留学を終えて。振り返りと総括。

前回の帰国記事から早2か月。ずっと書こうと思っていた振り返りの記事。やっと重い腰を上げて書くことにしました。

何から書こうかなという感じですが、まずは留学までの道のり、そして留学中の出来事を大まかに書き留めたいと思います。

留学準備から留学後までの振り返り

大学入学後

f:id:studyabroadinsweden:20200704143803j:plain

大学に入学してからは勉強面での苦労が多く、理系学生として、自分の武器は何かを考えることが多くありました。大学内において理系的に優秀なわけではないし、人材としての自分の価値は何かと。

また、大学の教授の多くは海外大学留学経験があり、授業中にその魅力を説いてくれました。

そこで、自分も留学して、単なる理系学生ではない、付加価値を持った理系学生になろうと考えるようになりました。

つまり、留学を考えるきっかけは教授たちの言葉、そしてそれを行動に移そうと思ったのは、日々感じる劣等感からでした。

ただ交換留学について調べると、準備が面倒くさそうだし難しそう。。

それでも幸いなことに、僕の周りには意欲的な学生が多く、留学を一緒に目指す仲間も見つかり、お互いに情報交換をしながらモチベーションを高め合うことができました。

大学1年秋

f:id:studyabroadinsweden:20200704144056j:plain

英語の授業で教授から教えてもらった春休みの短期留学プログラム。

それまでは交換留学について調べていてはいたのですが、具体的な準備ができずにいました。そこで、この短期留学プログラムに参加して、交換留学準備のいいきっかけになればいいと思い、参加することに。

その留学プログラムの参加要件は緩く、特に特別な勉強をする必要もないことから倍率が2倍弱あったみたいですが、なんとか選考に通り、短期留学に行けることに。

3週間のプログラムなのですが、そこで交換留学の意思確認と英語力向上ができればいいなというのがメインの目的でした。

短期留学(大学1年春休み)

f:id:studyabroadinsweden:20200704144250j:plain

 シドニー大学での短期留学。実はこの留学まで海外に行ったことはなく、初めての海外が飛行機で10時間のオーストラリアということで、純粋にわくわくしていました。

大学のプログラムなので、基本的には同じ大学の人たち20人での団体行動になります。夜の羽田空港に集合して、不安と楽しみの両方をもって出発。

現地ではシドニー大学でCross Cultural CommunicationやGlobal Leadershipについて学びました。最初の1週間は20人でゲストハウスに泊まり、残りの2週間は二人一組でホームステイをしました。また、空き時間も多く、たくさん観光することもできました。

授業中は発言を求められる機会が多かったのですが、当てられなければ発言することができず、縮こまってしまいました。

ただ、ホームステイではホストマザーが優しいおばあちゃんで、拙い英語を一生懸命理解しようとしてくれ、そこで英語を使ったコミュニケーションをとる機会が得られました。

また、基本的にはルール違反である一人旅にも出かけ、店員さんとのコミュニケーションを積極的にとるようにしました。

でもやっぱり自分の英語力が低く、意思疎通がうまくいかないことが多々ありました。想定内ではあったものの、今までの英語の勉強はなんだったのか、という感じでした。

その留学を通して、自分の英語力のレベルを知ることができたのはもちろん大きかったのですが、それ以上に一緒に留学した仲間とたくさん話せたことがいい経験になりました。

僕は理系1年生だったわけですが、その留学に参加している人はほとんどが文系、そして2年から4年が大半でした。

留学までは理系学生としか話す機会がなかったので、そこでの交流は自分の知らない価値観を知るいい機会になりました。また、就活を終えた学生も多く参加していたため、将来を考えるいいきっかけにもなりました。

そして、この留学を通じて交換留学を目指す意思も固まり、帰国後は英語の勉強に力が入りました。

大学2年春学期

f:id:studyabroadinsweden:20200704144436j:plain

全然関係ないけど、これは引張実験のとき

あんまり覚えてないけどとーーっても忙しかった気がする。交換留学の願書は秋に提出なので夏休み中にTOEFLのスコアを取得しないといけないし、留学を見越して単位もたくさんとっておかないといけないし。バイトをしてお金もためておきたいし。

それでも留学を目指す仲間も増えていって、お互いに鼓舞し合ってなんとかモチベーションを保つことができました。

最初目指してた大学は要件が厳しくて志願できそうになかったので、要件が低く、やりたいことが学べそうなスウェーデンのウプサラ大学を目指すことにしました。

そして夏休みに入ってすぐTOEFLのスコアもとることができたので、あとは志望理由書を書くだけ。

これは日本語と英語で書かなければならないのですが、それこそこういうブログを読み漁ってどうやって書けばいいのかを調べまくりました。理系で交換留学をする人は少ないので、何よりも情報収集に苦労しました。

英語の授業でお世話になっていた教授に添削などもしてもらい、期限に余裕を持って提出することができました。

大学2年秋学期

f:id:studyabroadinsweden:20200704145113j:plain

合格した日に行ったイケアで食べたカレー

そして、提出の1か月後に1次選考の合格が通知されました。まずは第1関門突破。

あとは数週間後に迫る2次選考、面接です。大学によっては英語で面接されたり、圧迫面接をされることもあるので、いろいろ調べてたくさん準備しました。

放課後に友人と空いている教室で面接練習をしたり、面接会場となる他キャンパスに行って実際にその部屋で練習してイメージトレーニングしたり。笑

今思えばこれ以上ないくらい準備してたし、いい思い出です。

そして面接当日。1週間以上前から緊張しまくっていたので、この日の緊張度合いは異次元でした。

それでもいざ面接が始まるとしっかりと自分の気持ちを伝えることができ、手ごたえがありました。

友人も手ごたえがあったみたいで、あとは合格発表を待つだけです。

数週間後に合格の通知が!うれしすぎてその日にIKEAスウェーデン発祥)にお出かけしました笑

合格したらあとはいろいろな手続きの山。オリエンテーションで一緒にウプサラ大学に留学する、大学1の子、大学2の子、大学3の子に出会いました。

彼女たちの第1印象はもはや覚えてないけど、そのときはここまで仲良くなれるとは思ってもいなかったな~。

大学3年春学期

f:id:studyabroadinsweden:20200704145449j:plain

大学の授業で韓国に行ったり。

留学に行く前の最後の期間ということで、授業をたくさんとったり、研究室を見学しに行ったりと、いろいろ忙しかったです。また、このブログを開設したのもこの時期です。

飛行機は往復で買いたかったので、7月に入ってようやく買うことができたのですが、テスト期間の最終日はさすがにテストは入らないだろうと思ってその日のチケットを買ったらまさかの試験日。。しかもその科目は行きたい研究室の教授の授業。笑

仕方なくチケットを取り直しました。

留学出発 

2年間くらい準備してきた留学が遂に開始です。

このときはコロナのコの字もなかったし、まさか途中で帰国することになるとは想像もしてなかったな~(泣)

f:id:studyabroadinsweden:20200704102354j:plain

到着した翌朝に寮の前で友人と撮った写真

 到着してから何日かは生活用品を揃えるために毎日のように自転車で30分かけてIKEAに行ってましたね、そういえば。

今振り返ると最初の1か月は短いようで長い、不思議な感じでした。

今でも忘れないのは、中古で買った自転車に空気を入れすぎて道中でパンクさせてしまったこと。それ以前にも突然雨に降られたりと疲れていたので、随分とショックだったのを覚えています笑

そしてもう一つ忘れてはならないのが、僕の寮の共有の冷蔵庫がめちゃくちゃ臭かったこと。キッチンも虫だらけで、海外の洗礼を受けた気分でした。

夏休み期間のスウェーデン語の授業

f:id:studyabroadinsweden:20200704150401j:plain

スウェーデンにはこういう公園がたくさんあって、使い放題でした。英語が話せないスウェーデン人たちとサッカーをしたのもいい思い出。

スウェーデンに着いてからすぐ、スウェーデン語のインテンシブコースが始まりました。平日の午前中3時間、毎日授業があり、時差の影響もあって毎日5時とかに起きてた気がします。

振り返るとこの期間が一番規則正しく、勉強的には充実した日々を過ごしていました。

友人ができるか心配だったのですが、インド人の頼れる友人もでき、一緒にスウェーデン語の授業を受けたり、サッカーをしたりしました。

まぁこの友人とも、スウェーデン語の授業以来ほとんど会わなくなったのですが。。。

大学1の子、2の子、3の子、到着

f:id:studyabroadinsweden:20200704150624j:plain

皆到着した日の夜に皆で作った夕食。

僕が着いてから3週間ほどして、皆もスウェーデンに到着。この日の夜はみんなで食べて、翌日はイケアに行ったりしました。

イケアに皆で自転車で向かってたら雨が降ってきて、大学3の子が死にそうになってたのは懐かしすぎます笑

写真をたくさん載せたいところだけど、とんでもない重さになっちゃいそうだから過去の記事を見ていただけたらなと。

そして数週間は結構頻繁に会って、お互いに助け合ったり、談笑したりして、とっても楽しい時間を過ごしていました。魔女の宅急便の舞台、ゴットランドにも行きましたね。

交換留学前期

f:id:studyabroadinsweden:20200704151735j:plain

授業が本格的に始まったものの、どの授業もしっくりくるものがなく、日照時間が短いのも相まって、この時期は悶々としていました。

もともと交友関係が広いタイプではないので、なかなかコミュニティを開拓することもできず、何のために本当に毎日生活するだけ、といった感じでした。

でもこの期間に授業を切りまくって旅行にたくさん行けたのは、結果としてすごい良かったなと思います。その旅行を通して、ヨーロッパという括りでしか見ていなかった国々を、一つの国として認識することができました。

また、旅行中はホステルに泊まっていたため、見ず知らずの人とコミュニケーションをとったりして、文化の違いに触れることができました。

あ、そうそう、授業を切りまくってはいたものの、しっかりとテストで点取ってぎりぎり単位は取れましたよ。しかも僕の学科の教授が優しくて、日本の大学で互換するときにいい評定に変えてくれました笑

なかなか前期はコリドーメイトと積極的にコミュニケーションをとることができなかったのですが、11月末にフランス人のコリドーメイトの誕生日パーティーがあって、そこですごい仲良くなれたのはうれしかったです。

そのあとはクリスマスにシークレットサンタをして、前期で帰っちゃう子ともいい時間を過ごすことができました。

交換留学後期

f:id:studyabroadinsweden:20200704153606j:plain

コリドーメイトとしたカードゲーム

長い自主冬休みを終え、1月からは新学期ということで、コリドーメイトも半分くらい入れ替わりました。

前期の反省をふまえ、後期は心機一転、コリドーメイトとコミュニケーションを積極的にとることを目標にしました。また、授業も当初予定していたものではなく、純粋に興味深いと思ったものに変えました。

新しく来たコリドーメイトとともにピザを食べに行ったり、一緒にカードゲームをしたり、「これがイメージしていた留学生活だ!」っていうほど充実した日々を過ごすことができていました。まぁ途中からは授業にはいかなくなり、ひたすらコリドーに滞在していたりしたのですが、それはそれでコミュニケーションをとる機会ができたので良かったです。

だからコリドーメイトからは究極の暇人と思われていたでしょうね。

その頃からかな、中国でどうやらコロナウイルスというのが流行っているぞと。スウェーデンではまったく気にすることはなく、中国人のコリドーメイトだけが過剰に気にしてるって感じでした。

そして大学の友人とイスタンブールに行ったときにアジア人だからか「コロナコロナ」と言われたのは衝撃でしたね。差別する意味で言ったかは知りませんが、人種差別ってこういうことかって思いました。いい勉強になりました。

それでも留学生活は絶好調で、仲良くなったイギリス人のコリドーメイト二人とクラブに行ったり、寿司を食べに行ったり。

ギリシャ人とのコリドーメイトとは共有スペースでコーヒー片手にたくさん話したり。本当に充実した日々を過ごすことができていました。

f:id:studyabroadinsweden:20200704154829j:plain

自分の部屋のドアを開けっぱなしにして、コリドーメイトとオープンな環境を作ることに必死でした笑

3月に入ってからですかね、一気にコロナのことが騒がれはじめ、まずアメリカ人のコリドーメイトが急に帰国することになりました。

それでもまだ大丈夫だろうという感じの雰囲気が他のコリドーメイトにはありました。

そこからはもう凄いスピードで事態が変化していきました。週単位ではなく日単位。毎日のように「明日帰ることになった」「3日後に帰国する」といった人がいて、最も仲良くしたイギリス人のコリドーメイトも帰国することになりました。これがもうショックすぎて、精神的に参ってしまいました。

そしてそのイギリス人が3月16日の朝に寮を出ていきました。その時点では僕も帰国することになるとは思っていなかったのですが、その数時間後に外務省の感染症危険情報レベルが引き上げられ、帰国することになりました。

僕の帰国が決まってからも何人も帰国することが決まり、残ったコリドーメイトと毎晩残りの日々を惜しみながら飲んで語らっていました。この期間はとてもつらかったけど、それと同時にコリドーメイトと凄い一体感も生まれていました。

f:id:studyabroadinsweden:20200704155854j:plain

そして僕も帰国。予定よりも3か月帰ることになりました。

帰りはドイツのミュンヘンで乗りついたのですが、空港はガラガラで、コロナウイルスの影響を実感しました。ミュンヘンから羽田への便も空席ばかりで、搭乗率は30%くらいでした。

帰国後は2週間の自主隔離期間。自宅でから一歩も出ずに時差を直さないまま生活していました。帰国前から精神的な疲労でずっと食欲がなかったのですが、1週間してやっと戻ってきて、無事コロナウイルスにかかることなく自主隔離期間を終えました。

そして今、今回の交換留学の総括を書きたいと思います。

総括

留学で何を得たか。

 

一番は多様な価値観を知り、実感することができたこと。

これは具体的にどういうことか言語化するのが難しいけど、ある物を測定するための装置が増えた感じ。

それによって今までと同じ判断をするにも、その理由がより具体的に持てるようになったと思います。

特に、"Sustainability"(持続可能性)ということを意識する機会が増えました。これはスウェーデンならではという感じですが、今までは人間中心に考えてきたのが、人間と地球という観点も考えられるようになりました。持続可能性というのは日本の学校でも習ってきたことですが、生活を通して実感することで、自分の中に落とし込むことができました。

 

自分を知れたこと。

留学中もそうですが、留学準備期間も含めて、自分の将来を考える機会が多くありました。その中で、自分の意思決定の根底にあるものに気付いたり、強み・弱みを知ることができました。

留学中は大学1の子、2の子、3の子と深い話をして、その会話を通じて気付けたことも多くありました。彼女たちとの会話は本当に貴重な経験になったなと思います。留学中に僕が内向的になっているときも色々誘ってくれたりして、とにかく感謝です。

他にも、英語力や忍耐力など、挙げればきりはありませんが、上に書いた2つのことが最も大きな成果だと思います。

 

 

たった2つのことですが、これにより、留学前よりは人として深みを持つことができたのかなと思っています。

人によっては「留学は誰にでも勧めるわけではない」という人もいますが、僕は少しでも留学を考えている人には「行くしかない!」と言いたいと思います。

留学によって、人として全方位的に得られることが多くありました。留学中に後悔することはあるかもしれませんが、留学後には行って良かったと心底思えると思います。

 

最後に

このブログの「ウプサラ日記」はこの記事で最後になります。

拙い文章かつ誤字脱字が多く、読みにくい文章ではあったと思いますが、付き合っていただきありがとうございました。

留学中はこのブログを書くことで、自己反省をすることができました。

最後に、留学準備を支えて下さった方々、家族、大学1の子、大学2の子、大学3の子、同じ学科で交換留学を共に志した友人に感謝の意を表して終わりたいと思います。

Tack så mycket!

