【ウプサラ留学day78~81】曇天のオスロ旅行

今回はKTH(ストックホルム)に交換留学中の友人と、ノルウェーの首都オスロへ旅行してきました。今回の旅は金曜日の夜に出発し、月曜日の朝に帰ってくるという土日を最大限に使う旅行日程にしました。

10月18日(金)の18時頃、日中に降った雨で濡れた路面の上を自転車で漕いでウプサラ中央駅に向かいます。

いつもお世話になっている駅前の駐輪場。無料なのが有難い。

ここから友人の待っているストックホルム中央駅に電車で30分ほど掛けて向かいます。ストックホルム中央駅にはバスターミナルがあり、今日はそこから出発するバスに乗ってオスロに向かうのです。

友人と合流してからまずは腹ごしらえということで安定のサブウェイ。これが400円くらいで買えるのはスウェーデンにしてみれば安い。そして野菜も補給できる。

バスの出発は23:35。現時点で20時半なので、時間になるまでカフェでおしゃべり。友人と会ったのは2ヶ月ぶりとかなので話が弾みました。

そうこうしているうちにバスの時間。ヨーテボリに一人旅したときにも利用したFLIXバスです。

ここからいくつかの停留所に寄りながら約7時間の乗車です。日本にいるときはそんな長時間のバスに乗るのは考えられなかったけど、こっちに来てからそんなに苦に感じなくなってきました。まぁ大してバスの中で眠れるわけでもないけど。

そして朝6時半にオスロに到着。バスターミナル内の店もコンビニしか開いてなかったのでしばらく辺りをウロチョロして、7時に開くパン屋のオープンを待ちました。

そしてやっとオープン。バスターミナル内はけっこう寒く、早くコーヒーが飲みたいって感じだったので、

大きめのコーヒーと看板商品のシナモンパンを朝食として頂きました。このお店で今更ながら旅の計画を立て、1時間ほどゆっくりしてからオスロ観光のスタートです。

と、まずはトイレに行こうとしたら、

有料なのは良いとして、20kr=230円って高すぎ!スウェーデンの2倍する!

ということでトイレは断念。次の目的地はオスロで人気のベーカリーチェーンなので、そこまで我慢しようということになりました。

駅から歩いて30分。

目的のお店に到着しました。友人は尿意との戦いで顔が真っ青(笑)お疲れ様です。

開店した直後だったため、店内は落ち着いていて過ごしやすい雰囲気でした。

僕が頼んだのはフォカッチャとスコーン、スムーズーです。これだけで1500円くらいはした気がする。

スコーンはドライフルーツやナッツがぎっしり入っていてとても美味しかったです。

ベーカリーを出た後は王宮に向けて散歩。

10月ということで紅葉が綺麗でした。雨が降っていたけど。

そしてこれが王宮。他の国に比べしょぼいような(笑)

オスロ大聖堂はパイプオルガンがある素敵な教会でした。

天気も悪いし歩き疲れたのでおしゃれなカフェに立ち寄りました。実際は立ち寄ったというよりも目的地としてわざわざ歩いてきたけど(笑)

ここではイェトストと呼ばれる羊のチーズを載せたワッフルを頂きました。塩気があってクセの強いチーズですが、ワッフルとの相性は抜群。とても美味しかったです。

このお店の店員さんたちは非常に愛想がよく、シェイクを作るときなんかはお客さんを楽しませるために踊っていました(笑)

次に訪れたのがムンク美術館。あの有名なムンクの叫びを生で見ることができました。そして今まで絵画には興味ないって思っていたんですが、ムンクの作品は魅力的な物が多く、小さい美術館ながらも鑑賞に没頭してしまいました。

そしてなぜか美術館の出口には折り紙コーナーがあったので鶴を折って帰りました(笑)

流石に歩き疲れたので電車で移動してレストランへ向かいます。

日本のガイドブックに載ってるだけあって、他にも日本人で来ている人たちがいました。

お目当てはこのハンバーグのようなミートボール。スウェーデンのミートボールと大きさが違うだけかと思ったら肉質も全然違っていて、このミートボールはソーセージに近い感じでした。

食後は宿泊先へ。

前日の夜行バスから始まり、長い1日でした。

これは翌朝の写真。天気は良くなるどころか酷くなっています(笑)

