欧州原子核研究機構」です。日曜日なので見学系の施設も閉まっていましたが、ずいぶんと街の外れにあることが分かりました。

研究施設の入り口はこんな感じで少し不気味な雰囲気がある気がします。

この後歩いてフランスに少し行ってきました(笑)国境は何の審査もなく、自由に行き来することが出来ます。ただ国境を写真とるのは少し抵抗があったので写真はなしです。

この後中央駅までトラムで戻り、夕食を調達してホテルに帰宅です。今日の夕食はサラダ(470円)とハンバーガーみたいな形をしたツナのサンドイッチ(550円)です。

サラダはこんな感じでオリーブやチーズも入っていてかなり美味しかったです!というか最近自分がオリーブが好きなことに気付いた。

ハンバーガーサンド(勝手に命名)はとにかく大きくて、中はこんな感じ。味は美味しいけどマヨネーズの単調な味だったから最後の方は完全にフードファイトになりました(笑)ただパンは何とも言えない質感で、水分を多く含んでいて美味しかったです。

3日目の朝9時前。朝食のメニューは昨日と変わらず、種類も多くないので同じような朝食ですがまぁ安いので致し方なし。

朝食会場には大きな窓があって、ここから離陸する飛行機が良く見えます。ギアをしまうところまで見えるので面白いですね。

今日は電車に乗ってローザンヌに向かいます。なぜかって、ジュネーブでやることが尽きたから(笑)

ローザンヌと言えばバレエの国際コンクールで有名だったり、国際オリンピック委員会IOC)の本部があったりします。

電車で30分弱の距離ですが、チケットは片道3000円掛かります。高い!3000円あればライアンエアーストックホルムからどっかの国に行けちゃいますよ(笑)

電車はそれなりに速く、どんどん車窓が変わっていって面白い。進行方向左側にはワインのブドウ畑や山脈、右側にはレマン湖が見え、本当にあっという間にローザンヌに着いてしまいました。

ジュネーブはいい天気だったのに、ローザンヌは曇天。

Ouchy駅というところにはこんなトラックがあり、オリンピックの街であるということを実感させてくれます。

東京オリンピックまでのカウントダウンもありました!僕が来た時は丁度日本のオリンピック関係者?なのかJAPANって描かれたジャージを着ている人たちがいました。

この湖はジュネーブからずっと広がっているレマン湖です。地図で見れば分かりますが、レマン湖は巨大です。因みに琵琶湖が670 km²でレマン湖が584 km²です。いや、琵琶湖より小さいんかい!

ローザンヌで訪れる所といっても限られていて、まずはこのオリンピックミュージアム

美術館に続く階段には過去にオリンピックの開催地が刻まれていましたが、まだ2020年の東京オリンピックはなかったので、来年また来れば見ることが出来るかもしれませんね。

美術館の入り口はこんな感じで高跳びの棒がおいてあります。これは世界記録とかの高さにしてあるのでしょうか。

入口の前に銅像があったので、誰だか分かりませんが撮ってみました。奥に見える白っぽくなってる辺りはレマン湖です。

オリンピックミュージアムは日曜日で閉館してると書いてあったのですが、この日は団体客が来ていて臨時開館されていましたが、多分一般客は周ることが出来ない感じだったので入り口だけ見て退散。

その後は中心街の方に歩いて移動してきました。ローザンヌは小さいので、30分くらい歩けば主要なところには到着してしまいます。

写真は路地に設置してあったスケートで下っていくやつ。丁度このときは「2020年ローザンヌユースオリンピック」が開催されていて、町中にユースオリンピックのシンボルマークが付いていました。何という偶然。