 

この記事以外に添付されている画像は、2020年8月以降表示されなくなります。あらかじめご了承ください。

【ウプサラ留学day226~234】激動の1週間、無念の帰国。

3月21日(土)

最近は空気が乾燥してきたのか、肌荒れがひどくなってきたのでいつものスーパーに行ってハンドクリームを買いに出かけに行きました。

そしたらトイレットペーパーの陳列棚が空っぽ。トイレットペーパーのストックはあるので問題ないですが、非常事態にこうやってストックしておこうと思うのは世界共通なんですね。

無事ハンドクリームをゲットして寮に帰ってきたら、ちょうどイギリス人のBexと遭遇。悲しげな顔をしながら話しかけてきたので何かと思ったら、Bexの所属している大学からの命令で月曜日に帰国することが決まったそう。

聞いた瞬間は訳が分からなかったのですが、自室に戻って号泣です。。。

正直こないだ帰国してしまったアメリカ人は2ヶ月前に新しく来たということもあって、そこまで深い仲ではなかったのであまりなんとも思わなかったのですが、Bexは去年の8月末から一緒で、しかも最近になってかなり親しくなってきただけにかなりショックを受けました。

この時点でかなり生活する気力を失ってきて、まるで現実に生きている心地がしませんでした。

それでも最後まで楽しい時間を過ごしたいなということで、今度は「Corona, how dare you!」というポスターを作ってみました(笑)

最初はFワードを使おうと思ったのですが、それではつまらないと思って、スウェーデンにちなんでグレタの言葉を使ってみました。なかなか力作です(笑)

そして僕の部屋の前を通りがかった皆もしっかり反応してくれました。

この日の夕食は食欲も料理する気力もなかったのでソーセージだけ焼いて食べることにしました。

先学期は留学生活全体が上手くいかなくて落ち込んでたけど、友人との別れでこんなに落ち込んだのは初めて。僕はどちらかというとドライと言うか、同情とかしないタイプだから、自分でもこんなに落ち込んでいることにビックリ。

自分にとってBexが僕の留学生活重要なパートを占めていたのだなと気付きました。

この日の夜はBexとその友人たちがコリドーでボードゲームとかをしていたので少しだけ参加しました。普通に理解が難しいゲームを英語で説明してもらったのですが、理解不能で全くわかりませんでした(笑)

たしかそのボードゲーム会には5人(僕、イギリス人3人、カナダ人1人)いたのですが、まぁ話すのが早い。そして僕以外帰国が決まっててストレスフルだから余計に早い!ずいぶんリスニング力も向上したとは思ってたけどやっぱりネイティブ同士の会話を聞き取るのはまだ難しいようです。

3月15日(日)

この日は朝に、日本で派遣している家庭教師の人とミーティング。そこで家庭教師先の生徒の状況を確認して、その後はその生徒とビデオ通話。

それにしても凄い時代だなと思います。8時間の時差がある国とビデオで快適に通話ができてしまうのですから。もはや当たり前となったテクノロジーですが、そのテクノロジーを構築してくれた人たちに感謝したいし、自分も社会人になったらそういう貢献が出来るようにしたいですね。

この写真は、面談が終わって、午後に散歩に行ったときのやつ。明日帰国してしまうBexが誘ってくれて、彼女の友人たちと一緒にFlogstaの近くのハイキングコースを散歩しました。

風が強くてとーーーっても寒かったけど、Bexと最後まで交流できてよかったです。

数か月前ならこういう誘いは断ってたなと思うと、この2,3か月で本当に内容の濃い時間を過ごせたなと感じます。

あぁ、それにしてもこの状況が信じられない。

この日の夜もジャパニーズパンケーキをせっせと作って、食べたいって言ってくれていたインド人とギリシャ人に振舞うことが出来ました。

今回は円形の型を作って焼いたら、お皿に盛りつけた後にすぐに萎んで、蒸しパンみたいな見た目になってしまいました(笑)

3人で食べてたらオーストリア人も会話に入ってきて、4人で楽しいお茶会になりました。まぁ話題はほとんどコロナウイルスに関することばかりなんですが。

22時からBexとその友人たちで最後の飲み会をするつもりだったのですが、精神的に参ってしまったのか、頭痛がしたので飲み会には参加せず、早く就寝することにしました。

3月16日(月)

この日は早起きです。なぜなら、Bexのお見送りをするため。

朝から僕とインド人、Sophie(イギリス人)、そしてBexでコリドーの共有スペースに集まります。

この4人は8月から共にここで生活をスタートして、一緒に助け合って生活していた仲間なのです。他に中国人2人も初期から一緒ですが、彼らは社交的ではないので。。。。(笑)

Bexはタクシーを予約してあるので、その時間になるまでの最後の会話です。

たわいもない会話ですが、「いつかそれぞれのホームで必ず会おう!」と言ってお別れすることができました。

まだこれが現実であるとは信じられませんが、本当にいなくなってしまいました。

そしてしばらく虚無って感じでぼーっとしていたのですが、お昼の12時過ぎにウプサラ日本人会のlineグループで、「スウェーデン感染症危険情報レベルがレベル2に引き上げられる」との情報が。

多くの日本人の交換留学生は、この外務省が決定している感染症危険情報レベルがレベル2になると、それぞれが属している日本の大学から「帰国勧告」ないし「帰国命令」が出されてしまいます。

レベルが引き上げられるという情報のソースはNHKなので、ほぼ間違いないでしょう。僕も帰国することになったのです。

数時間前まで見送る側だったのに、見送られる側になってしまったのです。

正直覚悟をしていたのでそこまで驚きはないですが、それでもここ最近目まぐるしく状況が変わわり過ぎてて、メンタル的についていけません。

Bexが帰国を知ってから食欲がなく、今日のランチも冷凍食品をフライパンで温めるだけの簡単な物。

取り敢えず同じ大学の人たちと集まって、それぞれの今後の動きを確認することになりました。

ということで今日もパンケーキ。皆とスウェーデンでフィーカ(お茶)をするのも最後です。

皆と話して少し心も穏やかになりました。

結局今のところ帰国するのは僕だけで、残りの3人は残るそうです。僕の大学からは「帰国勧告」なので帰らないという選択も出来るみたいですね。

ただ僕の場合は留学生活の重要な部分を占めていたコリドー生活が崩れていく中で、ここにとどまるメンタルを持っていなかったので、帰国することを決めました。なんなら勧告が出なくても帰りたいくらいだったのが正直なところ。

この会のあとは大学1の子だけ僕の部屋に残って、一緒に夕食のカレーを作ることにしました。

キッチンでカレー作りを始めたところにちょうどギリシャ人がやってきたので、一緒にジャパニーズカレーを食べることにしました。

そしてカレー作りの大半は煮込み時間とかなので、その間に大学1の子とギリシャ人と3人でお話し。

やっとカレーが出来たと思ったら、お米が上手く炊けてなくて、少し芯っぽくなってしまいました。

3人で少しだけワインを飲んで、音楽を掛けて良い夕食会になりました。ギリシャ人も日本式カレーをおいしいと言ってくれました。だいぶ辛いのが苦手みたいでしたが(笑)

3月17日(火)

この日は朝からJALに電話。帰国便をFixでとってあったので、この状況下ならフライトの変更が出来ないかと思って電話してみたのですが、まーーー繫がらない。

結局2時間待ってやっとオペレーターに繋がりました。そして結局変更が出来ないみたいなので新しくチケットを買う羽目に。

欧米発のフライトは日本発のフライトに比べてずいぶんと安く販売されていることに加え、コロナウイルスの影響で飛行機に乗る人が激減している影響で、日本からとったチケットの半額以下で購入できました。しかも羽田着!

パッキングとかしたいので、3月21日(土)のお昼にルフトハンザでミュンヘンまで行き、夜にANAミュンヘンを出発して日本時間の翌日夕方に羽田に到着するフライトにしました。

午後は借りていた本を返しに大学の図書館に行きました。もうこのキャンパスに来るのも最後となると感慨深いです。

寮から遠いし、特におしゃれなわけではないこのキャンパス。でも図書館だけは落ち着いていていい雰囲気だった。気付くのが遅すぎて2,3回しか使ってないけど。

この日からウプサラのバスは前からの乗降者が不可になって、実質無料で乗れるようになってました。運転手と乗客の距離を保って、運転手をコロナに感染するリスクから守ろうっていう取組みみたいですね。

最近はコリドーの共有スペースに、帰国する人たちが置いて行った食べ物とかでどんどん増えていってる(笑)

食欲ゼロ。

そして悲しいことに、もう一人のイギリス人と、ギリシャ人も帰国することにしたみたいです。それもなんと僕よりも二日早い3月19日(木)に。

コリドーの中でも特に最近仲良くしてたのが、イギリス人二人とギリシャ人だったから、悲しすぎる。。。

もうこうなったら出来るだけ皆と長く過ごすしかないと思って、今日もギリシャ人とオーストリア人の子と一緒に飲んで語らってました。

ギリシャ人の子はコロナビールコロナウイルスの絵を描いて遊んでました(笑)

何度も繰り返すようだけど、現実に生きている心地がしないし、あっという間に1日が過ぎてしまう。

3月18日(水)

今日からは本格的にパッキングと部屋の片づけです。現時点では寮の契約期間を途中で打ち切ることは出来ないみたいだから、また6月に戻ってくることを想定して荷物を残しておいても良いかなとも思ったけど、コロナウイルスの状況次第で戻ってこれないかもしれないので、とりあえず完全に片づけをすることにしました。 

何か月も掛けて居心地を追及してきた部屋だったので、片付けるのもそれなりに大変です。

片付けの合間にソーセージを焼いていたのですが、途中で片付けを進めてたらすっかり焼いていることを忘れて焦げてしまいました(笑)

荷物のパッキングもそうだけど、心のパッキングが追い付かなくて全然片付けが進まない。。

食欲も皆無すぎてこれを食べるのも精一杯。

この日の夕食はインド人が明日帰っちゃうSophie(イギリス人)と3人で食べようって誘ってくれたので、Sophieとの最後の晩餐をすることが出来ました。

Sophieもかなり精神的も疲れちゃってるみたいで、かなりストレスフルになってました。インド人とSophieの写真撮ったけど明らかにSophieの目が腫れてる。。。

インド人はいつもお酒を飲まないので、夕食を食べ終わってしばらくしてから、昨日のギリシャ人+オーストリア人、そしてSophieと一緒に最後の晩酌をしました。

「日本から持ってきた浴衣を一度も使うことが出来なかったー」って言ったら「着てみてよ!」って強く要望されたので、説明書を見ながら浴衣を着て、僕だけ浴衣で飲み会に参戦しました(笑)

コロナの件がなければ実現してなかったようなメンバーでの飲み会だったので、何か不思議な感じですが、それでもこの機会をプラスに捉えることは出来ないですね。

3月19日(木)

二人とお別れの日です。お別れにふさわしい快晴。

まずは9時半にギリシャ人とお別れです。彼女はクールなようでおっちょこちょいなところが面白かったなー。2ヶ月しか一緒にいなかったのが信じられないくらい親しくなれたから本当にこんな形でお別れすることになって残念。。。

先週末にギリシャ人と行こうと思ってたハイキングは延期になって、結局実現できなかったのがすごい心残り。やっぱり出来るときに強引にでもやらなきゃいけないんだなって思います。

そして11時半にSophieとお別れ。昨日彼女の持ってる本にメッセージを書いてと頼まれて書いたんだけど、実は12月のコリドーでのクリスマス会でも書いてて、そこには「あまり話さなかったけど会えて良かった」って僕が書いてて何か恥ずかしくなっちゃいました。

実はそのときはSophieは1年間の留学じゃなくて半期の留学だと思ってて、1月初旬でお別れだと思ってたんですよね(笑)

振り返ってみると会話するようになったのは今学期入ってからで、改めてこの2,3か月は充実した日々を過ごせていたんだなと思います。

そして7人になったコリドー。虚無すぎます。

寮にいても寂しいだけなので、お土産を買うためにバスでシティセンターの方に向かうことに。

隣国では大規模な措置をしているのに、スウェーデン人は呑気にお買い物をしている人が多くいます。この行動がこの後のスウェーデンの感染者数にどう影響してくるのでしょうか。

まぁでもお買い物したくなるくらい素晴らしい天気です。最近は日も伸びてきて、朝は6時前に明るくなり、夜は19時くらいまで明るいです。こんなタイミングで帰るのは本当に残念。

現金が余ってたので、ちょっと気になってたケバブ屋さんでランチを食べることにしました。

これで900円くらいした気がするのですが、店員さんの接客も良くないし雰囲気は微妙。でも味は次第点なので良しとしましょう。

そしてその後にお買い物をして、最後にここ「ESPRESSO HOUSE」にやって参りました。何度もこのブログに登場したスウェーデンで1番規模の大きいカフェチェーン。

始めてここに来た時は内装のおしゃれさに驚いたものです。その後にコーヒーを飲んですぐに失望するのですが(笑)

9回ドリンクを買うと1杯無料になるクーポンが余ってたので、ここでテイクアウトのドリンクでも買って最後のお別れをしてこようと思います。

天気も良くて暖かったので、コールドドリンクにしました。本来ならこれで600円くらいするメニューです。まぁでもやっぱり味は微妙(笑)

ドリンクを飲みつつ寮に戻って掃除を再開。掃除をしていると色々な事を思い出して、帰国するのが現実的になってきて、複雑な感情が押し寄せてきます。

この日は大学3の子から手伝いを頼まれてることがあって、ケーキを持ってきてくれたのですが、これが絶品!