朝(といっても10時半)に食事をしに向かったのはこの看板がないカフェ。

カフェラテとサンドウィッチを注文。店員さんの接客も良く、食事もとても美味しかったです。常連で来てるような老夫婦はオレンジジュースとサンドウィッチを頼んだ後にコーヒーを追加してて、果して朝にいくら使ったんだろうって感じだったけどすごく憧れる感じでした(笑)

カフェを出た後はバイキング美術館へトラム(路面電車)で移動。

保存状態が凄いなーとは思ったけど特に感動することはなく、早々に飽きてしまいました。まぁでも北欧と言ったらバイキングという事で、来る価値はありました。

美術館を出た後は変な彫刻がたくさんある公園を散歩。寒すぎるし天気悪すぎるしって感じだったけど紅葉のピークって感じで散歩し甲斐がありました。それにしても彫刻のポーズは謎。

沢山散歩してお腹が空いたので、屋内市場に向かいました。いろいろな国の料理があって、日本食もありました。こんな日本みたいなお弁当は北欧に来てから初めて見たかも。だいたいどの日本食店のお弁当もBENTOって感じだから。

数あるお店の中から選んだのはこの店。鴨のコンフィを挟んだサンドウィッチを注文しました。1300円。。。。

凄くオイリーだったけどしっかりとした肉で、マスタードがいいアクセントになっていて美味しかったです。

これはオスロ旅のハイライトと言って間違いないほど感動したドーナツ!

一つ500円くらいドーナツですけど今まで食べた中で一番おいしいと断言できるくらい美味しかったです。単なるチョコリングドーナツなんですけど生地の風味が豊かで、ドーナツの域を超えていました。

またオスロに来ることがあったら絶対に食べに行こう。

市場をあとにして向かったのはカフェ。と言ってもケーキとかは一切なく、純粋にコーヒーだけを楽しむ店。

いろんなコーヒーの種類があってよく分からなかったので店員さんに好みを伝えて作ってもらいました。

スッキリとしたコーヒーで、ほうじ茶のような味わいでした。

旅も終盤に近付いてきたのでオスロ中心地の方に向かいつつ、要塞に上ったりオペラハウスをみたりしました。

そしてオスロ中央駅構内のレストランで夕食を食べました。このハンバーガーは2000円くらいした気がするけど、そこまでの価値は無く、無難な味でした(笑)

食事後は帰りのバスまで時間があったのでスタバで時間を潰すことにしました。

それにしてもスタバのコーヒーはどの国も同じ味だから、何となく安心感を得られる。美味しいわけではないけど(笑)

22時半にバスに乗りこみ、ここから7時間かけてストックホルム中央駅に帰ります。

帰りのバスは中々寝れず、大変でした。

最後はバス酔いしながらも何とか耐えきり、ストックホルム中央駅でウプサラ行きの電車を待つ間にコンビニで朝食を買いました。スウェーデンは学生にやさしく、学生証を見せればコーヒーやホットドックはかなり安い値段で買うことができます。

と電車を待っていたら、予約していた電車がキャンセルになってしまいました。けどこれはラッキーで、キャンセルになった場合はどんな電車にも振り替えることが出来るのです。

スウェーデンの電車は時間帯によって値段が違うため、一番安いやつを予約した僕は、高い時間帯の電車に振り替えることが出来るので得をするのです。ということで予定よりも早い時間の電車に乗り、ウプサラに帰ることにしました。

電車に乗って30分。無事、ウプサラ中央駅に帰ってきました。朝の7時過ぎですが、まだ暗いですね。そして寒い。

充実のオスロ旅と長時間のバス移動によって疲れたので今日はゆっくり休みたいのですが、なんと午後からは一つ授業があるため、家に帰って一休みしようものなら寝過ごすに違いありません。

と言いつつも家に帰りはしたのですが、洗濯物をしたりして寝ないように頑張りました(笑)

今回の旅は友人と一緒だったため終始暇になることがなく、とても内容の濃い2日間を過ごすことができました。

天気が悪かったのは残念でしたが、それにしてもあのドーナツに出会えたのは本当に良かった。

今回の記事はオスロ旅を一つにまとめたので写真が70枚くらいになってしまいましたが、どうかご容赦ください(笑)

それでは次回の記事でお会いしましょう。長々と読んでいただきありがとうございました。