こんな感じで仮設のユースオリンピックイベント会場が沢山ありました。

これは「ローザンヌ大聖堂」。かなり高台にあり、歩いてくるのが大変でした。ヨーロッパの観光地って本当にどこにでも大聖堂がありますよね。

残念ながら中には入ることが出来ず。。

ただ高台に登ったお陰でそれなりに良い景色が見えました(笑)行ったことないですが、何となくプラハっぽい感じがします。屋根の色といい、建物が密集してる感じといい。

大聖堂から更に少し登るとあるのがこの市庁舎。とても特徴的な建物で、ウプサラ城と少し似ている気がします。

13時過ぎでお昼ご飯もまだ食べていなかったので、駅に向かいつつ良い感じの(価格帯の)カフェを探していたのですが、どこも高すぎて結局ローザンヌ駅に着いてしまいました。

駅にはリーズナブルなお店がいくつかあり、結局この「caffe spettacolo」というお店にしました。

店内はおしゃれな感じで、スイスに30店舗ほどあるチェーン店みたいです。

アメリカーノ(500円)とドーナツ(360円)を購入。高い。

ドーナツはレモンの香りがして美味しかったのですが、まぁ360円払うほどではないかな。アメリカーノはふつう。

まぁでも一息ついて軽食をとることが目的だったのでそれは達成できました。

15時前の電車に乗ってジュネーブに戻ります。なかなか年季の入った感じでかっこいい電車ですね。

客車は2階建てになっていたのでもちろん2階の席に座りました。

こんな感じでがらがらです。来るときもがらがらだったので、きっと赤字でしょうね(笑)

15時半ごろにジュネーブに戻ってきました。本当に数時間しかローザンヌには滞在しませんでしたが、オリンピックイヤーに訪れることが出来たのは思い出に残りそうです。

まだ夕食の時間ではないのですが、昼食は軽くしか食べていないので、チェックしておいたスイス料理がお手頃な価格で食べられる「Cafe de la Limite」というお店に来ました。

しかし、お店は開いているものの食事の提供は19時からということで、席を予約して一旦退散。

19時までお腹がもたないので、スーパーによく売っていて食べたいと思っていたこの不思議な形のパンを買ってみました。320円しましたが、かなり大きいので妥当な価格です。

ホテルに帰って食べてみたら、6房の内1房にこんなプラスチックの賢者(?)が入っていました(笑)危うく食べてしまうところでした。

調べてみたらこのパンも、ガレットデロワと同じ感じような意味合いを持った伝統的な季節の食べ物みたいです。

味はヤマザキのスイートブールみたいな感じでとても美味しかったです。

気を取り直して、予約した時間の10分前にさっきのお店に戻ってきました。19時から食事の提供が始まるという事で、最初は人が少なかったのですが、よく見てみたらほとんどが予約席!さっき予約しておいて良かったです。

「予約したKeitaです」って言ったら、ニコニコしながら「あぁ!KEITAね!」って感じで店員さんたちが席を案内してくれました。どうやら彼女たちには僕の名前のスペルと発音が面白かったみたいです(笑)

スイスと言えばチーズフォンデュ!という事でチーズフォンデュ2人前を頼もうとしたら、「チーズフォンデュは1人前にして、他のやつももう一つ頼んでシェアして食べたら?」と提案してくれたので、チーズフォンデュ1人前(2300円)と馬肉のステーキプレート(2000円)、サラダ(450円)を注文しました。飲み物は頼まなかったのですが、それでも嫌な顔せずに対応してくれたのは良かったですね。ヨーロッパのレストランは飲み物を頼まないと露骨に嫌な顔をすることもよくありますからね。

どんどんどん!とテーブルはプレートでいっぱいになりました。

チーズフォンデュにはパンとハムがついてきて、ワイン入りのチーズフォンデュに串を使って付けながら食べます。美味しい!

馬肉は臭みが少なく、グレービーソースが美味しい!