ブダペストケーキと言う日本にはないスイーツなのですが、クリームの味が繊細でスウェーデンとは思えない程美味しかったです。これは間違いなくスウェーデンで食べたケーキの中で一番美味しかったですね。

結局大学3の子のタスクは手伝うまでのものではなく、単なる雑談をして解散(笑)

部屋もスカスカになって、大事なコリドーメイトもいなくなって、本当にただただ虚無感。

耐えられなくなってギリシャ人が置いてったビールを大音量の音楽と共に一人で飲んでました。

そうそう、今日帰国していったギリシャ人とイギリス人にそれぞれマスクあげたら、それぞれ空港で撮ったマスクの自撮りを送ってきて「これで付け方あってる?」ってテキストしてきたので笑ってしまいました。

二人ともマスクをつけるのが初めてだったらしく、最後まで文化の違いを感じることができましたね(笑)

3月20日(金)

この日は早起きをして、朝から最後の洗濯をしに来ました。この洗濯室は二つ隣りの棟にあったから毎回面倒くさかったけど、洗濯機は優秀で結構好きだった。そしてこれは一人暮らしだからだけど、自分の服を自分の好きなタイミングで自分の好きなように洗濯するのはストレスがなくてとてもいい。

洗濯を午前中に済ませ、お昼過ぎにパッキングがほぼ終了。

午後は同じ大学の子たちが僕の誕生日会兼お別れ会を開いてくれました。これでもかってくらいの大音量で音楽を流して、お酒を飲んで語らったのは最後の良い思い出になりました。

留学中にこの仲間たちに何度助けられたことか。日本においては同じ学部の人としかコミュニティがなかった僕にとって、文系の考え方を知ることが出来たのはとても有意義だったし、それぞれの生き方を知れたのもとても大きかった。彼女たちとウプサラで過ごせた時間は間違いなく僕の人生の宝物になります。感謝です。

会が終わった後は最後の片づけ。そしたら夕日が綺麗そうだったので、日が落ち切る前に走って寮の裏のお気に入りスポットに来ました。

ここからの景色ももう最後。この景色はいつも僕の心を落ち着かせてくれました。

そして22時はいつものフログスタスクリーミング。これを聞くのも最後と思って長めに動画を撮っておきました。少し重たいかもしれませんがご覧ください。(笑)

これを留学中、旅行しているときを除いて毎晩聞いていたのです(笑)

ときにはうるさいなと思ったりしましたが、それも合わせて良い思い出です。

明日は5時半起きなので、今日は早く寝ることにしました。

3月21日(土)

ウプサラとのお別れの日。

この写真は5時半のアラームで起きてすぐにベッド横の窓から撮った写真。最高の天気です。

起きてからは片付けを1時間して、あとは朝早くに起きてくれたインド人のコリドーメイトと別れの挨拶。

壁がテープの跡ばっかで嫌いだったけど、部屋は広いし家具は最高でした。

ビルディング1はバス停にも近くて比較的好立地でした。

同じ大学の子たちがお見送りをしてくれるという事なので、寮の前で少し待機。

大学2の子と3の子はしっかり寝坊してくれたのですが、大学1の子は時間通りにやってきてくれました。

偶然なのですが、ここで僕が待ってて、向こうから大学1の子が来てくれる。まさに8月22日(彼女がウプサラに到着した日)に彼女と待ち合わせした場面と同じなのです!

あまりの偶然に何か感じるものがありましたね。

あとから大学2の子も3の子も来てくれて、バス停まで見送ってくれました。

スーツケース2個を抑えながらバスに乗ること15分、ウプサラ中央駅に到着です。

ここから更に空港に向かうバスに45分ほど乗車。

9時にアーランダ空港に到着です。

この空港には旅行に行くたびに本当にお世話になりました。

いつもは混んでる時間帯なのに、今日はガラガラです。それもそのはず、コロナウイルスの影響で多くの便がキャンセルになっているのです。

荷物預けカウンターは無人化と思ったら人がいて、過去3週間の渡航歴を詳しく聞かれ、体調なども質問されました。やっぱりコロナ対策でシビアになってるんですね。

そしてセキュリティチェックは待ち時間ゼロで通過。こんなの初めてです。

コンビニで朝食を購入。スウェーデンに来たことがある人なら分かると思うけど、コンビニのサンドイッチは本当にまずい!(笑)

フライトは12:20で3時間くらい時間があったので空港内を散策してみたのですが、多くのお店が閉まっていて、空いているお店はコンビニも含めて半額セールをしてました。やっぱりこの状況だとどの業界も厳しいんですね。

そしてフライトの時間。明らかにゲート前のお客さんも少なめです。

ここから2時間ほど掛けてルフトハンザ航空でミュンヘンに向かいます。

初めて乗る航空会社なので楽しみです。

搭乗率は5割以下で、僕は後ろの方の席をとったので、搭乗完了後でこの空席具合です。

飛行機は定刻通りに出発し、運よく北風運用の滑走路で、離陸後旋回中にウプサラの街を見収めることが出来ました!

この写真の真ん中あたりにあるのがウプサラの街で、ウプサラ城やIKEAを肉眼で確認することが出来ました。いい旅立ちです。

さすが欧州1の航空会社だけあって、軽食のサービスもあるんですね。しかもそれなりに美味しい。

よく利用するSASスカンジナビア航空)はレガシーの航空会社にも関わらず、飲み物の提供しかありません。

そしてミュンヘン空港に到着。ここはアーランダ空港よりももっと閑散としていました。

さすがハブ空港とだけあって、空港内の移動は自動運転の電車が走っていました。

これまたガラガラ。

5時間のトランジット時間があるのでカフェでゆっくりしてようかと思っていたのですが、ほとんどの店が閉まっていました。

唯一空いているお店も感染対策でテイクアウトのみ。せっかくなのでドイツっぽいものを満喫してみました。喉も乾いてたし。

これで1500円くらいなので、空港としては安い!?

ゲートがだいぶ端っこなので、このお店からこれらを持ってだいぶ歩いたのですが、ビールを持ってたらめっちゃじろじろ見られました(笑)

まぁたいして美味しくなかったけど気持ち的には美味しかったです。(笑)

しばらくすると16時過ぎに日本からのフライトがやってきました。

僕のフライトは20時発なので、まだしばらく時間があります。

19時半。やっぱり5時間の乗り継ぎは長い。特になにも営業してないと。

外もまっくらになってました。

着々と搭乗の準備が整っていきます。久しぶりにこんなしっかりしたグループ分けを見ました(笑)

そして何度もアナウンスで「政府からの要請で、日本到着後は公共交通機関のご利用が出来ません。」 とかそれに関することを言ってました。

アナウンスも日本語なので、日本に帰ってきたなと既に感じ始めています。

そして搭乗開始。グループ分けもむなしく、乗客が少ないのでほとんどがグループ3で並ぶことなく搭乗です。

機体はボーイング787-9。最新の機体です。

ANAは出発75分前くらいまで座席が変更できるため、3席確保することができました!これで11時間のフライトも快適です。

搭乗率は5割以下といった感じ。航空会社は厳しいですね。

初めて海外に行ったのがちょうど2年前のオーストラリアへの短期留学で、そのときもANAだったので、「Another Sky」というANAの搭乗音楽を聴くとそのときの事を思い出しますね。

乗客の乗り込みもすぐに終わり、定刻通りの出発です。

離陸して50分、スナックとドリンクのサービスが始まりました。さっきビールを飲んだばかりでしたが、赤ワインを頼んでみました。スウェーデンではいつも一番安いワインしか飲んでこなかったので、流石にそれらよりは美味しかったです。

スナックの30分後にお待ちかねの機内食。海外発便は洋食を選ぶのが鉄則だと思っているので、もちろん洋食を選びました。それでも副菜にお稲荷さんがあるのはどうしたもんか(笑)

どういえばお稲荷さんはBexが好きで、一緒にすし屋に行ったときに「今度作ってよ」って言われてたのを思い出して勝手にエモくなってます。

そうそう、野菜の上にのってるミニトマト食べるためにフォークで挿そうと思ったら、ツルって飛んでっちゃって、そのままコロコロ機内の後ろの方に転がっていってしまいました(笑)

あのミニトマトはどうなったんだろうか。

そして凄い久しぶりに冷たい緑茶を飲んだら感動!とっても美味しい!何だかんだ昔から親しんでいる味と言うのは体が覚えているんですね。

食後はデザート。お腹いっぱいですが、アイスならいくらでも食べられます。

そして暗くなるまでダウンロードしておいたネットフリックスの動画を鑑賞。

3席独占なので、壁に寄っかかりながらテーブルを二個使って動画鑑賞というプレミアムエコノミーより快適だと思われる状態です。

しばらくしたら機内も暗くなったので、ひじ掛けを全部上げて横になって寝ることにしました。さすがに3席だと足を延ばしきれませんが、それでも十分快適で、ぐっすり眠ることが出来ました。

離陸してから8時間。今はロシアの上空でしょうか。何か変な外の見え方だなと思ったら、この機体は電子窓らしく、ボタンでそとの遮光具合を変えられるみたいなのです。

この機体は翼がなんともいえない曲線で美しいですね。

日本時間の13時くらいに2回目の機内食。今回も洋食を選びました。

どれもそれなりに美味しいのですが、デザートのムーズだけは口に合わなくて残してしまいました。プレッツェルがついてるのはいかにもドイツ路線って感じですね。

東京のビル群を眺めながら15時頃に羽田に到着!

事前に配布された検疫とかの用紙にプラスして、さらにもう1枚記入が必要とのことで、立ち上がった乗客も含めて一旦座って記入することに。

書き終わった人からクラス関係なく降りて良いという事なので、さっさと書いて降りました。

というかビジネスクラスはほぼ空席でしたね多分。

お世話になりました。

ここからは検疫を受けて入国。検疫は問診みたいなのをするスタッフが2人しかいなかったので、あとから降りた人はかなり待ちそうですが、幸い早く降りてきたのでほぼ待つことなく通過することができました。

ここからは公共交通機関を使うことが出来ないので、母が迎えで自宅に帰宅。

家に着いたのは18時くらいだったのですが、お腹も空いてないし凄い疲れたのでお風呂に入ってすぐに布団に入りました。

車に乗っているときもそうだったけど、街並みとかを見て、本当に日本に帰ってきてしまった事を実感しました。

今は受け止めたくない現実ですが、ここから2週間の自主隔離期間で気持ちを切り替え、これからの学生生活を最大限有意義なものにしたいと思います。

この「ウプサラ日記」でday○○と付く記事はこれでお終いです。最後にこの留学の総括をまた別記事にしようと思っているのでよければ覗きに来てください。2週間以内には投稿できると思います。←しばらく書く気が起きずに放置していましたm(__)m 7月中旬までに投稿したいと思います。。。

そして、僕の留学をサポートしてくれた家族、大学、企業、同じ大学の仲間、友人、コリドーメイトなしではこの留学は実現できていません。本当にありがとうございました。

読者の皆様も最後までこの拙い日記にお付き合い頂き、ありがとうございました。

【ウプサラ留学day221~225】コロナの影響が徐々に見えてくるように。

3月9日(月)。最近はコリドーメイトとの会話もコロナウイルスの件ばかりになってきました。

スウェーデンはなんとなく呑気な雰囲気なのですが、ここ数日で一気に感染者も増えて、遂に200人を超えてしまいました。

僕の日本の大学の方針としては、外務省が発表している「感染症危険情報」でレベル2になったら帰国勧告が出るらしいのですが、スウェーデンはまだレベル0なので安心です。

これはいつものイカの安売りになっていたキウイなのですが、89%引きっておかしくないですか?(笑)小ぶりではありますが、キウイ10個で120円以下。冬のビタミン補給には最適ですね。

この日は挽肉が安くて、玉ねぎも余っていたのでハンバーグを作ってみました。

ベジタリアンの人がいる中でこういうのを作るのは何か申し訳ない感じがするのでいつもよりだいぶ早い時間帯に作ることに。

余った肉汁とワインとケチャップでソースも作って完成!ソースが明らかに多すぎますが、かなり美味しく出来ました。

今週は金曜日に一つセミナーがあるだけで、それ以外は特に予定がないのでひたすら来週のテストに向けてコースブックを読む毎日です。

意味も分からない分野(IT)の本を英語で読んでいるので本当に意味が分かりません(笑)

3月11日(水)。こないだギリシャ人の子たちが作ってくれたパンケーキを食べたら、今度は自分で作りたくなったので夕食代わりに作ってみました。

ベーキングパウダーがなくても作れるレシピを見て作ったのですが、やっぱり厚みが出ないですね。

そして砂糖を入れ過ぎてめちゃくちゃ甘い。やっぱちホットケーキミックスは簡単に作れるようになっているんだなと実感(笑)

3月12日(木)。朝ごはんの準備をしにキッチンに行ってみたらソファに猫がいました。

この猫はフログスタでは有名な猫で、いろんなコリドーにこうやって居座っています。the Kingって呼ばれたりしていて、「キングがうちのコリドーにいるよ」みたいな感じの投稿がよくFacebookのグループで流れてきます(笑)

友人曰くこの猫は自分のアカウントも持っているそうです。。この子の正式な名前は「Ingefära(インゲフェラ)」で、スウェーデン語で生姜を意味します(笑)

なんの魚か分からなかったけど半額になっていたので買った物。調べてみたらニシンでした。魚を食べられる機会が少ないので半額になっていたら即購入です。

余っていたご飯と炒めてニシンチャーハンを作ってみました。ガーリックパウダーと醤油くらいしか味の出るものを入れていなかったのですが、完璧な仕上がりになって満足。

夜ご飯はボロネーゼパスタ。料理中にイギリス人のコリドーメイトであるBexから「何作ってるの?」と聞かれ「ボロネーゼ」と答えたら「キャベツ入れるの?」ってびっくりされたのですが、キャベツがずいぶん古くなってきてしまったので使いたかったのです。そしてキャベツを入れれば野菜も補給できますしね。

この日もいつものように部屋のドアを開けていたら、突然右斜め前の部屋に住んでいるアメリカ人が大きな声で泣きながら電話しているのが聞こえてきました。この時点で察したのですが、なんとトランプ大統領の入国制限の影響で、急遽明日帰国することになってしまったのです。

夕方に決まって翌日の朝に出発という事で、叫びながらパッキングをしていました。それにしても、夕方に通知が来て翌日の朝に出発って大変過ぎますよね。精神的にも身体的にも。そしてフライトはいくらしたんだろう。。

恐らくほとんどのアメリカ人が明日帰国するため、その日のフログスタスクリーミング(毎日夜10時に窓から叫ぶ伝統)はいつもの何倍もの大きさの叫び声が聞こえてきました。

そして僕は明日がプレゼンなので早く寝たいのですが、アメリカ人が友人を連れてコリドーで遅くまでパーティーをしていて、まぁ寝れませんでした(笑)でもさすがに同情します。

3月13日(金)。この日は良く晴れていたので、久しぶりに自転車でキャンパスに向かうことにしました。

自転車を漕いでいると体力の落ちを顕著に感じますね。20分の道のりなのに着いたときにはもうクタクタです(笑)

クタクタになりながらキャンパスに行ったものの、今日はセミナーなので45分間プレゼンやディスカッションをして終わりです。

最近ではスウェーデンにおいてもコロナウイルスの脅威が高まっていて、皆で冗談ながらに隣りに人が座らないように工夫して座ることにしました。が、授業時間になって入ってきた教授が「今日はディスカッションなんだからもっと集まって座らないと」とか言っ他お陰で皆失笑。流石にこのご時世ディスカッションだからってわざわざ密集しなくてもいいのでは?と思ってしまいます。

すると生徒の一人が間隔を空けている理由を説明してくれて、それで教授も納得すると思ったら「じゃあ君は教室のもっと端に座った方がいいんじゃないの?」とか言い出して、皆で教授のことを睨んだら「おーけーこれでいこう」って感じで結局間隔を開けた状態で授業をすることになりました。

いやー、流石にびっくりしてしまいましたね、教授の感染拡大防止への意識の低さに。

授業後にいつものスーパーに行ったら、パスタ類と小麦粉類、そしてトイレットペーパーがほぼ売り切れになってました。

多分トランプの入国制限で状況の深刻さに気付いたのでしょうか。

この日の夜はまたパンケーキを作ることにしました。こないだ上手く出来なかったので、今回はベーキングパウダーを買って再チャレンジです。

コリドーメイトから「ジャパニーズパンケーキを作って」とよく言われるので、そもそもジャパニーズパンケーキとは何かと思ったら、スフレパンケーキとかのことをそうやっていうみたいですね。

皆はインスタグラムの写真で見つけたそうです。

インスタグラムほど上手くは出来ませんでしたが、なかなかフワフワに出来て良い感じです。今回は練習だったので一人で作って一人で食べたのですが、次回はコリドーメイトと一緒に作りたいですね。

で、しばらく旅行には行かない予定なので1か月くらい書き続けて長い記事にしようとしたのですが、このあと色々あったので今回の記事はこの辺で終わりにしたいと思います。

次回、お楽しみに。

【ウプサラ留学day217~220】北極圏キルナ、オーロラ探検

3月5日(木)。今日からスウェーデンラップランドにあるキルナという街に旅行をしに行きます。

キルナは北極圏にあり冬間は極夜になる地域ですが、3月はウプサラと同じくらいの日照時間です。

今回の旅行はストックホルムに留学している友人と、ドイツのミュンヘンに留学している友人の計3人での旅行になります。

キルナまではバスで20時間くらいかけて行ったという友人や、夜行列車で12時間以上掛けて行ったという友人もいたのですが、僕たちは飛行機で行くことにしました。

キルナはスウェーデン国内ということで、初めて利用する国内線ターミナル(ターミナル4)からの出発です。

11時45分に出発のフライトということで、9時頃に空港に到着。

国内線ターミナルはとても凄く小さく、この通路一本分しか大きさがありません。

お昼をまたぐフライトという事で少しお腹が空いたので、空港内のMAXというハンバーガーチェーンで軽く食べることにしました。

利用するのはスカンジナビア航空SAS)。SASは一部の路線で25歳以下を対象にYouth料金を設定していて、今回はそれを利用してお得にチケットを取ることができました。

ストックホルムーキルナ間はSASLCCノルウェーエアシャトルしかないのですが、SASでもYouth料金だとLCCと同じ料金で、しかも荷物を1個預け入れることができるので、当然学生にとってはSASの方が魅力的です。

11時半頃に搭乗。SASはエンジン部がオレンジ色に塗装されているので一目でSASだと分かりますね。

飛行機は雨の中ほぼ定刻通りに離陸。

食事の提供はないのですが、コーヒーか紅茶は無料で提供されます。

飛行機に乗ること約1時間半、着陸態勢に入ると地上は一面雪景色!テンションが上がります。これがまさしくスウェーデンに求めていた景色って感じです。

小さい空港なのでボーディングブリッジなんてものはなく、空港の目の前に階段からおります。

可愛い空港ですね。

この時の気温はマイナス11℃。でも北極圏であることを考えると、期待していたほど寒くはありませんでした。

空港に入ると多言語で「ようこそ」の文字があり、日本語はないかなと探したら、なんとローマ字で「Youkoso」と(笑) 新しい発想ですね。

まだ昼過ぎなので空港バスに乗って市内に向かいます。乗車時間はたったの20分なのに1300円もかかります。高い!でもバスの運転手のおばさんが優しかったから良し(笑)

まずはチェックしてあった「Stejk Street Food」というトナカイや鹿が食べられるレストラン(?)に来ました。

この屋台の目の前にはテントが張ってあって、この中で食べることが出来ます。

テントの中には火もあって暖かい。店員さんが気さくな方で、「ここがテントの入り口でですか?」って聞いたら「そうだよ、君はエンジニアかい?」って聞いてきて、「エンジニアしか入り口が分からないんだよ」って(笑)

そんな会話をしながら注文したのはトナカイ肉とサラダのセット。これで1800円!北極価格ですね。

寒い中で頂く暖かい肉はとても美味しい!味が濃い目なので正直トナカイの味がどんななのかは分かりませんでしたが、肉は柔らかくて食べやすかったです。

腹ごしらえをしたあとは、こんな感じの道を歩いて食材調達に向かいます。今回泊まるのはキャンプ場で、市内から離れているため、滞在期間中の食材を買っておく必要があります。

昼ご飯を食べた場所の近くにあったのはお馴染みのICA!ここで野菜やフルーツ、肉やヨーグルトを購入。

荷物が重くなって更に雪の中の移動が大変になりました(笑)

次に向かったのは国営の酒屋さん。キャンプ場では基本的に時間を持て余すので、お酒はマストです。

ワインやビールを買って更に重くなった荷物。それでもこんな綺麗な道を見たら走り出したくなります。

この道の先にあるのが「キルナ教会」。この建物は投票で「スウェーデンで最も美しい建物」に選ばれています!確かに写真で見るよりはずっとたくましい建物でした。

ここに着いたのが16時だったのですが、中に入ってみようとすると、営業時間は16時までとの文字が。。。これは老後の宿題ですね。

市内からバスでキャンプ場近くに移動するため、キルナのバスターミナルに来ました。と言っても雪の中にポツンとあるだけで、バスも全く見当たりません(笑)

バスの時間まで30分くらいあるのですが、これを逃したらバスが無くなっちゃうのでここでじっと待つ事に。

なんと5分くらい待ったらバスが到着!始発地点ということで早めに来てくれたみたいです。

運転手のおじいちゃんにグーグルマップを見せてこのバスであることを確認。そしていくらか聞いたらジェスチャーで払わなくていいよ、と。降りるときに払うということなのでしょうか。

このバスはずいぶんと長い距離を走るみたいで、しゃないはしっかりとした感じでWi-Fiまで備わっています。

バスの乗車時間は20分ほどなのですが、歩いたら3時間くらいかかるのでバスに乗れて一安心です。

グーグルマップを見ながら降りるバス停を逃さないようにしてたら、僕たちが下りようとしてたバス停の少し前でバスが停車。そこはなんとキャンプ場の入り口!

僕たちがこのキャンプ場に停まるとも言っていないのに、気を利かせて近くで停まってくれたのです!なんとも優しい。

スーツケースを下ろしてもらって、お金を払おうとしたら、いらないとのこと!なんと無料で乗せてくれたのです!

このバスにしては短距離の利用だったためか、思わぬ優しさにビックリ。こういう思い出はあとに残るのでいいですよね。

それにしても雪!白い!

下ろしてもらったところから10分弱歩いてキャンプ場に到着です。運転手さんのお陰で明るいうちに着くことが出来ました。

今回泊まるのはキャンプ場の中になるこのキャビン。3泊して一人8000円です。シャワーとトイレ、キッチンは別の建物にありますが、スウェーデンということを考えれば安いですね。

キャビンの入り口から撮った写真。いや、狭っ!(笑)

外から見たより狭いと感じたのですが、どうやらキャビンの横の方は倉庫になっているみたいです。

これが共同キッチン。清潔感があってよかったです。

ちなみにさっき載せたキャビンの外からの写真、実は写真を撮るときに立っている場所は湖なのです。冬は湖が凍って一面こんな感じですが、夏は大きな湖が広がっています。

写真に写っている建物は湖上のサウナです。

一息ついたら早速夕食作り。といっても家から持ってきたパスタとトマトソースで簡単に。

雪の中の移動で疲れていたのでこのくらいでちょうど良かったです。

食事を終えると辺りは暗くなって、暗闇の中で光るキャビンがなんとも美しいです。

今晩はオーロラも見られそうにないので、男3人で飲み会です。友人が持ってきてくれたスピーカーで爆音の音楽を流して、21時過ぎから3時くらいまでずっと楽しく語らったりしてました(笑)

なかなか思い出深い夜でした。

翌朝は10時くらいに起き、朝食を食べたあとは雪道を散歩!

湖の向こう側に見える林まで歩いてみようということでスタート。

歩いてみると「意外と近そうじゃん」とか思ったのですが、半分過ぎたと思ったところからなかなか進んだ気がしない!一面白いからか、ずっと同じ道を歩いている気がします。

そしてこんなに晴れてて、気温も0℃近いから雪も溶けてきて、湖の氷が割れるんじゃないかって冷や冷やしました。

結局途中で諦めて引き返すことに。合計40分歩いただけなのですが、雪道だったので時間以上に疲れました。

散歩後は昼食づくり。

上手に出来たカレーライス!と言いたいところでしたが、ご飯に芯が残ってしまい、ぎりぎり美味しいレベルのカレーライスになりました(笑)

今日は夜に犬ぞりがあるので、午後はゆっくりと時間を過ごします。15時半になると日が傾き始めたのですが、太陽の光が雪に反射して幻想的な景色が広がっていました。

18時に犬ぞりを体験させてくれる会社の人がキャンプ場にピックアップしに来てくれ、そこから車で犬がいる所に移動します。

到着すると早速犬たちの遠吠えでお出迎え。完全防寒着に着替えていざ犬ぞり

こんな感じの細い雪道を全速力で引っ張ってくれます。

6 km位移動した所で休憩。このときには日が完全に落ちて真っ暗です。

しばらく犬たちと触れ合った後は休憩所に設置してあるテントで暖をとります。

テントの中では軽いパンとスープを用意してくれていました。

スープはかなりしょっぱかったのですが、冷えた体にはしみました。

休憩が済んだら、違う道を通ってスタート地点に戻ります。

この時は写真を撮らずに、空に浮かぶ無数の星に目をやったりして自然を楽しんでいました。

そしてスタート地点に帰還!

犬たちのあごには氷柱のような氷がついていてめちゃくちゃ寒そうなのですが、全然疲れたそぶりも見せずにびんびんしています。

犬ぞり体験のあとは高い支払いをして(笑)、キャンプ場に帰宅。。

キャンプ場に帰ってきたのは21時過ぎで、ここからオーロラ観測チャレンジ!

スマホのナイトモードを使ったり、シャッタースピードを長くしたりして必死にオーロラが見えないかやってみたのですが、チャレンジは失敗。。。そうは上手く行かないもんですね。

でも単に綺麗な写真が撮れたので満足です(笑)

真夜中なのに、シャッタースピードを長くするとこんなに明るい写真も撮れるんですね。肉眼では見えない無数の星も撮影することができました。

途中で雲が出てきてしまったので、チャレンジ2日目も断念。

3日目の午前中はゆっくりし、お昼は再度カレー作り。今回は友人が完璧なカレーを作ってくれました(笑)

午後はアイスフィッシングをするため、皆で力を合わせて穴づくり!

湖の氷は1 mほどの厚さみたいなのですが、全く上手く氷を削れず、2時間くらいやって断念。結局削れたのは30 cmくらいでした(笑)

友人が穴掘りを頑張っている一方で、僕はサウナの火おこしです。キャンプ場の人から火の起こし方を教わって、火おこし開始!

思ったよりも良い感じに火を起こすことができ、初めてから1時間後にはサウナらしい暑さになりました。

サウナの中はこんな感じ。

僕はお風呂とかも苦手なので、途中休憩を入れたりして2時間弱サウナに入りました。

サウナから出たらちょうど夕焼けが!曇ってるとオーロラが見えないので困るのですが、夕焼けのときの雲は太陽を反射して想像もできない色を作ってくれます。

この景色はオーロラと同じくらい価値があるのではないでしょうか。

皆がサウナから出てきてシャワーを浴び終えた後は夕食。この日は簡単にサンドイッチで済ませることにしました。

そして夜は最後のオーロラチャレンジ!が、雲が多すぎて見られそうにありません。。。

結局最後まで見れず、学生時代のオーロラチャレンジは無念にも終了することになりました。これは老後の課題としましょう(笑)

そして早くも最終日。10時20分のフライトなので朝6時半に起きて荷物をまとめます。

そしてキャンプ場から空港まではキャンプ場の車で移動。たった10分の距離なのに1グループ4500円かかります。でもこれ以外にはタクシーを呼ぶくらいしか選択肢がないので仕方がありません。

雪道を100 km/h近いスピードで走り、あっという間に到着。

この空港は僕が今まで使ったことがある中で一番小さい空港ですね確実に。

荷物はセルフで預け、セキュリティチェックへ。ノルウェーエアシャトルSASしか就航していないので列も2列です。

ゲートも一個しかありません(笑)

なんと出発予定時刻にストックホルムからのフライトが到着して、搭乗が40分ほど遅れました。

やっぱりこうやって雪の上にドカーンと飛行機が停まっているのは面白い。

今回は6列目の座席です。SASのコーヒーは味が薄いのでミルクをもらったのですが、ミルクを入れると更に味が薄くなってしまいました(笑)

約50分遅れでアーランダ空港に到着。遅れの影響で国際線への乗り継ぎが間に合わなくなって再予約された乗客もいたようでした。

スーツケースを受け取って、いつものようにバスでウプサラまで帰ります。

家に着いたのは14時半。帰りが早いとこの後に洗濯とかができるのでいいですね。とりあえず昼食を食べていなかったので簡単にパスタを作って食べることにしました。

その後は買い物や洗濯、荷物の整理をしてひと段落。

キルナでのオーロラチャレンジは失敗に終わりましたが、スウェーデンに期待するような雪景色を存分に楽しむことが出来たので良かったです。今度は老後に訪れたいと思います(笑)

今のところ次の旅行の予定は立てていないので、しばらくはフログスタでの日常生活に戻ります。ということで日記も次に更新するのは、もしかしたら1か月後とかになってしまうかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day207~216】コリドー生活。

今回はイスタンブールから帰ってきた翌日2月24日(月)から3月4日(水)までの日記になります。3月5日からはキルナ(スウェーデンの北の方にある街)に行くので、それはこの次の記事にしたいと思います。

2月24日(月)は旅行の疲れが溜まっていたのか、なんと13時まで寝ていました(笑)昨日ア23時に寝たので、14時間睡眠ですね。。。

ということでこの日は本当に何もしていないのですが、敢えて述べるなら夕食にパスタを作ったよってことぐらい(笑)

いつものスパゲッティではなく、こないだ買ったペンネで作ってみました。

ずいぶん前に買ったキャベツがまだ生きていそうだったので、レンジで柔らかくしてから一緒に炒めたら良い感じになりました。こっちのキャベツは本当にめちゃくちゃ固いので、普通に炒めるだけではなかなか柔らかくならないのです。