二人でチーズが焦げないように黙々と食べ続け、約30分で完食。チーズフォンデュのパンは食べ切れないほど付いてくるのでお腹一杯です。これで一人当たり2400円くらいであればずいぶんとリーズナブルです。スイスにしては。

ホテルに帰ったあとはスーパーで買ってきた白ワインとオリーブで談笑会。このワインはMORGESというジュネーブローザンヌの間にある町のワインで、まさにさっき電車で通過してきたところです。スーパーで安売りされていて、780円という安さです。

味はまぁ値段相応って感じですが、この地のワインを飲めてよかったです。

さてさてジュネーブ旅も最終日。この日は17時のフライトでバルセロナに行くのですが、それまで時間があるのでまだ行けてないスポットを周ります。

まずはバスに乗って中心部へ。この大噴水が見られるのも今日が最後です。

まずは「ブランズウィック霊廟」。これが何なのかは知りませんが、実際に行って自分の目で見ることに意味があるということでとりあえず来てみました。

奥にはジブリのワンシーンを切り取ったかのようなカフェがあって賑わっていました。

ひたすらレマン湖沿いを歩きます。噴水はだいぶ風に煽られていますが、歩いていて強い風を感じることはなく、天気も良いのでとても気持ちの良い散歩です。

これは友人が教えてくれた「Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights」です。名前が長い(笑)

日本語にすると「国際連合人権高等弁務官事務所」です。聞いたことある名前ですね。

しばらく歩くと「モン・ルポ公園」というレマン湖沿いにある大きな公園に到着。この像が何を表しいるのか分かりませんが可愛かったので撮ってみました。

友人のフライトは僕よりも早いので、市内の方まで再びバスで戻ります。

時間は12時過ぎ。中央駅の近くにある「Manor」というデパートの最上階にあるレストランに来ました。

デパートのレストランだから高いと思いきやそんなことはなく、むしろ安いです。

色々な国の食事があって、プレートの大きさで値段が決まるものや、ばら売りされているものなど、様々なものがありました。

僕が購入したのは小さいプレートの載せ放題。これだけ持って700円以下です。食べたことないものばかりでしたがどれもとても美味しかったです。

食事を終えた後はバスで空港まで移動。ジュネーブ空港はフランスとの国境上にあるため、空港からそのままフランスに入国することもできます。

ここで友人と別れ、僕はフライトまで3時間ほど時間を潰します。カフェに入ってブログでも編集しようと思ったのですが、あまりにも高いのでおとなしくベンチに座ってブログを編集することにしました。

今回はジュネーブからバルセロナまでの1時間強のフライトです。前回と同じくeasyJetなので荷物を一つにまとめて搭乗です。

LCCなので飛行機のスポットはターミナルから少し離れたところにあります。このエスカレーターで空港の地下まで行き、誘導路の中にポツンとある円形状のターミナルに向かいます。成田空港で言うサテライトターミナルみたいな感じでしょうか。

これがそのターミナル。地下をしばらく歩いてからエスカレーターで上がるとここにたどり着きます。

飛行機はそのターミナルの横に沖止め。今回乗る飛行機には熊が塗装されていてかわいいですね。

今回搭乗のときにびっくりしたのが荷物制限の厳しさ!アーランダではLCCでもあまり厳しくはチェックしないのですが、今回は全員の荷物の大きさをチェックして、大きすぎるものは容赦なく追加料金の請求をしていました。僕は難なくパスできたのでよかったです。ジュネーブ空港をLCCで利用する人は要注意ですね。

飛行機に乗り込むと、僕の席のところにスペイン人のおじさんが座っていて、そこは僕の席って言ったのですが英語が分からないみたいで、粘り強く言ったらどいてくれました。僕の席は窓側で、おじさんの席は僕のとなりだったので、運よく窓側に座れたらいいなみたいな感じで座っていたのでしょうか。ちょっとスペイン旅行が不安になってきます(笑)

離陸のときは丁度日の入りの時間で夕日がきれいです。

飛行機は定刻通り出発し、フライト中はずっと外の景色を楽しんでいました。

今回の旅行で学んだことは、スイスの物価は馬鹿にならないくらい高いということ(笑)

将来お金を稼げるようになってから今度はチューリッヒに行きたいと思います。

バルセロナはだいぶ物価が下がると思うので、カフェに沢山行きたいと思います。

それでは今回はこの辺で。次回はバルセロナ旅行の記事になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。