塩加減も完璧にできて、美味しく出来ました。

そういえば授業だとあまり他の人とインタラクトする機会がないから、今日から「部屋にいるときはドアを全開にしてコリドーメイトとコミュニケーションをとろう作戦」を実行しようと思います。

先学期は部屋にこもりがちだったので、今学期は積極的に行動しなければとあっという間に留学も終わってしまうと危機感が出てきたのです。

僕の部屋が少し奥の方に位置しているので、なかなか皆話しかけに来てはくれないのですが、それでもやらないよりはいいですよね。僕はコミュニケーションをとりたいんだっていう意思表示にもなりますし。

2月25日(火)、火曜日は僕の所属しているネーション「Södermanlands-Nerikes nation」(学生団体)のクラブがあるので、大学3の子と一緒に行くことに。

クラブに行く前はプレドリンクをするのがウプサラ流。いや、他の流儀を知らないだけだけど。

こんな日には食事もジャンクに。

こないだ違うネーションのクラブに行ったときは遅く行きすぎて激混みだったので、今回は22時半にクラブに到着。ところがこれまた長蛇の列が。。

それにしてもこの建物を学生団体が持ってるって凄いですよね。立地もかなり良くて、ウプサラ大聖堂というウプサラの一番の名所の真横です。

30分ほど並んでやっと入ることが出来ました。いや、人多すぎ!(笑)

2階建てなのですが、どっちの階も人がぎゅうぎゅう。学生の熱気で溢れかえっています。

このネーションは毎週火曜日にクラブを開くのですが、なんで火曜日の夜にこんなにはしゃげるのか全く理解できませんね(笑)明日も平日だよ!と。まぁ僕は授業がないのですが。

こないだ行ったクラブよりも音量が凄くて、圧倒的にパワフルなクラブでした。僕のコリドーメイトのイギリス人はこのクラブに毎週行き、何時間も踊っているらしいので、クラブ文化で育った人たちの体力には驚かされます。

僕たちは1時間で退散(笑)

寮とクラブは歩いて30分の距離なのですが、クラブ後の深夜にウプサラの街を歩くのはとても気持ちが良くて好きですね。

2月26日(水)。朝ご飯っぽいけど、これはこの日の夜ご飯。

カナダ人がいつもおしゃれな食事を作っているので、それに対抗してみました。やっぱりアボカドは美味しいですね。

というかアボカド使ったら何でもオシャレになるっていう説は濃厚。

この写真はこの日の夜にシンクが汚かったので、コリドーのグループチャットにこの写真を送り付けて「掃除して」って言ったときのやつですね。

まぁコリドーメイト全員、誰がやったかは察しているのですが(笑)

部屋の扉を開けるだけだとあまり話しかけに来てくれないので「Please Disturb Me!」と書いたポスターを張ることに(笑)

これが効果抜群で、イギリス人が話しかけに入ってきてくれました;)

こうやって自分から機会を作っていくのは本当に大事なんだなと思います。自己肯定感も上がるし健康的です(笑)

この日の夜は大学1の子と3の子が遊びに来て、というより作業をしに来て、深夜まで起きていました。

大学1の子は彼女自身が企画したワークショップの準備をしていて、大学3の子は僕のブログの「スウェーデン学情報」にカテゴライズされる記事を執筆してくれました。

彼女が書いてくれた記事はいつ公開できるか分かりませんが、出来るだけ早く公開したいと思います!執筆してくれて感謝です!

2月27日(木)。この日は夕食に日本っぽいものを作ってみました。といっても調味料は大したものがなく、塩とこしょうと醤油だけ(笑)

なんか最近は運動していないからかお腹は空くけどすぐにお腹いっぱいになってしまいます。この夕食も美味しく出来たのですが、鶏肉の油がきつかったせいか5口くらい食べてお腹一杯になってしまいました。まぁ別にいいんですが。

この日もいつものようにドアを開けていたらインド人が話しかけに来てくれました。外から見たインドの印象を知りたかったようで、とりあえずカースト制度についてと、教育格差によって逆転するチャンスが少なそうってことを言っておきました。

インド内には州のようなものがありそれぞれ言語が違うため、たとえ頭が良くても英語が出来ないと企業にはあまり雇ってもらえないそうで、英語がインド国内でいかに死活問題ともなり得るツールかを教えてもらいました。

未だにインド英語を聞き取るのは難しいのですが、今日はそれなりに聞き取ることが出来ました。やっぱり慣れって大事ですね。

2月28日(金)。前夜に雪が降って少し積もりました。それでも例年のウプサラに比べたら全然降ってないようなもんですかね。

この日は朝の太陽で起きることで出来て幸せです。

天気も良いので、久しぶりに歩いて20分のところにあるディスカウントストアに行きました。

コリドーのダイニングの電球が切れたので買いに来たのです。そしてそのついでに国営のお酒屋さんに行ってワインを購入。来週はコリドーメイトとクラブに行くのでお酒のストックはマストですね。

この日の夜ご飯はトマトリゾットっぽい感じの物を作ってみたのですが、余ってるアボカドを入れたら味が浮いちゃって微妙でしたね。アボカドとご飯が合わないという事を学びました。

いや、でもスウェーデンではよくアボカド寿司が売られているな。これは単に僕の調理法が良くなかっただけか。

2月29日(土)。今年は閏年なんですね。

最近は、帰国してから配属になる研究室の先輩がリストアップしてくれた文献を読むのに必死です。幸い日本語の文献なのですが、内容が難しい!少し読んだだけでは全然理解できません。

今日は料理をしたい気分だったので、ひよこ豆とトマトソースを買ってトマトチキンスープを作ることに。

まぁこの時点で気付きましたね、具を入れ過ぎたと。

入れた具材はなす、玉ねぎ、キャベツ、ひよこ豆、ソーセージ、チキン、そしてトマトソースです。

1時間後。具材がしんなりしてかなり良い感じになりました!でもスープというよりはラタトゥイユみたいな感じで、ほぼ具材ですね。

ごはんが余っていたのでスープのお供に。ローリエとガーリックパウダー、チキンをいれたから深い味になってるかなーと思ったら意外とシンプルな味になってしまった。やっぱりブイヨンとかそういうのを入れないとだめなのかな。

「Please Disturb Me!」作戦の効果が薄れてきたので、今日からは更にろうそくを灯すことにしました(笑)

これが効果抜群!今まで話しかけてくれなかった人も話しかけてくれました。

やっぱり火があると自然と目が移るんですよね。

3月1日(日)。この日は何をしていただろう(笑)あまり覚えていない。ということでパス。

3月2日(月)。この日は10時から授業があったのですが、バスの定期券も切れてるし、路面も濡れているので歩いて登校することにしました。

最初グーグルマップで所要時間を調べたら30分って出てきたので授業開始の40分前くらいに家を出たのですが、10分くらい歩いてからもう一回調べ直したら、所要時間が40分と出てきて、まぁ間に合わない(笑)

最初調べたときになんで30分って出てきたのかは謎ですね。自転車ならもっと早く着くので。あれだ、バスを使う検索になってたのかも。

まぁこのままだと間に合わないので、ダッシュです。朝から寒いのでコートをダウンを着ていたのですが、走ったら熱くなったのでダウンは手に持ってひたすら走る!(笑)

頑張って走ったお陰で授業開始の5分前に着くことが出来ました。が、これは確実に明日筋肉痛になりますね。久しく走ってなかったので。

授業後は理系棟にある図書館に行って、コースブックを借りて帰りました。

帰りはもちろん歩いたので50分掛かりました。まぁいい運動ですね。

午後は借りてきたコースブックを読みつつ、夜は暇だったので隣りに住んでいるギリシャ人を飲みに誘ったら、ちょうど友人とパンケーキを作るということだったので、参戦させてもらうことに。

小麦粉から作っていたのですが、ギリシャ人は二人とも適当過ぎてアメリカみたいなパンケーキ作りたいって言ってたのに、クレープに近いパンケーキになってしまいました(笑)

しかも作り始めるたの9時過ぎて食べ始めたのが11時という(笑)ギリシャ人は夕食の時間が遅いので、それでもぎりぎり標準的な夕食の時間と言ったところでしょうか。。。

映画の話をしたり、たわいもない話をして、楽しい時間を過ごしました。

3月3日(火)。今日は遅めの起床。昼ご飯も15時前になってしまったので、いつもより少なめのパスタにしました。安いソーセージなのですが、やっぱり肉類があるかないかで全然美味しさが違いますね。

この日の夕食は、僕がコリドーメイトに呼び掛けて実現した寿司会!といっても一緒にお寿司屋さんに来てくれたのは2人だけ(笑)本当は5人来るはずだったのですが、2人は体調不良で、もう1人は中国人で、コロナが怖いという理由。。。

行ってみたいと思っていた「Yukikos Sushi」というお寿司屋さん。フログスタからは徒歩20分くらいで、一緒に来てくれたBexとSophie(共にイギリス人)と一緒に話しながら歩いたのであっという間でした。

店に入るとまずカウンターがあって、先にここで注文する形式。

僕はMORIAWASE9貫を頼みました。これで1400円するので、まぁ高めですが仕方ありません。

このお店は12月末にウプサラ日本人会が開かれたお店で皆美味しいと言っていたお店だったので気になっていたのです。因みに僕はその時はヨーロッパ旅行中で参加できませんでした。

このお寿司屋さんの良さは、ネタの種類が豊富であるということ!だいたいどのお店もアボカドとサーモンくらいしかないのですが、ここはホタテやイクラなど、日本のようなネタの豊富さです。

イギリス人二人の内、Bexはお寿司が大好物でお箸もとても上手に使います。そしてSophieは寿司が嫌いなのですが、付き合いで来てくれました。なんとも優しい。

Bexに「ここのお寿司を10段階で評価して」と言われたので、「日本の寿司や値段も考慮するか?」と聞いたら考慮してとのことだったので、まぁ「2」と評価せざるを得ませんでした(笑)

いや、美味しいんですけど日本の寿司を考慮したらそうなってしまいますね。

そしてまぁ今日のメインは実際、お寿司ではなくクラブ(笑)先週と同様に、火曜の夜という事で僕が所属しているネーション(学生団体)のクラブが開かれています。BexとSophieも同じネーションに所属しているので、お寿司屋さんから直接向かうことに。

ただまずは「Värmlands Nation」のパブで少し飲んでクラブが始まる時間になるまで待つ事に。

ここのパブは彼女たちのお勧めで、とても良い感じの雰囲気です。

この建物を学生団体が持ってるっていうのが信じがたいですよね。

相変わらず彼女たちが「通常」のスピードで話すと聞き取るのが難しいですが、とても優しい彼女たちは僕がついて来れなくなっていると気付いたら、内容を要約してゆっくりと伝えてくれます(笑)

それでも全く先学期は全く聞き取れなかったイギリス英語も段々聞き取れるようになってきたのは嬉しい自信になりますね。

パブで時間を潰したあとはSödermanlands-Nerikesネーションのクラブへ。いつもクラブは並んで入るイメージだったのですが、9時半に行くと列はなく、中もガラガラ。というのも、音楽とかが流れ始めるのが10時かららしく、それまでは皆階段に座ったりしてゆっくり飲んでいました。

しばらく待つとBexとSophieの友人が続々と合流。僕を含めて合計8人で1時間半くらいクラブで楽しむことができました。

帰る頃には皆くたくたで、帰りのバスの中ではほぼ無言でした(笑)

そんなこんなで今日は欧米の学生の遊び方を知れた日になった気がします。また誘ったりして行ってみたいですね。

3月4日(水)。明日からスウェーデンの北にある街「キルナ」にオーロラ探検をしに行くので、午前中は洗濯。。。

午後は授業のグループワークのミーティングをしに大学へ移動。もちろん徒歩で。

この写真だと分かりづらいですが、結構雪が降っていて風も強いので、傘をさしていても体中に雪が付きます。今日の雪は少し湿っぽくて、日本の雪に近い感じでした。

写真を撮り忘れてしまいましたが、今日ミーティングをしたのはBMCというバイオ系のビルディングで、僕は初めては行ったのですが、とても広くて綺麗。

相変わらずミーティングとなると皆話すの早いし難しいからついていけない。。。

まぁでもこれも慣れだし継続的に頑張っていくしかない。

帰ってからは明日からの旅のための荷造り。今回はスーツケースを持っていけるので防寒着などを沢山パッキングしました。

なんか締まりのない日記になってしまいましたが、明日からの日記は次回の記事にまわします。

それでは。

【ウプサラ留学day203~206】イスタンブール3人旅、安い、美味しい、コロナ差別。

前回の記事では長々と春学期スタートの様子を書きましたが、今回は2月20日から23日に行ってきたイスタンブール旅行について書いて行こうと思います。

もともとは同じ大学の人たちと4人で行く予定だったのですが、大学2の子が体調不良のため、3人旅になりました。

まずはいつものようにアーランダ空港にバスで移動。10時35分のフライトなので8時半頃にアーランダに到着。友人曰く今週はスウェーデンの学校等が休みらしく、木曜にも関わらずセキュリティチェックはとても混んでいました。

今回使うのはペガサス航空というトルコのLCC。過去2年に2回も着陸に失敗している航空会社です(笑)

3時間越えのフライトの往復で15,000円なのでなかなか安いのではないでしょうか。

10分くらいの遅れで飛行機は出発。昼をまたぐフライトだったので、初めて機内サービスを注文してみました。サンドイッチとオレンジジュースで800円くらい。このサンドイッチは予想以上に美味しくて、スウェーデンのコンビニで売られているものよりは美味しかったです。

30分遅れ位でイスタンブールに到着。天気はあいにくの雨です。

トルコはクレジットカードがスウェーデンほど浸透していないということなのでまずは空港で両替です。

両替をしたあとはSIMカードの購入。トルコはEU/EES圏内ではないため、スウェーデンで使っているSIMが使えないのです。

トルコは比較的物価が低い国ですが、SIMについては例外。プリペイドの10GBくらいのプランで4000円くらいします。まぁ10GBも使わないのですが、それより少ない容量のプランが売られていないのです。でも今回は3人旅のため、一人が購入してそれをテザリングして使うことによって一人当たりの負担は少なくすることができました。

市内まではバスで行くのですが、それなりに時間が掛かるみたいなので空港に入っているスーパーで飲み物を買うことに。

そしたらここでまず物価の安さに驚愕。一般的に空港のスーパーはずいぶんと高いのですが、ここではコーラが1本90円!これからの旅に期待が高まりますね。

結局スーパーでは500mlの水を買ったのですが、30円もしませんでした(笑)

空港バスは空港前のバス停から出てるのですが、横断歩道に信号などはなく、無秩序に人々が移動しています(笑)

350円くらいで市内の大きな広場「タクシム広場」まで行くことができました。イスタンブールは渋滞がひどいらしく、40分で行ける道を2時間掛けて移動しました。

そして皆運転が荒い!このバスもアクセルワークが荒すぎて思わず苦笑しちゃいました。 

広場からトラムの乗り場までは小雨の中徒歩移動。この時点で19時半ですが、多くの人で賑わっています。ただ数年前にテロがあった影響か、大きな広場には武装した警官がたくさんいました。

ここからトラムで泊まるところの近くまで移動。まずはイスタンブールカードというパスモのようなものを買って、そこにチャージをして使うようです。

そして20時過ぎにチェックイン完了。トルコはスウェーデンよりも2時間進んでいるため、朝から移動したのにもう夜です。

夕食は泊まるところの近くにあったトルコ料理屋さん「three partners cafe & restaurant」に来てみました。時間も遅いせいかお客さんは僕たちだけ。でもグーグル評価は300件近くあって星4.9なのでそれなりに期待できるでしょう。

おしゃれなプレート料理とビールを注文。ナンみたいなやつはお通しみたいな感じ(無料)で着いてきました。

料理はどれも美味しく、思ったよりもボリュームが少なかったので良かったです。

お客さんが僕たち3人しかいないのに店員さんは4人くらいいて、暇そうにずっと僕たちの方を見ていました(笑)

なにより面白いのが、ビールを頼んだら若造が店の外に出ていって、ビールを調達してきていたという事。僕は入口に背中を向けていたので分からなかったのですが、お店にストックしていないのでしょうか(笑)

食後はトルココーヒーとスイーツをサービスしてくれました。トルコは結構最後にサービスしてくれるお店が多いみたいです。思わぬ形で飲みたいと思っていたトルココーヒーと食べたいと思っていたスイーツを食べれて良かったです。

このスイーツをはパイ生地の中にはちみつが入っていて、めちゃくちゃ甘いのでコーヒーとよく合います。

スイーツとコーヒーを食べ終わったら「もっといる?」とか言ってくれて、とにかくホスピタリティの高い店員さんたちでした。疲れている中、落ち着いた店内で面白い店員さんたちと食事が出来て良かったです。

これだけ食べてひとり1400円なので、スウェーデンと比べたら安いですね。まぁこのお店はイスタンブールの中では少し高いお店ではあると思いますが、それでも良い経験が出来ました。

そうそう、これだけサービスをしれくれたからチップでも要求してくるのかと思いきや全くそんなことはなく、その代わりに「グーグルのレビューよろしくね」とお願いされました(笑)

それでも全然強制的な感じではなく、終始優しい店員さんたちでした。

今日は移動で疲れたので早く寝るかと思いきや、2時間の時差のせいで全然眠くならず、結局イスタンブール時間の2時くらいまで起きていました。そして翌日。。。

調べてあった乳製品店で朝ごはんを食べるため、8時に起きようと決めて寝たのですが、僕が起きたのは8時15分。寝すぎてしまったと思ったら、大学3の子は更に寝すぎていて、大学1の子が8時半頃に起こしに行くと「ニャー」と言って目を覚ましたものの再度眠りについてしまいました(笑)

ということで大学1の子と二人で朝食を食べに行くことに。泊っているところからは歩いて15分くらいなので朝の良い散歩です。

これがお目当てのお店「Borisin Yeri」です。

店内はこんな感じでいかにも地元感漂う良い感じの雰囲気のお店です。

メニューを見ているとお店の人がおすすめを教えてくれて、その中から選んだのがこちら。フランスパンは注文しなくても出てきて、フランスパンの左に写っているのが名物のカイマックというもの。フランスパンにはちみつと一緒に付けるととっても美味しい!

イギリスのアフタヌーンティーでスコーンに付けたクロテッドクリームと似た感じでした。

右のスクランブルエッグみたいなやつは何かの味付けがされていて、何かは分からなかったのですが、半熟でとても美味しかったです。

それと僕はホットミルクも注文。ふつうの牛乳ですが、はちみつが入っていて美味しかったです。

値段は一人当たり450円。これでお腹いっぱいになれるのは嬉しいですね。

お店の近くにチェックしてあったパン屋さん「Çolakoğlu Simit」があったので、大学3の子の朝食も兼ねて買って帰ることに。

美味しそうなパンがたくさん並んでいます。

ショーケースの反対側では窯を使って目の前でゴマが付いたプレッツェルのようなものを焼いています。

このお店はそのプレッツェルのような物が焼き立てで食べられるということで定評があるので、焼いている店員さんに1個くださいと言ったら窯から出したやつを直接渡してくれて、それを会計の人にパスしてくれと(笑)なかなか面白い連携プレイで成り立っています。

これがそのプレッツェルのようなもの。ほかほかでとても美味しかったです。

驚いたのは値段。このプレッツェルのようなものの他に、チョコパンとクリームパンみたいなやつも買い、全部で3つのパンを買ったのですが、全部で80円くらいでした。思わず会計時に値段を聞き返してしまいました(笑)

スウェーデンにもこんな値段のパン屋が近くにあったらなー(笑)スウェーデンはまずパン屋がないですからね。

今日の天気はこんな感じで、太陽が出たり隠れたりといった感じです。気温は一桁くらいで、東京の冬と同じくらいでしょうか。

まず最初に向かったのは「Grand Bazaar」。ここは大きな屋内市場で、洋服からアクセサリー、ランプなど様々な物が売られています。

建物は立派で、こんな感じの道が何本もあるので確実に迷子になります。

そしてイスタンブールは偽物のブランド品がたくさん売られていて、ここにいると法律とはなんなんだろうと思ってしまいます(笑)

大学1の子と3の子はグランドバザールで少しお買い物をし、次に向かったのはこのカフェ「Peyk Away Coffee」。ホテルに併設されているカフェでとてもおしゃれな感じです。

ここではアメリカーノ(240円)のみ購入。まぁ味は普通でしたが、ホテルの綺麗なレストランのトイレを使えたので良しです(笑)

カフェで一息ついた後はランチ!トルコと言ったらケバブということで、評価の高いケバブ屋さん「Şehzade Cağ Kebap」に来てみました。

丁度4人席が空いていて、待つことなく入ることが出来ました。

1階ではこんな感じでケバブを焼いています。美味しいこと間違いなしですね。

このお店はこの串刺しケバブが名物!これとサラダやヨーグルトをトルティーヤに挟んで食べます。

とーっても美味しい!時系列がおかしくなるけど、今回の旅で一番美味しかった!ケバブに炭火焼きの味がついていて、トマトの少し辛いペーストとヨーグルトの酸味が完璧にマッチ!これならいくらでも食べられそうです。

皆でシェアして食べて、一人当たり600円!大満足のランチでした。

ランチの後は甘いもの、ということで「Vefa Bozacisi」というボザの専門店に来ました。

ボザとは麦芽を用いた発酵飲料のことで、とろみのある少し甘い飲み物です。

店内は歴史の漂う感じで、売られているのはボザのみです!

コップ一杯に入って一つ100円です。飲み物かと思いきやとろみがかなり強く、皆スプーンで食べていました。

ほんのり甘くて健康スイーツって感じでとても美味しかったです。

このお店の向かいには大きな鍋で豆を煎っているお店があって、多くの地元客がその豆を買ってボザに入れて食べていました。他店の商品を持ち込んで組み合わせるなんて素敵(笑)

それで「トライしてみたいね」とか話してたら隣りに来た若いカップルが「トライする?」って聞いてくれて豆を少しもらうことが出来ました。

たしかにボザだけで食べるよりも味にまとまりが出て美味しかったです。

全く知らない人に話しかけてくれるなんて素敵な国民性だなーと実感しました。日本ならいろいろ考えちゃって結局話しかけずに終わっちゃうことって多いなと。

ボザを食べた場所から30分くらい歩いて再び中心部の方に戻ってきました。トルコと言ったらイスラム教で、モスクを訪れない訳にはいきません。

ここは「スルタンアフメト・モスク」というモスクで、ブルーモスクと呼ばれています。恐らくこのモスクがイスタンブールで最も多くの観光客が訪れるモスクだと思います。

残念ながら大規模な工事が行われて、ほとんどの部分の天井は写真のように工事用の骨組みに覆われてしまっていました。

一部だけ骨組みがないところがあって、そこはこんな感じで圧巻の壁面絵画がなされていました。

モスク内は土足禁止のため靴下で入るのですが、扉が開きっぱなしなのでとにかく冷える(笑)数分で退散です。

これが今出てきたブルーモスク。

そしてそれに向かい合う位置にあるのがこれから行く「Ayasofya Müzesi」というモスク。このモスクは外観がピンク色でかわいらしい。

このモスクは入場料が1400円もしたけど、靴を脱がずに入れるので良き(笑)そしてこっちも工事が行われていました。

このモスクはところどころにキリスト教に関係する絵が描かれていたりして何事かと思って調べたら、昔は教会だったらしく、それを塗り替えて現在のモスクにしたのだそうです。

今は博物館として使われていて、実際には使われていないのかな。

どちらのモスクも世界遺産に登録されているようです。

じっくりとモスクを見て回った後はコーヒーブレイク。モスクの近くにあるおしゃれそうなカフェ「Poiká Coffee」に来ました。

若者を中心に賑わっています。

アメリカーノは飲み飽きてしまったので、ゼブラモカ(340円)という物を頼んでみました。2ショットのエスプレッソにホワイトチョコレート、ビターチョコレートを混ぜたものらしく、まろやかな舌触りでとても美味しかったです。

これで340円ならとてもお得。

カフェでゆっくりしたあと、大学1の子と3の子は再度バザールで買い物をするということだったので僕はスーパーでお水を買って一旦宿に戻ることに。

宿に帰るとこんな綺麗な夕日が見えたので、近くの海辺に急いで向かうことにしました。

言葉を失いますね。

しばらく海沿いを散歩して日が落ちるのを楽しみました。

皆が買い物から帰ってきた後は夕食を食べに「Balkan Lokantası」というロカンタ(大衆食堂)に来ました。

自分で食べたいものを選んで会計するシステム。安くてボリュームのあるトルコ料理を楽しむことができます。

どの料理も美味しそうで、沢山頼んでしまいました。でもこれだけ頼んで530円という安さ。

左上に写っているのはayranというトルコの国民的なドリンク。ヨーグルトに塩と水を混ぜたものだそうで、ayranを注文すると店員さんも嬉しそうに持ってきてくれました。

が、しょっぱい!しょっぱすぎて半分位残してしまいました(笑)なんでトルコ人はこれを好んで飲むんだろう。

最後にお皿を下げてもらうときにayranが飲み切れないと言ったら店員さんはこれまたニコニコしながら持っていってくれました(笑)たぶん飲み切れない観光客が多いのでしょう。

右上に写っている茶色いのはドーナツを甘いシロップに漬けたスイーツです。フォークでドーナツを少し押すと、シロップが染み出てくるほどひたひたになっています。

これが悪魔的なおいしさ!胃もたれ確実な甘さですが、少し食べる分にはとても美味しいスイーツでした。

どの料理も美味しくて、トルコ料理は日本人に合う印象ですね。ayran以外は。

宿に帰ってきた後は近くにあるランプ屋さんでお買い物。大学1の子はこのランプを購入(笑)

でもそんなに高くなくて良い感じ。ただLCCでどうやって持って帰るんだろうかという疑問はある。←問題なく持って帰っていた。

僕はここでコップを一つだけ買いました。こないだコップを一つ割ってしまっていたのでちょうど良かったです。

その後はワインとチーズとオリーブで夜まで語らって就寝。

今のところ天気にはそこまで恵まれてませんが、それでも十分楽しめる街だなという印象です。とりあえず明日も1日観光できるので、今日観光してないエリア(新市街とアジア側)に行きたいと思います。

トルコ旅行3日目。今日はしっかり皆起床して、9時に出発。

朝食を食べるために事前に調べてあったお店を見つけることが出来ず、その近くにあった「ESPRESSOLAB」に入店。

店内はモダンな雰囲気で良い感じ。

注文したのはコーヒーと七面鳥のサンド、マーブルケーキです。これで710円なので、おしゃれな雰囲気のカフェにしては安いですね。

食べている間に店に入ってきたこの猫が何度も邪魔をしてきたのですが、それにしても可愛い。トルコは猫の街と言われるほど街中に猫がたくさんいます。

この猫は店員さんが餌をやっていたのでお店で飼っているのでしょうか。ただお店のキッチンには入らないでいただきたい(笑)

マーブルケーキはまずまずだったけどサンドイッチはとても美味しくて満足。というか食べ過ぎた。

イスタンブールには3エリアあって、昨日観光したのが旧市街。今日は残りの2つである新市街とアジア側を観光します。(旧市街と新市街はヨーロッパ)

まずは旧市街から新市街へ移動するために「ガラタ橋」という橋を渡ります。この橋の下にはレストランがたくさんあって、鯖サンドが有名みたいなのですが、お腹が一杯なので今回はパス。

土曜日だからか、橋の上では釣りをしている人がたくさんいました。写真に写っている人たちだけでなく、その奥でも沢山の人が釣りをしていました。

こんな寒い中釣りだなんて大変ですね。

新市街は少し雰囲気が変わって、これまた面白い散策が出来そうです。

このエリアはおしゃれなカフェが沢山あるそうで、大学3の子が調べてくれたカフェ「Coffee Brew Lab」に来ました。さっきカフェに行ったばっかだろって突っ込みは聞こえません。

確かにおしゃれな感じです。おしゃれなんだけどBGMがなんともお店の雰囲気とマッチしていないという面白さもありました(笑)

僕が注文したのはコルタード(240円)。コルタードとは少量の温かい牛乳で割ったエスプレッソのことで、以前から試してみたいと思っていました。

美味しかったのですが、量が少ないことを考えるとアメリカーノかラテを頼むかなという感想。でも経験出来て良かったです。

カフェを出た後は同じ通りのデザイナーズショップを数件見て回り、その後に来たのが新市街のショッピングストリート。

このストリートには洋服店などがたくさん軒を連ねていて、歩くだけでも楽しい雰囲気がありました。

この後はアジア側に移動して昼食を食べる予定だったのですが、既に13時で皆お腹も空いたので、このストリート沿いにあるロカンタのお店「Bereket Döner Beyoğlu Şubesi」で昼食を食べることに。

お腹が空きすぎて店内の写真とか撮るの忘れて食事の写真しかありませんでした(笑)

このボリュームで840円。これまた注文しすぎてしまいました。

左上に写っているのはサルマというトルコ式ロールキャベツ的な料理。お米や肉などがブドウの葉に巻かれていて、オリーブオイルにひたひたになって提供されます。

僕がオーストラリアでホームステイしたときのおばあさんがトルコ出身で、これを作ってくれたのが美味しくて、また食べたいと思っていたのです。

あのときは僕の英語力が低すぎてこの料理が何だか理解できずに食べてたのが懐かしい(笑)ぱっと見不味そうですからね。

これがそのおばあちゃんが作ってくれたときの写真です。このときは恐る恐る食べたけど、おばあちゃんのやつの方が美味しかったなー。

たらふく昼食を食べたあとはアジア側に連絡する船に乗るために港に向かいます。それにしても坂だらけ!猫も多いけどそれ以上に坂も多くて足腰が鍛えられます。

迷いながらも何とか港に到着。この港からは3種類の船が出ているみたいで、しっかりと整備がなされた港でした。

こんな感じで改札があって、トラムと同じようにイスタンブールカードを使って入場することが出来ます。

マイナーな路線なのか、船は小さめ。

でも中は意外と広くて誰も立つことなく全員が座れていました。10分くらいの乗船時間なのですが、中には売店が併設されいます。

アジア側に降り立つと一気に観光客っぽい人は減って、地元の人で賑わっています。

港のすぐ近くにはモスクが2つあって、その内の一つがこの「Mihrimah Sultan Cami」というモスク。

観光客向けではないため、静かにお邪魔させてもらいました。大きさは昨日行ったモスクほどではないですか、装飾が綺麗でとても整っている印象を受けました。教会とは違った雰囲気で、モスクにはモスクの美しさがあるように思います。

もう一方のモスクがこの「Yeni Valide Mosque」というモスクで、さっきのモスクよりは大きく、より多くの人が訪れていました。

中はこんな感じで、装飾の色使いが本当にきれいだなと思います。

モスクを見た後は、一息つきたいねということでこのカフェに来てみました。グーグルで調べたら違う店名だったので最近変わったのでしょうか。

2階席に通されたのですが、2回はこんな感じで面白い内装でした。地震がきたら崩れちゃいそうですが、デザインとしては素敵ですね。

頼んだのはザクロジュース(200円)。イスタンブールでは至る所で生絞りのオレンジジュースとザクロジュースが売られていて、名物的な感じでもあるので飲んでみたかったのです。

飲んでみると果実感があって、少し渋みがあるのがクセになる感じでとても美味しかったです。

カフェでしばらく雑談をした後は、バスに乗って南に20分の所にあるカディキョイというエリアに移動します。イスタンブールは車の運転がとにかく粗く、秩序の欠片もありません(笑)

バスも扉が閉まり切る前に移動したりと、スウェーデンでは考えられないような適当さです。まぁそれがトルコっぽくて面白かったりもするのですが。

バスを降りると一気に雰囲気の違う町に来た感じがしました。この写真だけ見たら完全にアジアの発展途上国って感じですね。まぁアジアですが。

このエリアには海産物が売ってたりレストランがあったりする市場通りがあって、東京にいるかのような人混みでした。

カフェが好きな僕たちは、またしてもカフェに行きます。ここで訪れたのは人が多い通りにある「Coffee Manifesto」。店内は激狭で、店前の席で皆コーヒーと会話を楽しんでいます。

僕はラテ(190円)を注文。特段美味しいわけではないですが、安いので良し。ただ流石に夕方に差し掛かっていたので外は寒かったですね。。

18時前となり、そろそろヨーロッパ側の旧市街に戻らねばという事で港に向かおうとしたのですが、この通りは地元の人たちでごった返していました。この絵だけ見たら「TOKYO!」と言っても一見見分けがつかなさそうですね。

カディキョイというアジアのエリアからヨーロッパの旧市街への船は、さっき乗ったやつよりは大きく、乗船する人の数も凄かったです。

これまた船内には売店が完備。子どもがおねだりして、そのお父さんがお菓子を買ってあげていたのが可愛かったです。

30分弱乗船して旧市街に到着。ここから歩いてレストランにでも行こうと思っていたのですが、いきなり大雨に!雨が強すぎて写真をとることさえできませんでした。

ということで雨宿りがてら近くにあったケンタッキーに避難してきました。飲み物だけじゃ悪いと思ってビスケットも頼んだのですが、これでいくらだと思います?

なんと89円です。値段を見ずに注文したので会計時に思わず二度見してしまいました(笑)

そしてコーヒーを頼んだはずが紅茶になっていたのですが、ここまで安いともはやどっちでもいいですね。

雨が弱まったので行こうと思っていたレストランに行ってみたのですが、なぜか閉まってて、結局宿の近くにある「Mitara Cafe & Art」というレストランに来ました。

店内はとてもユニークな感じで、大きな犬が3匹もいました(笑)地下にはキッチンがあったりお風呂があったりと、店主のおばあちゃんはここで生活もしているそうです。

手書きのメニューを見せながら、「今日作れるメニュー」を一つひとつ丁寧に説明してくれました。

とりあえずビールで乾杯。トイレは地下にあるのですが、階段の近くに人見知りが激しい犬がいて、トイレに行くためにはおばあちゃんに犬を抑えておいてもらう必要があるのです。なんともクセが強いレストラン。。。(笑)

で、トイレに行って思ったのです「ここはクレジットが使えるのか?」と。なぜなら僕たちはほとんど現金を使い果たしてしまっているのです。

トイレから出てきておばあちゃんに聞くと、現金のみ、でも他の通貨でもいいとのこと。

そこで僕たちには終了のホイッスルです。とりあえずビール代だけ払ってお店をでることに。ぎりぎり払えるだけの現金があって良かったです。

が、そこで気付いたのが明日の事。「空港バスは現金だけじゃない?」と。さっき払ったビール代でちょうどバス代が消えてしまったのです(笑)

クレジットカードで払えないかとかタクシーを使うかとか色々調べて、とりあえず夕食を食べる事に。ただ僕はお腹が空いてなかったので宿に残ることにしました。

とりあえず色々なパターンを考えて、明日に備えます(笑)

5時半に起床して、面倒臭いから配車アプリでタクシー呼ぶかってなったのですが、高速道路料金とかは別料金ってなって、それを払える現金がないってことでボツ。

おとなしく当初のプランで空港バスが発着するカディキョイに向かうことに。

駅構内は意外と安全そうな雰囲気。

とりあえず空港バスの発着する場所について、まず一つ目の案である「クレジットカードでチケットを買えるかを聞く」を実行。→現金のみ(笑)

そして次の案である「ATMでキャッシングをする」を実行。バス停の近くにあったATMではキャッシングが出来ず焦る我々(笑)

以前キャッシングの方法を調べたときに「PLUS」のマークが付いていればキャッシングできると書いてあったのを思い出し、大きな銀行に併設されているATMを発見。そしてそのマークを確認。

そして歓喜のキャッシング成功です!(笑)因みにこれが僕にとって初めてのキャッシングでした。締め日が近かったおかげか、意外と利子が少なくて空港の両替よりもお得でした。

30分おきに発車しているバスがちょうど出てしまったので、行きたい思っていたチェーン店のパン屋で朝食を購入。

アメリカーノは美味しくなかったのですが、このソーセージパイがとても美味しくて思わず笑顔がこぼれました。

こういう惣菜パンってヨーロッパであまり売られていないので、日本を思い出した感じがしました。

6時半に宿を出て、8時半に空港バスに乗り込むことができました。既に2時間が経過(笑)

フライトは12時35分なので、時間には余裕があります。とはいえ、イスタンブールは渋滞が凄いと全くバスを動かなくなるので、あとは渋滞がないのを祈るだけです。

行きは渋滞で1時間半かかったのが、今回は休日の朝ということもあり、40分で到着!これで皆一安心です。

サビハ・ギョクチェン国際空港は入口でセキュリティチェックがあるため、見送りに来る人などもセキュリティチェックを受ける必要があります。

そして空港内は思ったよりも綺麗で、外資系の飲食店が多く入っていました。

フライトまで時間があるので、カフェでゆっくりすることにしました。朝早くから疲れたのでね。

カフェラテを頼んだのですが、スチームドミルクの泡が荒すぎません?(笑)コーヒーに詳しくない僕でも見ただけで美味しくないって分かりますよこれは。うん、美味しくない。

飛行機のスポットはメインの場所から少し離れた所。地上階のスポットなので、沖止め用のスポットでしょうか。

バスで飛行機のあるところまで移動。帰りも行きと同じくペガサス航空です。

今回はたまたま前から6番目の席に配置されていました。

いつもはエンジンの後ろなのでこうやってエンジンの前が見えるのは新鮮ですね。そしてこころなしか飛行中に聞こえるエンジン音も違う気がしました。

因みにフライトは1時間弱遅れて出発。

約3時間飛行して、ようやくストックホルム周辺の島々が見えてきました。やっぱりスウェーデンはいいですね。

アーランダ空港に到着!イスタンブールがずっと曇っていたこともあって、ストックホルムの晴天が余計にスウェーデン愛を高めてくれます(笑)

いつものように空港からはウプサラバスに乗ってウプサラに帰ります。15時過ぎでまだまだ太陽が高い位置にあることは、スウェーデンの冬が終わったという事を感じさせますね。

そうそう、3日目の夜に皆でスーパーに行ったら女性3人組が「Excuse me!」と大きな声で言って僕たちの前を通ったのですが、そのときに口を覆いながら彼女らの内の一人が「コロナ」と言っていて、聞こえるように言ったのか知りませんが、ずいぶんと残念な気持ちになりました。

調べてみるとこういった「コロナ差別=アジア人差別」が各国で頻繁しているみたいで、これからの旅程を慎重に考える必要があるなと思いました。

初めてこういう経験をしたのでびっくりしたのですが、これを機会に差別する側の心理というのも考えてみたくなりました。

もしかしたら中国人と思って差別してきたのか、あるいは単にアジア人だから差別してきたのか、どちらかはわかりませんが、世界にいる中国人はもっと大変な思いもしているだろうなと思うと悲しいですね。

今回のコロナウイルスによる世界への影響はひょっとしたら、ウイルス自体の影響よりも、こういう差別による心理的影響の方が多いかもしれませんね。

ナショナリズムが高まる世界において、改めて国境・人種を超えた友好関係はどうあるべきかについて考えていきたいと思いました。

皆さんはどう思いますか。是非コメント欄で教えて下さい。

では、今回のイスタンブール旅行記はここまで。イスタンブールは基本的にはとにかくホスピタリティにあふれる街で、料理も美味しく価格も安い最高な街でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【ウプサラ留学day168~202】春学期スタート、留学も後半戦へ

前回はバルセロナ観光から帰ってきたところでした。今回は1月15日から2月19日までに起きたことを記事にしたいと思います。

本当はもっと細かい記事にしたかったのですが、春学期が始まりブログを書く時間がなかなかとれずにいたら1か月も経ってしまいました(笑)

今日は1月19日(日)で、明日から新学期の授業がスタートします。部屋の窓から外を眺めたら、ちょうど退寮をすると思われる人が友人に見送られながら歩いていました。僕もあと5か月で帰国ですが、どんな感情で帰るのでしょうか。

最近の趣味はフログスタ(住んでいる地域)周りの散歩です。1月は快晴の日も多く、日の入りや日の出はとても美しい時間帯です。まぁ日の出のタイミングはたいてい寝ていますが。

今日の夕食はこの冷凍骨付きチキンを使おうと思います。これは1000 g入って400円くらいだったと思います。

塩、胡椒、醤油、オレガノで味付け。オレガノを入れたのは単なる気分で、特にこれを入れたからどうなるとかは知りません(笑)

数十分オーブンで調理して完成!かなり良い感じに焼きあがりました。日本でオーブン料理をしようと思うとそれなりに大掛かりな料理になりますが、ヨーロッパではずいぶんと頻繁にオーブン料理をする家庭が多い気がします。

これは翌日(1月20日)の昼食。今日から授業が始まりますが、授業と言ってもオープンレクチャーという物で、直接的には授業と関係のないものです。

スーパーでカーボロネロ(黒キャベツ)が安くなっていたので、カーボロネロと昨日のチキンをガーリックパウダーで炒めたパスタを作りました。カーボロネロは栄養価を豊富に含んでいるみたいなので冬の栄養不足にはばっちりです。

そしてオープンレクチャーは18時から、ウプサラ大学のメインビルディングで行われます。

このビルディングを使うのは3回目くらいで、いつ来てもその豪華さには驚かされます。

レクチャーは2時間あって、内容はサステイナビリティに関すること。レクチャラーがすごい独特な人で面白かったです。

帰宅後はお腹が空いているので簡単な夕食作り。ピュッティパンナと呼ばれるスウェーデン料理の冷凍があったので、それにケールを入れて炒めてみました。10分くらいでできる簡単料理です。

1月21日(火)、今日が本当の最初の授業です。サステイナビリティに関する授業で、教授が教鞭をとるのではなく、博士の学生などが運営する授業でとてもユニークで面白そうです。

日本ではサステイナビリティを学ぶ機会がほとんどありませんでしたが、スウェーデンに来てサステイナビリティに関する意識が高まり、今学期はこの授業をとることにしました。スウェーデンにいると不思議とサステイナビリティを考えさせられるようになるのはなんでなんでしょうか。至る所でそういった言葉を見かけるからでしょうか。

写真はスーパーで安くなっていた焼きそば。一個120円くらいで日本食を食べられるのは嬉しいですね。日清に感謝です。

1月22日(水)、今日の昼食は冷凍してあった挽肉を使ってオムレツを作りました。卵で巻いても巻かなくても味は一緒なので、スクランブルエッグっぽくして添えてみました。材料からして美味しくないわけはなく、とても美味しく出来ました。

これがサステイナビリティに関する授業を主に受けるキャンパス。寮からは比較的近いのですが、最寄りのバス停からは遠いので少し不便な位置。そしてここでの授業が終わるのは20時で、その時間帯になるとバスが1時間に1本くらいしかないため歩いて帰るしかありません。まぁ歩いても20~30分くらいなのでいい運動にはなりますが。

平日はそれなりに忙しく、あっという間に1週間が過ぎてしまいました。 

1月25日(土)は久しぶりに同じ大学の人たちで集まって夕食会をしました。前回合ったのは12月前半なので1か月以上集まっていませんでした。

今回はうどん作りをしました。日本でもやったことがないうどん作りをスウェーデンで初めてするという不思議さ。

そして大学2の子が持ってきてくれた日本酒。日本では日本酒を飲んだことがなかったのでこれも初めての体験です(笑)

肝心の完成したうどんを撮り忘れてしまいましたが、少ししょっぱくて太めのうどんが完成しました(笑)手作り感があって美味しかったです。

翌日はコリドーメイトの中国人二人を誘って行ってみたかったカフェ「Kafferummet Storken」でフィーカ。

14時半に行ったら日曜日ということもあって大賑わいでした。何とか空いている席を見つけて着席。

カウンターに行って注文したのがこのお店の名前を冠したチョコレートケーキとコーヒー。ケーキにはクリームかアイスを付けることができたのでアイスをトッピング。無料でトッピングできるのは有難いのですが、カロリーは容赦なく付加されてしまいますからね。

日本のケーキほどではありませんが、それなりに美味しかったです。1時間半ほどたわいもない話をしてました。中国人との会話は、文化的に似ている所が多いためかとてもスムーズにできます。

カフェを出た後は彼らが良く買いものをするという「Asian lives」というアジア系の食べ物が売っているスーパーについていきました。日本食も結構売られていてびっくり。ただ値段は日本で買う場合の3倍くらいするので我慢ですね。

その日の夕食はアボカドパスタを作ってみました。使わなきゃいけないアボカドがあったので入れてみたのですが、予想以上にパスタにマッチしませんでした(笑)ただガーリックパウダーを入れたので味は次第点です。

日記ブログは編集するのがだいぶあとになってしまうので、Google フォトで自分が撮った写真を見て思い出しながら書くのですが、1月27日にはとうとつにバナナの写真がありました(笑)

これはあれですね、いつものスーパーICAで安くなっていたバナナを買ったよって写真ですね。小さめのバナナですが、これで75円ほどでした。スウェーデン人はなぜかバナナをよく食べています。

因みにこっち向きに撮ったバナナの写真もありました。あなたはどっちが好み?(笑)

この日は新しくネーションの登録をしに行きました。先学期はV-dalaネーションというネーションに入ったのですが、今学期はSnerikesネーションという火曜夜のクラブで有名なネーションに入りました。というのもコリドーメイトでこのネーションに入っている人が多いので、V-dalaにいて何もコミットしないよりはSnerikesに入った方がいいかなと。

ネーションというのは学生団体みたいなもののことで、各ネーションがパブやクラブ、カフェを運営していたり、奨学金、住居の提供をしたりしています。

午後の授業の帰りのバスを待っているときに撮った写真。なんかバランスが良くて良い感じの写真。この木に緑の葉がつくのが待ち遠しいですね。

夕食はご飯と目玉焼きだけ作って、母が持ってきてくれた無印のパウチのカレーで済ませました。美味しい。

1月28日(火)の夕食。余ってたごはんを使ってチャーハンっぽいものを作ってみました。といっても調味料は塩と胡椒、ガーリックパウダー、オリーブオイルだけ(笑)まぁ中華な味は全くしませんが、暖かいごはんってだけで美味しいです。

1月29日(水)。毎週水曜日は授業が20時に終わり、そこから歩いて帰宅なので夕食を作るのが非常に面倒。ICAでレバーペーストを買ってあったので、帰宅時にCOOPによってフランスパンだけ買って帰ることにしました。

ということで今日の夕食はこれ(笑)母が持ってきてくれたスープとレバーペースト、そしてさっき買ったフランスパン。鉄分を摂取していなかったので、ちょうど良かったです。

これは1月30日(木)の夕食。ブルーチーズを入れたらいつもとは一味違うトマトパスタになりました。

というか日々の日記を書いているつもりが食日記にしかなっていない(笑)というのも普段の会話ってメモしてないし写真も撮っていないから、こうやって振り返っているときに思い出せないんですね。一先ずこんな感じで続けて、出来るだけ今(2月25日)に近づけるようにしよう。

1月31日(金)。今日は夕方に「Carolina Rediviva」というウプサラ大学のメインの図書館に来て勉強。ウプサラ大学は授業数が少ない代わりにリーディング課題が多いため、それをこなすのに必死です。

ただここの図書館は開放的過ぎて、僕には合いませんでした(笑)

その日の夜は大学3の子とVärmlandsネーションのクラブへ。部屋でプレドリンクしてから23時半くらいに行ったら行列が。。。

スウェーデン人は元気だなーとか思いつつ、1時間弱待ってやっと入場。

この写真は丁度ライトが照らされているときなので明るいですが、実際はチカチカしています。

日本でクラブと言うとイケてる人が行ってて少し危ない印象がありますが、スウェーデンのクラブはそんなことはなく、ただただ楽しむ場所って感じでいいですね。

1時間弱楽しんで、バスで帰宅。寮の前を歩いていたら同年代くらいの酔っぱらいが「寮へ入れてくれ」とか言ってきて、結構ヤバい感じの人だったんですが、何とか追い払いました(笑)

2月1日(土)。この日は他大からウプサラ大学に留学している友人の誕生日会がありました。今学期は同じ授業をとっているので誘ってもらって参加してきました。

今まで他大の日本人とのコミュニティを広げてこなかったので、この誕生日会を通してたくさんの知り合いが増えました(笑)

そしてこの料理は誕生日の人が自分で作ったもので、最初は凄すぎてケータリングサービスを頼んだのかと思ってしまいました。どれも美味しくて感動です。

誕生日会にはスウェーデン人も来ていたのですが、何人かは日本語を流暢に話す人で、将来は日本で働きたいと言っている人もいました。でもスウェーデン人は絶対スウェーデンで働いた方が良いと思う(笑)労働環境が絶対に合わない気がする。

2月2日(日)。今朝は雨上がりでいい天気になりました。この日は何をしていたんでしょうかね。最近はリーディング課題で一杯一杯です。

そういえばもう1年の12分の1が終わったかと思うと、時間が流れる早さに驚かされます。

2月3日(月)の朝ご飯。いつものICAスーパーで売っていたマンゴーを食べてみました。一つ120円くらいで売られていて、マンゴーの皮は黄色ではなく緑のやつでした。でも食べてみると凄く甘くて美味。優雅な朝です。

今日は予定がないので、久しぶりにIKEAに行くことにしました。

バスの定期があるので快適にIKEAまで行くことが出来ます(笑)自転車だと30分くらいかかるので。

やっぱりIKEAに来ると留学序盤のことを思い出しますね。あの頃は大変だった!

特に何かを買うために来たというわけではなく、勉強をしに来ました。

IKEAはメンバーだと平日コーヒーが無料なので、今回の場合はセムラ(写真に写っているスウェーデンのスイーツ)代だけで長居することが出来ます。カフェ時間帯は全然誰も利用していないので、気兼ねなく勉強が出来ます。

家に帰って夕食作り。ICAに行ったら鶏肉が安くなっていたので、もともと買ってあった冷凍野菜を入れて炒め物を作ることに。スウェーデンは鶏肉が高いので、半額になってると悩まずにカゴに入れてしまいます。

ご飯も炊いて、味噌汁はインスタントのやつを使って、日本にいるときみたいな食事が出来ました。完全にご飯を炊きすぎてしまってお腹がパンパン。

取り敢えず醤油を使えば食事は美味しくなるのは間違いありません。

2月4日(火)。今日は朝9時から特別レクチャーがあります。教室はいつもの場所ではなく、駅の裏にある施設。ずいぶんと派手な外観の建物です。

起業を支援したりする団体がレクチャーをしてくれるのですか、コーヒーやスナック、フルーツの提供があったりと、至れり尽くせり。

レクチャーの内容は特に目新しい事ではなかったのですが、良いリスニングの練習にはなりました(笑)

2月5日(水)。前日の夜に雪が降って少し積もりました。

といっても例年のスウェーデンはもっと積もっているはずなので、少し寂しい冬ですね。

この写真はなんでしょうか。あれですね、最近パンにブルーチーズをのせてオーブンでトーストするのがマイブームだよっていう写真ですね。

スウェーデン含めヨーロッパの国々はチーズが安いので気軽に料理に使うことが出来ます。

2月6日(木)。この日は午後に大学1の子と3の子と一緒に、ずっと行きたいと思っていたウプサラの外れにあるカフェ「The Broker Coffee Roastery & Coffee Bar」に来ました。

近くにはウプサラ農業科学大学があるため、そこの大学生向けのカフェですが、グーグルの評価が高いので行ってみたいと思っていたのです。

店内はこんな感じで植物が置いてあったりしていい雰囲気です。

アメリカーノとケーキで900円弱なので少し高めですね。

アメリカーノは凄いユニークな味で、僕はあまり好きではありませんでしたが、ケーキはとてもしっとりしていて、甘さ控えめで美味しかったです。ただ、リピートはしませんね。何より16時までしか営業してないのが痛すぎる。

カフェの周りには農業科学大学(SLU)のキャンパスが一面に広がっています。ここまではバスで来たのですが、今まで通ったこともない道ばっかりだったので面白かったです。

カフェの帰りにそのままフログスタを通り過ぎて、大きなスーパーで買い物をしました。このパスタが5個で300円弱になっていたので購入。このメーカーのパスタはやっぱりICAのプライベートブランドのパスタよりは美味しいのでお気に入りです。これで当分はパスタを買う必要はなさそうですね。

今日は新しくなったコリドーメイトとの初めてのコリドー会です。僕のコリドーは皆で夕食を作るわけではなく、ただ近くの店に食べに行くというスタイル。

今回はいつもとは違うピザレストラン「Capri」にきました。寮から歩いて5分という好立地。

注文したのはケバブロール。サラダバーとドリンクバーがついて1300円くらいだった気がします。スウェーデンではまぁ普通な価格ですね。

12人中10人が参加して、いろいろと話すことが出来ました。

帰宅した後はコリドーでトランプゲームをして盛り上がりました。今学期はコリドーメイトとの交流を深めていきたいなと思っているので良いスタートが切れたと思います。

2月8日(土)。今日は何も予定がないので理系のキャンパスに来て勉強。土曜日でもキャンパスカードがあれば入ることができるので便利です。しかも全然学生がいない!

飲み物を持っていき忘れてしまったのでキャンパス内にある自動販売機で買おうと思ったのですが、高すぎる。

コーラ1本で270円くらいします。

まぁでも買うしかないです。カフェに比べれば安いもんです。

しばらく勉強した後は夕食作り。具だくさんのジェノベーゼパスタを作ったのですが、ジェノベーゼソースに火を入れ過ぎると黒っぽくなるよっていう失敗例ですね。まぁ味はたいして変わらないのでいいんですが。

2月9日(日)。お昼ご飯にソーセージを食べたのですが、なんでスウェーデンはパッケージにクセのある写真を使うんだろう(笑)

60円くらいで買った瓶のマスタードを添えれば完璧なランチの出来上がりです。ソーセージは大好きなのでこれだけで十分です。ただ予想以上にボリュームがあって、2本はきつかったですね。

この日の夕食はカレー。作り終わったところに丁度中国人男子がやってきたので、誘って一緒に僕の部屋で食べました。彼は大学院生なんですが、よくそれでやってこれたなってくらいの英語力で、僕も自分の英語力を気にすることなくゆっくりと会話ができるのです。

今回からお米の種類を変えて、おかゆ用みたいなやつにしてみました。他の日本人がこれが日本米に近いと言っていたので試してみたら、確かにお米が丸くてもっちりとしていて美味しかったです。ジャスミン米よりも安いのでこれからはこのお米を買おうと思います。

2月12日(水)。この日は久しぶりにEspresso Houseで勉強をしました。クーポンがあったのでチャイラテを頼んだのですが、ここのチャイラテは甘すぎる(笑)

スウェーデン人は本当に甘いのが好きなんだと思います。

2月17日(月)。ごま油を買ったよっていう写真ですね。こんなに小さなごま油で350円くらいしました。でもごま油は味が強いのでこれさえ入れればアジア料理っぽくなるかなと思って。まぁ自分への誕生日プレゼントということにしましょう(笑)

昼ご飯に早速ごま油を使ってチャーハンっぽいのを作ってみました。

いつもとは違う風味で美味です。

そしてこの日は部屋の模様替えもしました。最近は日の出が早くなってきたので、ベッドを窓の方に移動して、太陽で起きれるようにしました。(実際はそれでも起きれない)

2月18日(火)。昼ご飯にトマトリゾットっぽいのを作ってみました。パスタ用のトマトソースをそのまま使うだけで完璧な味付けになるのでとても便利です。そしてチャーハンに比べて粘性があるので冷めにくい!

この日はストックホルムに留学している友人が、僕の誕生日を祝うためにウプサラにやってきてくれました。

ウプサラ中央駅でお出迎えをし、そこから歩いて15分くらいのところにあるカフェ「Ofvandals Hovkonditori」にやってきました。このカフェは大学3の子がおすすめしてくれたカフェで、今回が初めてです。

店内はおしゃれな感じで、1か月前に行ったリンネカフェと雰囲気が似ています。

コーヒーとザッハトルテのようなチョコレートケーキを注文。店員さんから「学生ですか」と聞かれ、「そうです」と答えると学生証も見せずに15%引きになりました。とても親切な店員さんです。合計で700円ほどなので、標準的な価格ですね。でもこのコーヒーはお替り自由なので長居するにはいいですね。

ケーキは小さいのですが、チョコレートのコーティングが分厚く、とーっても重い感じ。今まで食べたスウェーデンのケーキの中ではトップ3に入る美味しさですが、最後まで食べ切れずに友人にあげました(笑)

この日は夜に誕生日会をやる予定だったのですが、いろいろあって中止となり、夜は大学1の子が働いているネーションのパブに行くことにしました。 

開店直後にいったのでお客さんは少ないですが、帰る頃にはほぼ満席になり、スウェーデン人で溢れかえっていました。

取り敢えずストックホルムの友人には来てもらっているので、帰宅後は二人でピザを焼いて飲み会。お互いの近況報告をし合いました。

大学1の子はパブでのシフトが終わったら来てくれるとのことで、1時くらいまで待とうと思ったのですが、二人なので話のネタも無くなり、23時ごろからは英語縛りをかけて日本人同士でずっと英語を使って会話していました。

ただここで気付いたのが、少しではあるけど英語力があがっているという事。友人とは日本でも学科が同じだったことから一緒に英会話の練習をしていたのですが、お互いに会話のスピードや質が向上した気がします。まぁそうじゃなきゃ困るけど(笑)

で、1時過ぎになって大学1の子がやってきて、そこからさらに飲んで、朝の5時までずっと世間話を続けていました。

ストックホルムの友人はこの日の10時くらいのバスで帰るので、少しだけ寝て、お見送り。

なんだかんだで楽しい誕生日会が出来ました。

2月19日(水)。この日は何も予定がないと思って過ごしていたら、大学3の子から夕食の誘いが。どうやら僕たちの2年前にウプサラに交換留学に来ていた方がウプサラに旅行に来ているという事で一緒に食事をさせてもらうことにしました。

Gotlandsネーションは夜にレストランっぽいのを営業していて、そこでハンバーガーを食べました。

学生の運営するレストランなので色々ガバガバですが、楽しいひと時を過ごせました。

ここでハンバーガーを食べた後は大学1の子が働いているネーション(昨日行ったネーション)に行き、話の続きをしました。

とても気さくな先輩で、残りの留学生活で参考になることが沢山ありました。

家に帰ったのは23時半ごろで、急いで就寝準備。というのも、明日から大学1の子と3の子と一緒にイスタンブール旅行をするのです。本当は大学2の子も来る予定だったのですが、体調を崩してしまったみたいで、今回は3人旅です。

まさかイスタンブールに行けるとは思っていなかったでテンションが上がります。

イスタンブールでは3泊するので、これまた濃い旅になりそうですが、その様子は次回の記事に書きたいと思います。

とここまで非常に薄い日記を書いてきましたが、これで現在にだいぶ近づくことができたので、あとはできるだけ早くイスタンブールの記事を書いて、これからはもっと濃い内容の日記を書きたいと思います。

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。